表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 アヒル・ラプソディ ~ママ、どうして……~
341/754

第336話 とある裏方の一日 その5

【登場人物】

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


【シチュエーション】

 公式配信でBちゃんのドキュメンタリー。


◇ ◇ ◇ ◇



ナ レ「さて、DStars事務所にお昼休みがやってきました」


   「Bちゃんはいったいどんなお弁当を食べるんですかね」


   「さっそくお弁当を覗いてみましょう!」



◇ ◇ ◇ ◇



ばにら「これは普通に気になりますね」


   「Bちゃん、働きすぎってイメージがあるから」


   「いったいどんなの食べてるのやら」


ずんだ「VTuber事務所の裏方なんて、体力勝負だからねぇ」


   「あの細い身体でドカ弁とか食べてるかもしれないわね」


   「まったくもう、まだ若いのに無茶しちゃって……」


ばにら「なに言ってるんですか」


   「美月さんもまだ若いですよ!」


ずんだ「…………」



   「花楓? 私がそんなに年齢気にしてる風に思う?(圧)」



ばにら「ヒェ」



◇ ◇ ◇ ◇



ナ レ「Bちゃん? よかったら、お弁当見せてもらえますか?」


Bちゃ「いいですよ。どうぞどうぞ」


ナ レ「あら、サーモス弁当箱なんですね」


   「もしかして手作り弁当ですか?」


Bちゃ「もちろん!」


   「できあいのお弁当も美味しいですけれど」


   「やっぱりこう……懐具合が厳しくてですね」


   「自炊しないとしんどいと言いますか」


ナ レ「VTuber事務所って、儲かってるイメージがありますけど」


   「スタッフさんの給料はそんなでもないんですね?」


Bちゃ「そうですね」


   「まぁ、一般企業よりちょっといい」


   「くらいですかね」



◇ ◇ ◇ ◇



ばにら「え? Bちゃん、お給料そんなにもらってないの?」


ずんだ「高給取りかと思った」


   「けどそうか、あくまで彼女はスタッフさんだものね」


   「私たちみたいにチャンネルを持ってるわけじゃないし」


ばにら「ほぼVTuberなのに、ひどい話ですね」


ずんだ「今度、社長に文句を言ってやろう」


   「Bちゃんにもメンバー並みの給料を払えって」


   「こんだけ働かせておいて、いくらなんでもかわいそうよ……」



◇ ◇ ◇ ◇



ナ レ「それではさっそく、料理の方を見ていきましょう!」


   「まずは、スープジャーに入っているのは……」



   「なっ⁉ この湯気立つ緑色の液体は⁉」



Bちゃ「モンエナのポタージュスープですよ(おめめぐるぐる)」



ナ レ「…………(絶句)」


   「えっと、それじゃ次のおかずですが」


   「うわぁ、真っ黄色だぁ(困惑)」



Bちゃ「オロナミンC入りのだし巻きたまごに」


   「デカビタ入りのオムレツ」


   「リポDで炊いたふかし芋ですね」


   「どれも効きますよ(にっこり)」



ナ レ「最後にご飯は……」


   「わぁ! 茶色だ! これはたきこみご飯ですね!」


   「あれ、けど、具材が一つも見当たらない……?」



Bちゃ「眠眠打破のたきこみご飯です!」



ナ レ「…………」


   「眠眠打破で炊いたんですか?」



Bちゃ「そうです! これが結構クセになる味なんですよ!」


   「ほら、ご飯を食べると眠くなるじゃないですか!」


   「だったら眠くならないドリンクで炊いたらどうだろう……って!」



ナ レ「…………Oh」



◇ ◇ ◇ ◇



二 人「……これはひどい(絶句)」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



みなさん、お昼ご飯は毎日自分で作っておらっしゃるでしょうか。(会長風)

僕はお金ないので自炊してます。社食とかで済ませられるといいんですが、まぁまだバイトなのでね。でかい顔はできないのでね。そしてコンビニ弁当高いのでね。

貧乏しながらなんとか生きてます。(僕もスパチャ欲しいぜ☆)


巨額スパチャなどが飛び交ったかと思えば、高額馬券購入や宝くじ配信などなど、金銭感覚がかけ離れてるV界隈でございますが、裏方はリスナーとどっこいどっこい。

そういう意味では一番親近感のある配信者なのかもしれないですね。

※ いつかメインで扱ってみたい気もします


けど、この飯はヤバイ。(Bちゃん、身体を悪くするよ)


だいあんを凌ぐレベルのゲテモノクッキングぶりを見せたBちゃん。はたして彼女の健康は大丈夫なのか。主に肝臓の数値は大丈夫なのか。健康診断の結果が気になる方(謎)は、レビュー・評価・応援・フォロー、よろしくお願いします!m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ