第13話 遊びに勝る勉強なし
小説【18禁惑星ちきゅきゅ】第13話 遊びに勝る勉強なし
2人がプレアデスに来てから、もう3か月が経とうとしていた…
イタオ「プレアデスは居心地が良いから、ついつい長居してしまうよな〜」
ズラ子「うん。でもあまり甘えてばかりでは迷惑になってしまうから、そろそろ帰った方がいいかもね」
イタオ「そうだな… 父ちゃんの反抗期もそろそろ終わっただろうから帰ってみるか〜」
ズラ子「アンタが怒らせたんでしょ!ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ* )ゲラゲラ」
イタオ「でもその前に、まずはちきゅきゅに行ってみよう。みんなに会いたいからね」
2人はちきゅきゅの、いつもの場所に行くと、みんなが集まっていた。
…………………
ワイワイガヤガヤ…
みんな「イタオ〜! ズラ子〜! 」
イタオ「やぁ! みんな元気だったかい?」
みんな「しばらく顔を見せなかったけど、どうしたの?」
イタオ「ゴメンゴメン! 高飛びしてた!(笑)」
みんな「高飛び?」
イタオ「うむ… 父ちゃんの魔の手から逃れるためにプレアデスに潜伏してたんだよ(笑)」
ズラ子「悪いのはアンタでしょ!(笑)」
みんな「イタオは、いったい何をしたの?」
ズラ子「イタオのイタズラは、どれも18禁クラスだから知らない方がいいわ(笑) 教育上好ましくないからね。フフフ…(笑)」
みんな「何をしたんだろう… 興味津々…」
イタオ「そ、それより、みんなの方はあれから何か変わりはあった?(´∀`;)アセアセ」
イタオは、上手く話題をそらす事に成功した。
みんな「高橋君はとうとうクラスで1番になったわ!
他の子たちも、軒並み成績が上位に食い込んでいるしね」
ズラ子「みんなスゴイのね〜 イタオとは大違いね(笑)」
イタオ「オレだって少しは成長したんだぞ! 最近はみんなの名前も全員覚えたしね!」
すると、1人の男の子が話し掛けてきた。
ゲームクリエイターを目指しているあの子だった。
男の子「イタオ〜」
イタオ「やぁ! ジョーズ君」
男の子「ジョージだよ!」
イタオ「う… (^^;)」
ズラ子「(„ಡლಡ„)プッ」
ジョージ「ノーテンキ星では、現実でいくらでも冒険出来ると、この前言ってたよね?」
イタオ「うん」
ジョージ「もしも可能なら、ボクはノーテンキ星に行って冒険をしてみたいんだよ。今作っているRPGゲーム作りに役立つんじゃないかと思うから」
イタオ「ふむふむ… それはいいね! やっぱり何ごとも体験からしか学べないもんね」
ズラ子「(o^-^)o ウンウン♪ リアルの冒険は、迫力が全然違うからね〜」
みんな「あ! それいいな〜 ボクたちも行きたい!」
「私も行きたい!」
「俺も行きたい!」
「ボクも連れてって!」
その場にいる全員が、行きたがった。
イタオ「一度に全員は宇宙船に入りきれないから、4人づつにしようか? RPGゲームも4人パーティが多いしね」
みんな「うん! それは面白そうだね! リアルさが出ていいかも!」
ズラ子「(o^-^)o ウンウン♪ それはいいね!」
みんな「どうせなら、ジョブも決めようか!」
「賛成〜♪ その方が本格的だね!」
「じゃあボク勇者やりたい!」
「それなら私は僧侶やる!」
「じゃあ俺は戦士でいいや!」
ワイワイ… キャピキャピ…
……………………
ズラ子「みんな楽しそうに決めてるわね♪」
イタオ「うん! ちきゅきゅでは、現実で冒険をする機会なんて滅多に無いだろうからね〜」
ズラ子「子供は遊んでいる時が、一番楽しいし、イキイキとしてるもんね♪」
………………………
みんな「イタオ〜」
イタオ「ん?」
みんな「イタオのジョブ決まったよ!」
イタオ「オレは何? 勇者? それとも賢者?」
みんな「あそびにん!」
ズラ子「それピッタリだわ! _/\○ノ″ギャハハハハ♡」
イタオ「(||๐_๐)il||li .。oஇ」
つづく…