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進化って割と簡単?それとも難しい?

 連続投稿……。

 誤字報告、コメント募集中!

 皆さんお早う御座います!

 レジェンドエルダーミミックの……名前は前世ので良いのかな?

 と……取り敢えず、ミミックです!


 今は周辺の闇飛蜥蜴(ダークワイバーンと呼ばれる、下位竜種。成体で大きいものは10メートル、小さいものは3メートル位の魔獣)を食べまくってます。


 どうやらこの辺りは黒ワイバーンしか居ないみたいです。

 なので食べます。

 ……うーん、癖になる歯応え?です。

 パクパク、パクパク……って、おぉ?


 どうやらレベルが上がったみたいです。

 そして体がむずむずします。

 ……進化するみたいですね。

 次は何に成るのでしょうか……?

 おっと、そろそろ視界がフェードアウトしてきましたね。

 それでは皆さん、お休みなさい……スヤー。





 ……何故でしょうか、もう進化が終わっているのに視界が暗いままですタスケテクダサイ……。

 そしてなんだかぬるぬるします。

 ……ぬるぬるってまさか僕、竜か何かに喰われた?

 だったら直ぐに出ないと!


 ガパァ……


「……………………。」


 ミミックがミミックに入っていたのでしょうか?

 ……いやいや。

 じゃあ今何故白色の細っこいのが見えたんでしょうね~?

 ……気のせいかな?

 いやいや!!


 ちょっと待ってちょっと待って!?

 何故に進化したら『人間』になってるわけ!?

 と言うか、僕がミミック状態の時中身こんな感じだったの!?

 そもそもミミックって人間に成れるの!?

 …ってんん!?


「………………まじかぁ……。」


 女の娘に成ってましたorz……。

 チキショー、神様なんて嫌いだぁ~!!





 暫く落ち込んでいたら、だんだんと冷静になった僕は、自分の体を観察してみる。


 まず目に付くのは肌の色である。

 滅茶苦茶白い。

 そしてキメ細やかである。

 ……ドロドロの液体でイロイロとヤバいな。


 次は胸。

 まさに美乳である。

 カップ数とか分からないけど、母親がDだったらしいので、多分Cかな?

 とにかく大きくもなく、小さくもない、形のいい丘が二つ。

 ……う~ん、割と重い。


 足も腕も細く、しなやか。

 と言うか上から見たこの脚線美がヤバいです。

 腰も細いし凄い華奢だ。

 ……もう、僕泣きそう。


 顔……は鏡に成りそうなのが無いので諦めました。


 取り敢えず、今裸なので服になりそうなのを探す。

 すると僕だった箱型魔物の横には大量の竜皮が……。

 ……これでいいや。


 という訳でフード付きのローブっぽいのを無理矢理作って羽織る。

 武器には黒飛蜥蜴の爪と牙を木の棒に括りつけた、お手製の槍を装備してます。

 ……裸ワイシャツならぬ裸ローブってなんだか犯罪臭が凄い。

 武器とか地雷臭が半端ないんですがそれは……。


 いや、深く考えるなミミック……、某有名な達人が言っていたじゃないか!

 考えるな、感じろ、と!

 ……訳分からなくなってきたなもう……。

 まだ混乱してるのかな?

 ……まぁともかく、人になったんだから人里行けるじゃないか。

 ならば何も問題ない!

 待っていろ!まだ見ぬ食べ物達!

 ……目的変わってる気がする……。

ミミック「………………。」

ミミック「………………。」

ミミック「………………。」

ミミック「………………。」

ミミック「……女の娘になんてなりたくなかった。魔物の方がましだよコノヤロー!!」

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