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【二部完結】VTuberなんだけど百合営業することになった。  作者: kattern@GCN文庫さまより5/20新刊発売
番外編 青葉ずんだの知らない世界 ~オタクと一般人の境界~
175/754

第172話 青葉ずんだの知らない世界 その4

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長


【シチュエーション】

ゆ俺恥ブームに傷ついたゆきを慰めるオフ(ゆきち宅)会。


◇ ◇ ◇ ◇


ゆ き「すびばせん! 嘘をづきましだぁ!」


   「テイルズじゃありません! 違うゲームです!」


う み「へぇー、そうなんですか」


   「じゃあ、そっちを教えていただけます?」


ゆ き「Fate! Fateです!」


   「ゆきもばにらも、Fateをやってて、それが縁で――」


う み「…………」



   「うそくせえな(真顔)」



二 人「!!!!!」



ずんだ(おっと⁉ うみちゃんが真顔になった⁉)


   (しかも二人とも動揺してる⁉)


う み「ちょっと汗を舐めさせてもらっていいですか?」


   「私、人の汗を舐めると嘘かどうかわかるので……」


ゆ き「なにキメェこと言ってんだテメェ!」


う み「いや、ゆきちさんの汗は、加齢臭がキツそうなので」


   「できれば、ばにらの汗を舐めたいなと……」


ばにら「ゼッタイニ、イヤバニ」


う み「まぁ、なんにしてもこのリアクションは嘘で間違いないでしょ」


   「なんで嘘を吐くんですか? たかがゲームの話ですよね?」


   「隠さなくちゃいけないゲームってなんなんですか?」


ずんだ(いいぞ、うみ! もっとグイグイ行け!)


   (花楓とゆきから情報を引き出せ!)


   (いったい二人がなにを隠しているのか……)



   (こんな風に引っ張られたら、気になって当たり前でしょ!)



ばにら「うぅっ……」


   「ゆき先輩、どうします?」


ゆ き「うーん」


   「まぁ、ゆきはノーダメージだけど」


   「ばにらにはダメージがでかいんだよな」


   「うみたん、口が軽そうだし……!」


う み「大丈夫! 委員長は秘密は死んでも守り通す女!」


   「あひる先輩とは違います!(剛速球の先輩ディス)」



   「だから教えてプリーズ!!!!」



ばにら「そういうのが信用できねーんだよ……」


ゆ き「よく晩酌配信で『言っちゃった。これ、言ってよかったよね?』とか」


   「やっておいてどの口が言うのか……」



う み「それは、ほんとスマンかった……!」


   「けど、今のところ致命傷はないでしょ!」


   「だからセーフ! うみの信頼は揺らがない!」



   「ほらほら、もったいつけないで教えてよ!」


   「どうせたいしたゲームじゃないんでしょ?」



ばにら「いや、たいしたゲームなのよ」


   「私たちにとっては、人生を捧げたゲームなの(真顔)」


ゆ き「そうようみちゃん」


   「サクラ大戦やテイルズシリーズ」


   「全年齢向けゲームをやってきた」


   「貴方には分からないかもしれないけど……」



   「世の中には人に言えない、神ゲーがあるの(真顔)」



う み「…………」


   「え、なに? なんでそんなガチな感じなんです?」


   「というか、ばにらもゆき先輩も顔が怖い……」



ずんだ(二人の空気まで変わった)


   (うみに煽られた……いや、作品をディスられたから?)


   (それくらい大事なゲームってこと?)



   (しかも軽々しく言えないって、いったい……)



ばにら「ゆき先輩」


   「これは、ばに~らからうみに言わせてください」


ゆ き「分かった。ばにらの覚悟を尊重するで」


う み「ばにら、お前、マジなんか」


   「いったい、なんのゲームを……!」


ばにら「うみ……」



   「葉鍵って言葉知ってるバニ?(おめめぐるぐる)」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



最近はもうすっかり聞かなくなりましたね。(ちょい寂しい)

ばにらの口から出たのは、一昔前の濃いオタクなら知ってて当たり前の用語。

そしてニコニコ文化から生まれた彼女たちにとって、切っても切れない存在。そう、あの時代――男も女もオタクならばその文化のゆりかごの中にあった。


はたして出てくるのは、葉の作品か、鍵の作品か? 分からない方は、明日の更新で捕捉説明入れますので、ちょっとお待ちください&評価・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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