第185話 あかちゃんかつぜちゅ その3
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
生駒すず DStars1期生 JKお狐VTuber
【シチュエーション】
チャンネルを変えて生駒すずの番組。
◇ ◇ ◇ ◇
す ず「はい、みなさんコンコンこんばんわ! 生駒すずでございます!」
「本日はですね『727 NOT HOUND』さまの」
「『Playable Mockup』をプレイしていきたいと思います」
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コメ欄
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:コンコンこんばんわ~
:ひさびさのホラゲ配信だ!
:また渋いの見つけて来たね
:プレイアブルモックアップはホラゲというよりカードゲー
:ドラフト系カードゲームだよね
:すずちゃん好きそう
:ホラーも好きだけど、ボードゲームも好きだもんね、すずちゃん
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す ず「そうそう、そうなんですよ~!」
「今、コメントで言及されましたが」
「このゲームはボードゲーム性の高い作品でしてね」
「ドラフトって分かりますかね?」
「普通のカードゲームだと、デッキを自前で用意するじゃないですか」
「このゲームはそのデッキを、ゲーム内で作っていくんですよ」
「このカードはいらないな、このカードは必要だなって」
「いろいろ考えながら勝利条件を満たしていくっていう……」
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コメ欄
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:Slay the Spireとかもそうよね
:ハクスラの究極系
:適度な運要素があるゲームって面白いんよ
:毎回最適解が違ってくるのがミソ
:まさに玄人好みのゲーム
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す ず「『Slay the Spire』!」
「そうそう、まさにそんな感じです!」
「フォローどうもありがとうございます!」
ばにら「すず先輩はいつ聞いても安心して聞いていられますね」
「流石にラジオやってるだけあって、喋りが安定してる」
ずんだ「そうね、すずは昔から喋りがうまいわね」
「こういうオタ系の知識もするするっと喋れるのは」
「すずの強みだわ」
ばにら「なかなか、こんな風によどみなく説明ってできませんよね」
「いったいどこでこの滑舌を手に入れたんだろう……」
ずんだ「若いけどすずの配信者歴は長いからねぇ」
「小学生の頃から配信者――みたいなことしてたって聞いたわ」
ばにら「小学生⁉」
「ふはー、そりゃトークもうまくなりますよ」
「私なんて小学生の頃は……」
「ゲームしかしてませんでしたよ(しょんぼり)」
ずんだ「普通の小学生はそんなもんでしょ」
「すずが特殊なだけ。安心しなさい」
ばにら「やっぱり、お喋りが好きだと」
「それだけでアドバンテージになるんですね」
ずんだ「アンタも昔のオタクって感じだものね」
「ゆきと絡んでたときも、最初の頃は喋れてなかったし」
ばにら「…………はい(すん)」
ずんだ「だから、気にしすぎだって」
「今はVTuberとしては並みに喋れてるわよ」
「滑舌は、なんとも言えないけど」
ばにら「…………」
「もうちょっと頑張ってみます(ムン)」
す ず「まぁ、このゲームは単なるドラフトゲーじゃなくて」
「推理ゲーの要素もあるんですね」
「現場に残された様々なヒントを使って」
「殺人事件の犠牲者と犯人を当てると完全クリアなんです」
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コメ欄
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:そこは「Phasmophobia」と同じよね
:あっちは、アイテムを駆使して霊を特定するけれど……
:こっちはどういう感じなんだろう
:ホラゲと推理ゲーって、なにげに相性いいよね
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す ず「そうそう『Phasmophobia』みたいな感じです!」
「リスナーのみんなは、ゲームのことをようわかっとる」
「生駒はちょっぴり誇らしいですよ!」
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しっかりゲームのシステムを説明できるVTuberってすごいですよね。
いろいろ見てますが、マニアックなゲームを見つけてきて「それがどう面白いか?」を、リスナーにプレゼンできる人は、なかなか希有かなと思っています。
元ネタにしているホロライブだと、「フブちゃん」とか「ぼたんちゃん」とかが、そこは一つ抜けてるなぁと。やっぱりVTuberの多様性はすごいです。
それはそうと、ホラー配信だがずんさん大丈夫か?(めっちゃ脚が震えてそう)
ばにらの前で必死に「かっこいい先輩」を演じるずんだを応援したいという方は――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いいたします!m(__)m




