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詩集『最後の時』  作者: 風並将吾
3/7

混乱少女

テレビから流れる音声

突然の終わりが告げられる

今の何かの聞き間違い?

世界が終わるなんて嘘だよね?


まだ恋もしてないのに

いきなりそんなこと言われても困るよ!

もっとたくさん楽しみたいの!

誰か嘘だって言ってよ!


どうやら信じてない人も居るみたい

だけどこんなの嘘とは思えない

嘘であって欲しいのに

ああもうなんだか訳分からない!


学校行っても仕方ないのに

気付けば足は通学路を歩んでいる

周りは阿鼻叫喚

私だって叫びたいの!


周囲から聞こえてくる喚声

世界の終わりが呟かれる

一体どうしたらいいの?

世界が終わるなんて嘘だよね!


まだ何もしてないのに

いきなりそんなこと言われても困るよ!

もっとたくさん生きたいの!

誰かどうにかしてよ!


どうやら何も出来ないみたい

だけどそんなの認められない

分かりきっていたことなのに

ああもうなんだか訳分からない!


何したって仕方ないのに

気付けば足は家へ向かっている

周りは既に混乱

私だって怖いの!


結局私は何も出来なかった


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