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46話 崖の上を調べよう


 家に獣人――ニャメナという女がやって来た。

 プリムラが街で雇った彼女の護衛だと言う。やはり若い女1人では、色々と嫌がらせやセクハラが多いようだ。

 彼女がニャメナに夕飯をごちそうしたいというので、俺がシチューを作ってテーブルに並べたのだが――。


「なんじゃこりゃ、白いスープ?」

 見たこともない白い煮物に、ニャメナは目を見開いている。

 今日のパンは、プリムラの店で売れ残った街で売っている堅いパンだ。


「美味いのにゃ~」

「美味しいよね」

 ここにいる皆は、すでにシチューを経験済みだ。


「小麦粉と牛乳で煮たんだよ。だから白いんだ」

「牛乳で煮たって? そんなの食った事がないぞ」

「他の獣人も美味いと言っていたから、君の口にも合うと思うんだが……」

「うう……」

 ニャメナが恐る恐るシチューをスプーンで口へ運ぶ。


「う、美味い! 口の中でとろけるし、凄くコクもある!」

 得体の知れない白いスープが美味いと解った彼女は、次々と口へ入れはじめた。

 凄い食欲に、すぐに皿が空になりそうだ。


「おっと、酒を忘れていたな。飲むだろ?」

「ああ」

 カップにシャングリ・ラで買った一番安いワインを注いでやる。一番安い物でも、この世界では上等品らしいからな。


「うめぇ! おい、こんな上等なワインを飯時に飲んでいいのかよ」

 ワインを一気飲みした彼女が叫ぶ。


「ああ、俺達は飯時には飲まないのが多いからな」

「いやはや、悪いね」

 ――そう言いながら、ニャメナはワインを手酌でカップに注いだ。


「料理のおかわりいるか?」

「いいのか?」

「お客様だからな」

 ニャメナに、おかわりのシチューを盛る。


「私も!」

「ウチもにゃ~!」

 アネモネとミャレーが皿を差し出すが、プリムラはこれで十分なようだ。


「いや~、部屋は明るいし、料理は美味いし、酒は美味いし、ここは天国かよ、ははは」


 皆でシチューを食い終わり、上機嫌なニャメナと一緒に後片付けをした後、風呂を沸かす事にした。

 暗い中――ドラム缶風呂に水を満たし、ミャレーと一緒に風呂へ入るための上り台を退かす。


「さぁアネモネ、今日は派手にやっていいぞ」

「うん」

「何をするんだい?」

「魔法で風呂を沸かそうと思ってな」

 上り台を避難させたのは、そうしないと魔法で燃えてしまうからな。


「魔法で?」

 精神集中をしていたアネモネが、呪文を唱えた。


『む~! 憤怒の炎(ファイヤーボール)!』

 彼女の前から出た火の玉がドラム缶に衝突して、風呂釜へ入っていた薪に引火すると巨大な火柱へ姿を変える。

 燃え上がるオレンジ色の光が、辺り一面を照らしだす。


「おお~っ!」

「すごいにゃ~」

 火力は凄いのだが持続力はないようで直ぐに下火になってしまった。

 魔法の効果を調べるために、ドラム缶の中へ手を入れてみる。


「おおっ、結構温まってるぞ。これなら早く風呂が沸く」

「じゃ、もう1つの方もいくよ~!」

「大丈夫なのか?」

「うん!」

「ケンイチ、魔法は使う回数を増やした方が成長するのですよ」

「経験値が上がるようなものか」

「経験値が何かは解りませんが、熟練度が上がります。勿論もちろん、個人による限界はあるでしょうが」

 もう一つのドラム缶にも火柱が上がる。いつも1時間掛かる風呂が30分程で沸いた。

 アネモネは魔法を使って疲れているようだが大丈夫だろうか?


 ミャレーと同じように、ニャメナも素裸になっても、恥ずかしがる風もない。

 より背が高く、筋肉質のニャメナのボディは迫力がある。贅肉の1つもない引き締まった肉体。

 ミャレーの尻は丸いが、彼女の尻は四角い――実に締りがよさそう……ゲフンゲフン、思考がオッサンでイカンな。

 その、アスリートのような美しい身体を隠す気もないのだから、目のやりどころに困る。

 

 彼女は、おっかなびっくりだが――ドラム缶風呂の縁を大股で跨ぎ湯船に浸ると、目を静かに閉じている。


「は~、お湯に浸かるなんて、お大尽か、はたまた貴族様か――マジで天国だぜ、ははは!」

「湯加減はどうだ?」

「いや最高さ。まさか風呂まであるなんてねぇ。街に風呂があったって、俺等獣人は入れないからな」

「らしいな」

 風呂から出た後は、いつものようにジェットヒーターで皆の髪と毛皮を乾かす。


「これも魔法かい!」

「そうだ」

「ふわぁぁぁ~こいつがあれば、いつもの水浴びもすぐに毛皮が乾くのになぁ」

 ニャメナは温風に尻を向けて尻尾を乾かしている。


「いつもはどうしてるんだ?」

「焚き火さ」

「焚き火だと、気がつかないうちに毛が焦げたりするにゃ」

「そうそう!」

 獣人の、あるあるネタらしい。毛皮があるぶん断熱材的な効果で温度が伝わりにくいようだ。

 毛皮と髪が乾いたので皆で家の中に戻ると、アネモネはお勉強タイム。プリムラは俺から教えられた通りに明日の仕込みをやっている。

 ニャメナ用に、ベッドを1台出した。昨日アネモネが寝ていたベッドだ。

 ベッドが現れると、そこへニャメナが飛び込んだ。


「このベッドもふかふかだぜぇ~、俺もここに住もうかなぁ」

「ダメだにゃ! これ以上増えたら、部屋が狭くなるにゃ」

「なんだよ~いいじゃねぇか」

「ダメだにゃ!」

 押し問答をしていたニャメナだが、アネモネの勉強をじっと見ている。


「あんたが勉強を教えているのかい?」

「ああ、読み書き計算が出来た方が仕事の幅が広がるからな。それでなくても女の仕事は少ないらしいし」

「そうだねぇ」

「アネモネ、プリムラと一緒にいって、商売の仕方を勉強したらどうだ?」

 だが、俺の提案にも彼女は首を振るのだ。


「私は、もっと魔法を覚えてケンイチを助けるの!」

「助けてどうするんだ?」

「ケンイチと一緒に冒険に出るの!」

「ええ? 冒険か~出来るなら俺は、あんまり戦闘はしたくないんだけどなぁ」

「ケンイチならドラゴンでも倒せるはず!」

 アネモネが、そう言って俺に抱きついてくるのだが……。


「無理無理~! 勘弁してくれ、命がいくつあっても足りん。だが、帝国でドラゴンを倒したやつがいるんだってな」

 俺の話に、ベッドに寝転がってたニャメナが飛び起きた。


「ああ、その話は俺も聞いたよ。倒した奴は魔導師で魔法で殺ったらしい」

「ドラゴンって魔法が効くのか? そもそも、ドラゴンって金になるのか?」

「魔法は知らないけど――そりゃ、金にはなるさ! 肉から牙から、そして鱗、竜胆、竜涎香、お宝の山だよ!」

「ドラゴンの肉って美味いのか?」

「らしいね」

 ニャメナは頭の後ろに腕を組むと再びベッドへ寝転がった。


「それは食ってみたいがな……それじゃ、ドラゴンを倒した奴は大金持ちになったのか」

「普通はそうなんだろうけど、その魔導師は帝国の第1皇太女の近衛魔導師だったらしくて、全部お姫様に取られたって話だよ」

「そりゃ、酷いな」

「まぁ、王侯貴族ってのは、そんなもんさ。それでね! そのドラゴンを売った金で戦金いくさがねをつくって、皇太女が皇帝に反旗を翻したって話なんだよ」

「ほう! 中々面白いな」

「地方で燻っている貴族や商人なんかは、中央に返り咲く良い機会だからねぇ。協力する奴等も出てくるのさ」

「それが、アインシュテュルツェンデノイバウテン家か」

「旦那、よく知ってるねぇ!」

「まぁな、かじった程度だが」

 彼女と帝国の話をしていると、突然ミャレーが抱きついてきた。


「ふぎゃー!」

「おわっ! なんだよ、ミャレー。驚かすな」

「そんなに警戒しなくたって盗りゃしないよ。でも、旦那から求められたら……」

「ふぎゃー!」

 なんだよ焼き餅か。ミャレーがうるさいので、ニャメナから離れて、ベッドの反対へ座る。

 アネモネやプリムラに対しては何も言わないのに、獣人のライバルは獣人って事らしい。


「プリムラ、ニャメナとはどうやって知り合ったんだ?」

「彼女は、お客だったんですよ」

「いやぁ、あまりに料理が美味くってさ、おかわりをしちまったよ。でも、ここの料理を食って納得だね」

 料理は1人前1000円だが、おかわりは500円追加だ。


「女性の護衛なら女性の方がよろしいでしょ? 獣人の女性なら強いですし」

「まぁな。腕には自信があるから任せておきなよ。それにしても、女1人で商売なんて凄いねぇ、肝がわってるよ」

「彼女の父親が、凄い商人でな」

「ああ、それでか。只のお嬢さんじゃないと思ったよ」

 話の途中で、プリムラがお金を出してきた――銀貨2枚(10万円)だ。この中には、本の売上も含まれている。

 本は俺が彼女に卸した事になっているのだろう。売上の半分は俺にきたという事になる。

 実際、俺が5000円だと踏んでいた値段の本を、1万円で全て売りきったのは彼女の手柄だ。


「なんだ? 分前なら要らないぞ?」

「そうはいきません、魔石コンロも借りていますし。商人なら対価を払わないと」

「そうか」

 そう言われたら貰うしかない。彼女にも商人としてのプライドがあるのだろう。


「旦那も凄い商人なんだろ? なんで商売をしないんだ?」

「ああ、ある程度稼いだから、ゆっくりしているのさ。やりたい事もあるしな」

「へぇ、商人にしては変わってるねぇ。商人ってのはいつでも金金金――金のためなら親兄弟でも売るってのが相場じゃない――と、あんたの事じゃないよ?」

 口にして、しまったと思ったのだろう――ニャメナがプリムラに謝っている。


「ふふ、確かにそうですわ」

「俺はなぁ、のんびりいきたいんだよ」

「旦那は変わってるねぇ」

「いつも言われるよ」

 まぁ、それもこれも、シャングリ・ラがあって、余裕がある生活が出来るからなんだけど。

 この能力がなければ、生活するだけで必死で人の事なんて考えていられないだろうと思う。


 それから2時間程、勉強したり料理の下拵えをしたりをしてから灯を落とす。


「はは――森猫が一緒のベッドに寝てるなんて、こんな事を言っても誰にも信じてもらえないね。神様の使いと仲がいいなんて、あんたが神様じゃないんだよね?」

「とんでもねぇあたしゃ神様――そんなわけないな」

「そうか……」

 しかし、広いダブルベッドといえど、4人で寝て森猫も寝るんじゃ狭いぞ……。

 アネモネやベルは、いつも俺の上に乗ってくるし。もっと広いトリプルベッドってないのか?

 シャングリ・ラで探してみたが、それはなかった。

 だが連結ベッドというのを見つけた――しかし高い! 10万円以上する……。


 う~む、悩む。

 しかし、これを置いたら部屋の中がベッドで一杯になるな。

 まぁ起きたら、ベッドはアイテムBOXへ入れるので問題ないのだが。


 ------◇◇◇------


 ――次の朝。

 皆で朝食を食べた後、街までプリムラを送っていく。勿論もちろん、ニャメナも一緒に出勤だ。

 プリムラは朝早く起きて、1人で料理を作っていたらしい。

 こうやって彼女の父親――マロウさんも、ゼロからのし上がったんだろうな。

 しかし俺の料理が美味かったからと言っても初日から完売とは、やはり彼女の商売の才能は非凡なものがあるようだ。

 

 プリムラを街へ送った後、家へ帰ってきた。

 さて、これからどうする?


 そろそろ、行動範囲を広げたいところなんだが、森の奥には魔物がいるしなぁ。

 湖を渡るのも、なんだか怖い。大体、俺はほとんど泳げないしな。

 プールの端から端まで泳ぐぐらいで精一杯だ。バイクで、湖の岸をぐるりと回る手もあるが――。


 その時、俺の目に少し離れた場所にある滝が目に入った。


「そういえば、崖の上にも森があるな」

 元世界のギアナ高地のような隔離された地形なら、植物だけで鳥以外の動物はいないかもしれない。

 それに前人未到なら採取されていない植物は大量にあるはずだ。

 魔物がいなくて植物がある――。


 ――次は決まったな。崖の上に登ろう。

 そうと決まれば、崖の偵察へ向かう。滝のところへは行ったのだが、まだ崖自体は調べてなかった。

 崖までは100m程なので歩いて向かう。

 目の前まで来るとマジで巨大な壁、ほぼ90度にそそり立つ大崖――高さ10mぐらいか?


「高ぇぇぇ!」

 間近にみると本当に高い。

 色とりどりの地層が縞模様になっていて、それなりに綺麗だ。

 化石とか出るかもしれないが、こんな世界で化石なんて価値は無いだろうな。

 だが、シャングリ・ラの買い取りなら、値段が付くかもしれない。


 これをどうやって登ろうか? ロッククライミング? そんなのデキッコナイス。


「とりあえず、偵察してみるか」

 アイテムBOXから以前買ったドローンを取り出して発進させる。

 事前に行く先が偵察出来るのは、かなり強みになる。例えば、森がどこまで続いているのか? ――とかな。

 この世界へやって来た最初の森でも、こいつを飛ばして森や辺りを偵察すれば良かったのか……でも、こんなの思い付かなかったしな。

 飯を食ったりするしか、頭になかったし……。


 ドローンが上昇するにつれて、コントローラーに搭載されているモニターに景色が映し出された。

 縞模様になった壁が切れると、緑の森が見えてくる。

 このドローンの限界高度は100m以上ある。このぐらいの高さなら余裕だろ。

 だが、この高地の全体像を把握したいので、限界近くまで高度を上げた。

 高度が高くなると、テーブル状の高地の様子が徐々に露わになる。

 アストランティアの街も見えるが、高地へ繋がるような道も見当たらないし、開発が入っているような節も見えない。

 高地は、まだ奥へと続いているようだが、果てがどうなっているのかはよく見えない。

 だが、山と繋がったりしているようには見えない。

 ここの滝へ流れてきている川は、この高地で集められた水だけで潤っているのだろうか?

 ギアナ高地にはエンジェルフォールという巨大な滝があるが、あの流れも高地の水だけで成り立っていたと思う。


「これはいけるか?」

 俺は、ドローンを収容して上に登る方法を模索し始めた。


「何をやってるの?」

 やって来たのは、首に双眼鏡を掛けているアネモネだ。


「この壁の上にも森があるので、上に登ってみようかと思ってな」

「こんなところを登れるの?」

「まぁ、何か方法はあると思う」

「へぇ~……」

 アネモネが双眼鏡を使って壁を覗いている。


「何か見えるか?」

「縞々の岩が見える――あ! 鳥の巣があるよ! 雛が頭を出してる! 凹んだ所に花も咲いてる!」

 こんな壁の隙間にも植物が生えてるんだよなぁ。

 凄い珍しい鳥の卵等なら、崖を登る価値もありそうだが――。

 元世界のツバメの巣なんかは、断崖絶壁に足場を組んだ所で採取してたよなぁ。


「あ! あれ、なんだろう?!」

 双眼鏡を覗いていたアネモネが、俺の興味を引くような声を上げた。


「なんだ? なんか珍しい物がありそうか?」

「岩の中に炎色の石が見える……」

 この世界にはオレンジも橙もないので炎色なのだ。


「石? 光ってるのか?」

「うん、キラキラして見える」

 アネモネが指差す方向を見ると、黒い縞々の地層に沿って、オレンジ色の線が微かに見えるような気がする。

 何か宝石か? こりゃ確かめねば。

 俺は再びドローンを出すと、そのオレンジ色の下へ向かわせた。

 コントローラーのモニターに映し出されたのは――岩の間に挟まれた、オレンジ色の透き通る石の層。確かに宝石っぽい。

 しかし、オレンジ色の宝石ってあったかな?

 

 実際に採取して調べてみないと解らない。その場所は崖の上部にあるので何か方法を考えねば。


「う~ん、高い場所と言えば――高所作業車?」

 早速、シャングリ・ラを検索してみる。

 売っているな――色々と車種があるが、250万円~450万円ほどの値段だ。

 大型の物でアームの長さが15mというのがある。ここの崖は10m程なので、こいつを買えば余裕だ。

 だが崖の高さは正確には計っていないので、詳細は不明。


「正確な高さが知りたいな……」

 シャングリ・ラでレーザー式の距離計を検索する。前に林業をする人が持っていたのを覚えていたのだ。

 日本のニ○ン製で1万5千円。説明によると550mまで測れるらしいが、他にも使い道が色々とあるだろう。

 敵との距離を正確に計ったりとかな――敵って誰だよ。


「ポチッとな」

 自分で突っ込みを入れて購入ボタンを押すと、レーザー距離計が落ちてきた。早速使ってみる。

 装置をビデオカメラのように握り、覗きこんで親指でボタンを押すと中に距離が表示された――12mだ。

 こりゃ使える。

 それなら、アームが15mの高所作業車を買えば解決するな。


 待て待て! なんでも重機で解決するのは止めようじゃないか。


 高所作業車ってのは動かしている間、車のエンジンも回りっぱなしだからな。

 掘削作業などをするなら、やはり足場を組むのが得策だろう。

 シャングリ・ラには工事現場等の足場に使う単管やクランプ、ジョイント等が売っている。

 先ずは10mの単管の足場を組んで、そこから最後の2mは梯子を使って崖の上に登る――ってのはどうだ?

 非常時には上の梯子だけ外せば、足場は丸ごとアイテムBOXへ入れられる。

 高いビル等の足場にも単管パイプは使われている、このぐらいの高さでも問題はないだろう。


 俺は、崖に光るオレンジ色の宝石らしき物を調べ、更に崖の上を開拓するために足場を組む事に決めた。

 

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