第172話 青葉ずんだの知らない世界 その4
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
八丈島うみ DStars3期生 センシティブ委員長
【シチュエーション】
ゆ俺恥ブームに傷ついたゆきを慰めるオフ(ゆきち宅)会。
◇ ◇ ◇ ◇
ゆ き「すびばせん! 嘘をづきましだぁ!」
「テイルズじゃありません! 違うゲームです!」
う み「へぇー、そうなんですか」
「じゃあ、そっちを教えていただけます?」
ゆ き「Fate! Fateです!」
「ゆきもばにらも、Fateをやってて、それが縁で――」
う み「…………」
「うそくせえな(真顔)」
二 人「!!!!!」
ずんだ(おっと⁉ うみちゃんが真顔になった⁉)
(しかも二人とも動揺してる⁉)
う み「ちょっと汗を舐めさせてもらっていいですか?」
「私、人の汗を舐めると嘘かどうかわかるので……」
ゆ き「なにキメェこと言ってんだテメェ!」
う み「いや、ゆきちさんの汗は、加齢臭がキツそうなので」
「できれば、ばにらの汗を舐めたいなと……」
ばにら「ゼッタイニ、イヤバニ」
う み「まぁ、なんにしてもこのリアクションは嘘で間違いないでしょ」
「なんで嘘を吐くんですか? たかがゲームの話ですよね?」
「隠さなくちゃいけないゲームってなんなんですか?」
ずんだ(いいぞ、うみ! もっとグイグイ行け!)
(花楓とゆきから情報を引き出せ!)
(いったい二人がなにを隠しているのか……)
(こんな風に引っ張られたら、気になって当たり前でしょ!)
ばにら「うぅっ……」
「ゆき先輩、どうします?」
ゆ き「うーん」
「まぁ、ゆきはノーダメージだけど」
「ばにらにはダメージがでかいんだよな」
「うみたん、口が軽そうだし……!」
う み「大丈夫! 委員長は秘密は死んでも守り通す女!」
「あひる先輩とは違います!(剛速球の先輩ディス)」
「だから教えてプリーズ!!!!」
ばにら「そういうのが信用できねーんだよ……」
ゆ き「よく晩酌配信で『言っちゃった。これ、言ってよかったよね?』とか」
「やっておいてどの口が言うのか……」
う み「それは、ほんとスマンかった……!」
「けど、今のところ致命傷はないでしょ!」
「だからセーフ! うみの信頼は揺らがない!」
「ほらほら、もったいつけないで教えてよ!」
「どうせたいしたゲームじゃないんでしょ?」
ばにら「いや、たいしたゲームなのよ」
「私たちにとっては、人生を捧げたゲームなの(真顔)」
ゆ き「そうようみちゃん」
「サクラ大戦やテイルズシリーズ」
「全年齢向けゲームをやってきた」
「貴方には分からないかもしれないけど……」
「世の中には人に言えない、神ゲーがあるの(真顔)」
う み「…………」
「え、なに? なんでそんなガチな感じなんです?」
「というか、ばにらもゆき先輩も顔が怖い……」
ずんだ(二人の空気まで変わった)
(うみに煽られた……いや、作品をディスられたから?)
(それくらい大事なゲームってこと?)
(しかも軽々しく言えないって、いったい……)
ばにら「ゆき先輩」
「これは、ばに~らからうみに言わせてください」
ゆ き「分かった。ばにらの覚悟を尊重するで」
う み「ばにら、お前、マジなんか」
「いったい、なんのゲームを……!」
ばにら「うみ……」
「葉鍵って言葉知ってるバニ?(おめめぐるぐる)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
最近はもうすっかり聞かなくなりましたね。(ちょい寂しい)
ばにらの口から出たのは、一昔前の濃いオタクなら知ってて当たり前の用語。
そしてニコニコ文化から生まれた彼女たちにとって、切っても切れない存在。そう、あの時代――男も女もオタクならばその文化のゆりかごの中にあった。
はたして出てくるのは、葉の作品か、鍵の作品か? 分からない方は、明日の更新で捕捉説明入れますので、ちょっとお待ちください&評価・フォローよろしくお願いします!m(__)m




