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緊急クエストを終えた後・・・

いや~散々だったな・・・

魔物は倒せたものの、寿命が30年くらい縮んだ気分だ・・・。

もう30近いおっさんなのに、こんなんじゃ俺の寿命50歳で終わるのかよってか・・・


まあ御託は良いとして、さっきの銃の性能は良かったと自画自賛してえくらい思っている。


俺はとんでもない武器を作ってしまったかもしれねえ・・・


「叔父さん!」


「んお?どうした?」


「何浮かれてんの?これから討伐の報告に行くんだから・・・」


「そ、そうだったな・・・」


そういや俺達魔物討伐してギルドに戻る途中だったんだっけ・・・


失敬失敬・・・リリアの言うとおり少し浮かれてたな・・・

そりゃ銃の性能も確認できたうえにその作った銃で魔物を討伐出来たんだから!


浮かれても仕方ねえな!



ーーーーー



っと、浮かれが残っている内にもうギルドに着いたな・・・。


受付嬢に討伐の報告をして俺達は報酬を貰った。


「今回はちゃんと山分けでいいよな?」


「うん、はいこれ叔父さんの分ね!」


「うお!半分でもこんなにかよ!?」


前に受けたクエストでの報酬とは比べ物にならねえほどの金だぜ!!


こいつはいいな・・・


もしかしたらあの()()が買えるかもな・・・。


よし!



ーーーーー



ーー一週間後。

俺はあの緊急クエストで得た報酬である素材を買った。


その名は「オリハルコン」。

一番堅くて頑丈だが、意外と軽いらしく俺はそれで武器を作ってみようと考えていた。

良い歳していながら武器職人としてはまるで子供みてえに心がワクワクしちまうな・・・。


必要な分のオリハルコンだけを買った俺は一週間工房に入り浸っていた。

その間リリアには1人でクエストを任せていたからちょっともうy氏訳なく感じたが、出れなかった分を保証出来るほどの良い(もん)を作ると誓ったから、期待をしてもらっていた。



ーーーーー


「叔父さ~ん!あれから一週間ぐらいだけど、納得のいく武器は出来たの?」


「ん?おうリリアか!丁度完成(でき)た所だぜ!」


工房を訪ねてきたリリアに俺はある物を見せた。

それはまたしても新しい武器だった。


その武器とは・・・『(ランス)』だ!



(ランス)作ったの?」


「ああ、(ランス)の刃の部位をオリハルコンで作ってみたんだよ!」


(ランス)は細い上に軽い、用途によっては使い方を変えられる多種多様な武器とも言える。


早速俺はギルドの訓練場で試してみた。


腕を上に伸ばしてブンブンと回せるし、その反動によっては斬撃や突き技の威力も上がっている!?


「次のクエストは(こいつ)を使うか!」


(ランス)の能力も大体分かったから、次のクエストが楽しみだぜ!!

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