表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
711/754

第690話 羊は、悪くないよねぇ? その5

【宣伝】

「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m


○GCN文庫さま 商品ページ

https://gcnovels.jp/book/1872


○メロンブックスさま 通常版(SS付き)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2905033


○ゲーマーズさま 限定版アクリルプレート

https://www.gamers.co.jp/pd/10794723/

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ

高円寺ラム  DStars4期生 悪くない陽キャ

生駒すず   DStars1期生 JKお狐VTuber

低気圧ともこ 企業勢VTuber(美少女ゲー系) 低気圧よわよわV


【シチュエーション】

深夜2時を過ぎても騒ぎ続けるバカタレ○ーカスども!

デビュー間もないというのに、いきなり長時間配信に挑む羊の運命やいかに!

沈黙するぺぇ⁉ 羊たち、沈黙しちゃうぺぇ⁉


◇ ◇ ◇ ◇



―――――――

コメント

―――――――


:そしてかれこれ2時間が経過した……ッ!


:起きているか、エルフの民のみんな……ッ! 俺は起きているゾ……ッ!


:俺もだ! まさか今日が深夜耐久配信だとは思わなかった……ッ!


:新人のお披露目配信だと思って、完全に油断していた……ッ!


:しかし、俺たちは勝ったさ……ッ! 眠気にな……ッ!


:さあ、もう深夜の4時だぜ……ッ!


:いい加減、エルフちゃんもおねんねの時間じゃないか……ッ!


:いや、エルフちゃんの活動限界は意外に長い……ッ!


:なに、S2機関を取り込んだだと……ッ!


:ATフィールド全開じゃないか……ッ!


:まだまだ宴は終わらないというのか、バカタレどもめ……ッ!


―――――――



ラ ム「へいへいへーい! こっちだYO! お猿さんこちら!」


   「ラムの動きに、ついてこれるかなぁ~ッ! HEYHEY!」


   「よっしゃー、リズムに乗ってきたYO!」


   「アクションゲームも、リズムゲーだと思えば、簡単だよNE!」



ともこ「なんと、リズムゲーだと!!!!」


えるふ「知っているのともこちゃん!!!!」


す ず「男塾の奴だ! 有名な、男塾の奴だ!」



ともこ「李酢武芸リズムゲー


   「かつて中華一のリズム感で知られた李氏発祥の武芸」


   「酒の代わりにお酢を飲んで酔っ払い毒霧を振りまく」


   「その様はさながら鼻毛真○にも通じるハジケリストぶり」


   「多くのジャ○プ漫画の無茶苦茶な展開の原点となった」


   「そう言われている幻の武術なのだ」



   「by 民○書房!!!!(クソ大声)」



えるふ「そんな! まさか、ラムちゃんが李酢武芸の伝承者だったなんて」


す ず「なんだかわからんが、とにかくすごい気合いじゃ!!!!」



ラ ム「ぺいぺいぺーい! ぺいの角が光って唸るぺーい!」


   「いくぞぉッ! 深夜4時のハイテンションパワー!」



   「ラムホークミキサー!!!!」



三 人「ぐっ、ぐわぁあああああああッ! ラムホークミキサーだ!」



―――――――

コメント

―――――――


:無茶苦茶wwww


:もうこれ、混ぜたら危険なレベルだろwwww


:こんなカオスな配信、なかなか見ないですよwwww


:さんじのエルフも裸足で逃げ出すハイテンションよwwww


:ここだけボーボ○劇場wwww


:そりゃ深夜4時にもなったら、いろいろおかしくなるだろうけどさwww


:こんなキャラ崩壊するまでやることないじゃないwwww


:息ピッタリなんよ


:もうともこもDStarsの子になっちゃいなYO


:ともこ! 輝いてるよ! お前はソロよりコラボの方が輝く!


:DStarsさん! ともこを雇ってあげてください!


:ここで働かせてくださいって、言うんやともこ!


―――――――



ともこ「ここで働かせてください! ともこいるもんDStarsにいるもん!」


す ず「ともこ? DStarsにともこはおらんのじゃよ?」


えるふ「ぐぉおおおおおおおおおおおおッ!(謎の大あくび)」


ともこ「ともこはおらんけど、トト○はおるやんけ! おるやんけ!」


ラ ム「え? トト○? どこどこ、どこにいるの~!」



◇ ◇ ◇ ◇


ばにら「自由、すぎる。こいつら、いくらなんでも、自由すぎる(うつらうつら)」


ずんだ「すず、アンタが、一応、先輩なんだから」


   「えるふちゃんたちの、暴走を、止めなさい、よね……ぐぅ(半目)」


かりん「いいなぁ~トト○いいなぁ~、かりんもトト○触りたぁ~い(ふらふら)」


ばにら「かりんちゃん、トト○は純粋な子供の前にしか」


   「現れないものバニなんバニですバニバニよバニ(呂律が回ってない)」


かりん「そっかー、わかったー、かりんもう、子供じゃないもんねー」


   「ナイスバディーな、大人の女だもんねー」



   「うっふん(寝返り)」



二 人「なーにがナイスバディじゃ、つるぺたすってんどんがおこがましい!」


かりん「え~? 言うて二人もそんなにぃ……むにゃむにゃ」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



夜もますます更けたというのに留まる所をしらないバカタレども。

さらにハジケて場を混乱させる! それでこそバカタレ! それでこそサーカス!

VTuberしかできないエンターテイメントって奴を、見せてやるんだ!


とか、熱いノリはともかくとして、もうすっかり順応してしまったラムちゃん。

意外にVTuberの適性があったみたいです。いや、単にノリがいいだけか。

こんな陰キャの悪ノリに混ざって、キャッキャできるんだからコイツは本物。

陽キャの中の陽キャという奴やでまったく……!


さてさてそろそろ日が昇る。おひさまが昇るまでが今日。昇ってしまえば明日。そう、初配信はいよいよおしまい。しかし、初配信が終われば、どうなるの――しらんのか、次の初配信がはじまる。次に控えているのは、あの横須賀らむね。彼女がなんの仕込みもなく、策もなく、初配信に臨むわけがない。さあ、勘のいい人たちはもう気づいちゃったかもしれませんネ――ということで、かの伝説のドラゴンの胎動を少しでも感じてくれた読者のみなさーん! おーきておーきておーきておーきて、おーきてくださいネ!!!! そして、応援・評価・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ