第127話 りんご裁判 その3
【主人公】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
津軽りんご きまぐれ僕っ娘
秋田ぽめら DStars特待生 みんなのママ
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
Bちゃん DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
【シチュエーション】
悪戯ばかりしているりんご。ついに裁判にかけられる。(企画)
そんな地獄企画を、いつものように見守るずんだとばにら。
◇ ◇ ◇ ◇
ぽめら「えぇ、それでは続いての原告」
「匿名希望『エリートアイドル』さんから」
「告訴内容は『溶岩突き落としあっちゅあっちゅ全ロス罪』です」
あひる「罪状にいろいろ滲み出てますね」
ぽめら「匿名希望なのに、誰だか分かっちゃいますね」
「それでは証言VTRどうぞ」
◇ ◇ ◇ ◇
???「あ、どうも匿名希望『エリートアイドル』です」
Bちゃ「えー、エリートアイドルさんの告訴の内容は」
「『溶岩突き落としあっちゅあっちゅ全ロス罪』とのことですが」
「いったいどういう罪なんでしょうか?」
???「そうですね」
「あれはゆき――エリートアイドルの私が」
「ネザーで素材集めをしていた時でした」
Bちゃ「ほうほう、マイクラのお話ですね」
「ゆき――エリートアイドルさんはよくやってらっしゃいますものね」
???「はい」
「その時、私は建築資材に『ネザークォーツ』が欲しくて」
「ネザーの地下を掘っていたんですね」
「それで3スタック(1スタック64個なので、192個)分の」
「『ネザークォーツ』を手に入れて戻ろうとしてたんです」
「そしたら、りんごがやって来て……」
Bちゃ「やって来て?」
???「あろうことか――」
「金装備をつけてなかったんですよ!!!!」
―――――――
補足: ネザーで金装備
―――――――
ネザーの雑魚モンスター『ピグリン』は、金装備をつけていないと襲ってくる性質がある。そのため、マイクラのネザーに行く際には、金装備をつけるのがお約束。
雑魚モンスターのため強くはないが――とにかく数が多い。集団で囲まれるとすぐゲームオーバー。おまけに、流れ弾で関係ないプレイヤーまで襲われることがある。
なので、つけよう金装備! ネザー探索は装備を調えて、ご安全に!
―――――――
???「テキストチャットでさ」
『助けてゆきち!! モンスターが襲ってくるよぉー!!』
「って、送ってこられて。助けないわけにいかないじゃん?」
Bちゃ「あー、はい、まぁ」
「それで、助けちゃったんですか?」
???「ダイヤ装備だし、なんとかなると思ったんだにぇ」
「すぐそこにネザーゲート(ネザーへの出入り口)もあったし」
「りんご襲ってるピグリン倒して、ダッシュでゲートへ移動」
「『これだ……!』と、思ったんです」
Bちゃ「そこからなぜ全ロスに?」
???「ネザーゲートがですね、ちょうど崖の近くに建っていまして」
「りんごと押し合いへし合いで入ったら」
「突き飛ばされてそのまま溶岩へ……(げんなり)」
Bちゃ「あははははw」
「それはまた災難、あっちゅあっちゅでしたね」
???「笑い事じゃねー!!」
「ゆきのダイヤ装備がまた溶けちゃったにぇ!!」
「エリトラは持ってなかったけど……防御Ⅴつけてたのに!!」
Bちゃ「まぁまぁまぁ」
「ゆきさんの全ロス芸は配信の華じゃないですか」
???「こちとら好きで全ロスしてんじゃねえんだ」
「しかもあとでりんごの配信見たら……」
『ゆきち! どけどけどけ! 邪魔だぁ!』
「って。突き飛ばしててよぉ!」
Bちゃ「あははははw」
「まぁ、お互い余裕がなかったということで」
「そこは寛大な心で許してあげましょうよ」
???「いいや許せません」
「ゆきはりんごを『溶岩突き落としあっちゅあっちゅ全ロス罪』で」
「告訴します」
「同時にゆきが集めたネザークォーツの賠償を求めます」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
マイクラで相変わらず好き放題やってんにぇ。
そして、ゆきちゃんはまた全ロスしてんにぇ。
ゆきち、俺、恥ずかしいよ……。(ゆ俺恥)
ゆきちゃんもこんな役どころばかり。最初は、頼れる先輩キャラのはずだったんだけれど、番外編でどんどんボロがでる。どこかでまた救済をしてあげたいが――このポンコツ感がたまらんのよという方は、ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!m(__)m




