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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
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第604話 ごりらの墓 その5

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【登場人物】

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

東山ごりら  DStars4期生 幸薄そうな清楚少女だった(過去形)


【シチュエーション】

ごりら凸待ち失敗。

そしてりんごさん、BLを知らぬことが発覚する。


◇ ◇ ◇ ◇



う み「おやおや? りんご先輩?」


   「いつもDStarsメンバーにセクハラをしまくって」


   「多くのメンバーから顰蹙を買っている貴女が」


   「珍しいこともあるようですね」


りんご「う、うみちゃん、まあこういうこともあるよ」


   「念能力にも得意・不得意があるように」


   「セクハラの方向性にも得意・不得意があるからね」


う み「なるほど! するとりんご先輩は!」


   「セクハラ念能力系統的には、ゴリゴリの強化系ノーマルって」


   「ことでいいんですね?」



   「うみのような変化系《BL好き》の能力者とは」


   「相性が悪いということですね!」



ずんだ「急にうみの奴が活き活きとしだしたわね」


   「というか、なんなのよセクハラ念能力って」


   「○樫先生に怒られるわよ……」


ばにら「うみのH×Hずきには困ったものがありますからね」


かりん「へぇー、BL好きって変化系の能力なんだ……」


【※ うみが適当なことを言っているだけです。真に受けないでください】


う み「そして! この反応! 勝機と見た!」


   「りんご先輩にはいつもいつもやられてばかりのうみだが!」



   「弱点を晒したのがまずかったな! かかったなアホがー!」



ずんだ「とか思ったら、今度はダイアーさんだでな」



う み「うみの最も得意とするセクハラトーク!!!!」


   「稲妻十字空烈刃《濃厚BLカップリング談義》を喰らえ!!!!」



   「ジャ○プからコ○コ○に話は変わるんですが」


   「烈○豪ってあるじゃないですか」


   「あれってカップリングの宝庫ですよね」


   「まず、大神博士と土屋博士の関係性が…………!」



りんご「うわぁっ! 待って待って! そんな目で見たことない!」


   「爆走○弟をそんな視点で僕は見たことないから!」


   「あんなコミカルな絵柄でそういうの考えるだなんて邪悪だよ!」



う み「コミカルな絵柄だからええんやろがい!!!!」



   「忍○まだって! 烈○豪だって! イナ○レだって!」


   「子供向けのコミカルな画風だからこそ!」


   「腐った貴婦人方の心を強く揺さぶるんだ!」



りんご「知らないよ、そんな事情!!!!」


【※ 諸説あります。本当に、諸説あると思います。(汗)】



う み「どうやらうみだけじゃらちがあかないようだ!」


   「ここはだいさんじの二大BL横綱の」


   「鈴鹿さんと代打さんに来ていただいて」


   「BLのすばらしさについてこんこんと語っていただこうか……!」


りんご「いらないいらない! やめてやめて!」


   「た、助けてずんさん! ばにらちゃん!」


   「こんな破廉恥トーク、僕にはついていけないよ」


ばにら「まあ、日頃の行いが悪かったということで」


ずんだ「自業自得だでな」


りんご「そ、そんなぁ~~~~!!!!」



う み「あ、もしもし、鈴鹿さんですか?」


   「どうもご無沙汰しております~」


   「DStarsの八丈島うみでございます」



   「ええ、やっぱり○たまはきり土○ですよね……ッ!」


   「順番が! やはり順番が大事! きりが前でないと!」



りんご「ちょっと待って、マジで鈴鹿さん連れてくるの⁉」


   「もう僕が勘弁してよって叫んだところで落ちてたじゃないか⁉」



   「というか、普通に交流あるんだねうみちゃん⁉」



う み「それはそれとしてですねぇ」


   「ひとつ教え甲斐のあるノンケを見つけたんですが」


   「どうでしょうか、私たちの手によって冥腐魔道に導くというのは」



   「とても愉快な悲鳴が聞けそうですよ……!」



りんご「悲鳴ってなに⁉」


   「スパルタ教育反対! 子供はのびのびと育てるべきなんだ!」


   「子供じゃないけれど……詰め込み教育はよくないようみちゃん!」



う み「のびのび育った結果が、うみなんじゃろうがい!!!!」



りんご「た、助けて、ずんさ~~~~ん!」


   「ばにらちゃ~~~~ん!」


ばにら「うーん、ここまで余裕がないりんご先輩も貴重バニだけど」


   「流石に可愛そうになってきちゃった……」


ずんだ「自業自得だでな」


ばにら「そうバニですね!」


りんご「ひどいよ二人とも! そんなずんばにてぇてぇ聞きたくなかった!」


う み「あ、もしもし、走さんですか?」


   「はじめまして。私、DStarsの八丈島うみと申しまして」


   「鈴鹿さんから連絡先をお聞きしたんですが、いまお時間……」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



まじでだいさんじを巻き込んで、暴れはじめる八丈島。

ダメようみちゃん。その辺りにしてあげてちょうだい。

りんごさんは年頃のお子様をお持ちで、気苦労が多いんだから。

BLとか、本当に気を遣っているかもしれないんだから。


まあ、興味のある人は隠したところでどこかで触れることになるから、ブロックしても意味はないんですけれどもね!


それはそうとあけましておめでとうございます! 筆者、年末は多忙につき――と言いたいところですが、ずっと趣味の生成AIくんと格闘しておりました! もう少ししたら、この作品もAI化されて、簡単に書けるようになるかもしれないぞ! とかまぁ、そんなことはさておき。ちょっと思うところがありまして(本業の都合)、今後は連載のペースを不定期にしようと思います。とはいえ、できるだけ平日は更新できるよう頑張りますね。楽しみに待たれていらっしゃる方には申し訳ないですが、今後ともよろしくお願いします! あと、お年玉代わりに、ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

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