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俺様彼氏。

作者: 啓戸

私の学校には、とてつもなく自己中心的で、俺様な人がいる。


その名も・・・


晴季「神尾、英治。」


「・・・先越されたし」


この晴季という男は、あたしのお兄ちゃん。


訳あって2-Aの教室に来ているのだ。


晴季「声に出してるからでしょ(笑)」


「出てた?」


晴季「うん。」


神尾英治。


顔はアイドルにいてもおかしくないくらいのイケメン。


運動神経もいいけど、なにより性格に欠点がある。


俺様すぎるのだ。


つまりドがつく程のドS。


いつも命令口調。


自己中心的で、冷たいというか・・・シャイなのだ。


そんな男はなぜかそこらの女子は好む。


「わっかんね~」


晴季「じゃ、英和辞典借りるわ~」


「うん。汚すなよ」


あたしはというと、男っぽいってよく言われる。


兄が二人いるから似たんだと思う。


「・・・わっかんねー」


持参してきたポッキーをぼりぼりと食べながら、最近話題の雑誌を開く。


こんな生活続けてたら、いつか太るな~。


なんて事を考えながら、毎日過ごしてた。


だけどそれがアイツによってぶち壊された。


皆はもうわかっているだろうか。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 余韻が残っていて、いいです。 [気になる点] 心理描写を詳しくいれてみてはいかがでしょうか。 [一言] どうも。 すとむみずみです。 啓戸さんの作品、気に入りました。(上から目線ですみませ…
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