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白と悪魔と  作者: りあん
第三部 繋がる命と共存の悪魔

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128/276

ep116.無敵の禁忌

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 ――ネオカオスとラッシュ師団の全面戦争が行われる前の事………



 何処かの屋内。

 ジハが倒れているキンキを見下ろす。

 ジハの隣にはメタリーとフェクトが立っていた。


「完成だよ、キンキ」

「…あぁ?」


 ジハの声に応じ、キンキが立ち上がる。

 キンキは身体中に黒い電撃を帯びていた。

 まるで何か魔力を付与されたかのように電撃を帯びるその姿は、まさに禁忌の女。


「私の魔力に耐えたどころか寧ろ適応を見せた。そして… お前は『自由時間操作(フリータイム)』を手に入れて見せた」

「あぁ………そうかぁ」

「これで私の計画に乱れが生じても大丈――」


 その瞬間、ジハがキンキに殴られる。


「っ…!?」


 キンキの拳でジハが壁まで吹き飛ぶ。


「パパ………!」

「ジハさん………!」


 フェクトとメタリーがジハの方へ駆け寄る。


「っ…ここまでの強さか………!」


 壁に叩き付けられて負傷しながらも、ジハはキンキの強さに感心する。

 フェクトが構え、キンキと戦うために魔力の準備をする。


 だがそれを止めようとするかのようにメタリーがフェクトの前に立つ。

 そして、ゆっくりとキンキの方向へ向く。


「ねぇ、今パパを殴ったよね?」


 メタリーがキンキを睨む。


「あぁ?だったらなんだぁ!?」


 キンキがメタリーを睨み返す。

 メタリーが瞬時に移動し、キンキに蹴りを入れる。


「殴ったかどうか聞いてるんだけど」

「あぁ?」


 キンキは腕でメタリーの足をガードしていた。


「答えないと殺すよ?パパになんて事してくれるの?」

「ッ!」

「メタリー」


 ジハがゆっくりと立ち上がる。

 無傷で立ち上がるジハにメタリーは微笑みを浮かべる。


「パパ!」


 メタリーがキンキから距離を取り、ジハの方へ寄る。


「いいさ、私は無事だ」

「流石パパ」

「あぁ?パパァ?あぁ…兄貴の娘かぁ」


 キンキが舌を出す。

 その仕草が気に食わないメタリーが再びキンキを睨む。


「黙れ、パパを殴った不届き者」

「妹よ、娘の無礼を許してくれ」

「あぁ?」

「メタリーよ、私と妹は常にこんな感じなのだ。少し噛み合わないだけで喧嘩なんてしょっちゅうな事だ。分かったかい?」

「ごめんなさい、パパ」


 メタリーが拳を下ろす。

 ジハがメタリーの頭を撫でる。

 撫でられたメタリーは何処か微笑を浮かべていた。


「謝る必要は無い。寧ろ君がキンキに攻撃してくれたおかげでコイツの完成度がより露呈されたよ」

「露呈?」

「メタリーレベルの攻撃をキンキが受け止めた。キンキは戦闘面において最強の女に成り上がったという事だ」

「凄い!流石パパだね!!」

「あぁ。禁忌の技に触れて正解だった」


 ジハがキンキの目の前まで歩く。

 キンキがジハを睨む。


「あぁ?」

「パパ、禁忌の技って?キンキって名前と関係があるの?」

「いや、全くない。だが…名前の通り禁忌級の力を出してくれる凄い技だよ」

「凄い!でもそれ…パパ本人に使った方がいいんじゃないの?パパの目的を完遂させるためにも」

「いいやメタリー、この技はパパじゃダメなんだ。パパの妹のキンキでなきゃいけないんだよ」

「そうなんだ?」

「もっと言えばメタリーやフェクト…君達にも使ってはいけない」

「え?」

「僕達やジハさんにはダメで妹さんは大丈夫…どういう事ですか?」

「それはねフェクト、キンキは――」

「話がなげーよ兄貴」


 キンキが目を光らせる。


「妹のアタシだからこそ禁忌の技を入れ込む…それだけの事だろ?」


 キンキが身体に黒い電撃を帯びる。


「…まぁ、そういう事にしておくか」


 そういう事ではないが…という顔をしていたジハだった。

 だが面倒になっていた。


「アタシを強化した礼としてアンタの要望には答えるが、アタシなりに好きにやらせてもらうぜぇ、クソ兄貴ィ!!」


 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「あぁぁぁ………時間が…思い通りだぁぁぁぁぁ…」


 キンキの身体に黒い電撃が帯びていた。

 キンキの腫れた頬が治り、足の傷が完全に消えていく。


「時間が思い通り……まさか自分自身の時間を進め…いや、時間を戻して傷を修復してる…?」


 ミカが銃剣を構える。


「それにさっきの瞬間移動のような動き…攻撃が来る前の違和感…まさか…時間停止………!」

「ご名答だぁ、ラッシュ師団のミカァ!!」

「っ………!」


 その瞬間、キンキが瞬時にミカに近付く。

 まるで自分以外の時間だけ止めていたかのように…


「ミカ…!」

「アタシの魔力はアタシが視認できる範囲の時間を自由に操れるぅ!!」


 キンキがミカに殴り掛かる。


「っ………」


 ミカが銃剣でキンキの拳を押さえる。

 キンキの圧倒的なパワーはミカを銃剣ごと吹っ飛ばす。


「がっ!!」

「死になぁ!!」


 キンキが吹っ飛んだミカを追う。


「っ…!」


 空中でミカが銃剣を持ち替え、キンキに向かってすぐさま銃弾を撃つ。


「おっと!」


 キンキが銃弾をかわす。


「時間を操れるアタシに銃弾なんて止まってるも当然!」

「っ…」

「潰れろ!」


 キンキがミカを蹴り飛ばす。


「がはっ…」


 ミカが吹っ飛び、雪に埋もれる。


「ミカ…!」

「てめぇもだよ!副団長…!!」

「っ…!」


 ロキが拳を構える。

 だがロキの向いた方向にキンキはいなかった。


「そっちじゃねぇよ」

「っ…!?」


 キンキがロキの後ろに回り込む。


「そこか…!」

「だがそこでもねぇ」


 キンキがそう言うと、ロキの横にすぐさま移動し、蹴りを入れる。


「っ…!」


 ロキがギリギリのところで腕で受け止める。


「あぁ?アタシのこの動きに反応できたのかぁ?」

「っ………!」

「だがなぁ!」


 キンキが足を引っ込め、別の所へ瞬時に移動。

 今度は殴りを入れる。


「っ…!?」


 ロキが背中から殴られ、吹っ飛ぶ。


「あはははは!いい飛び方だぁ!」


 キンキが倒れるロキを笑いながら見つめる。


「っ…クソッ………」

「ロキ君…ミカ…!」


 ホワイトが立ち上がり、ロキの方へ寄る。


「馬鹿…来るなホワイト…!」

「え…」


 ホワイトがそう言った瞬間、キンキがホワイトの後ろに回り込む。


「っ…!」

「ここはアンタが来るような場所じゃねぇよ」


 キンキがホワイトの両腕を後ろから掴む。


「っ…!?」


 ホワイトがキンキに拘束される。


「魔力寄越せよ、てめぇ!」


 キンキが犬のような鋭い牙を出し、ホワイトの首元に噛み付く。


「がっ…!」

「ホワイト…!!」


 ホワイトが腕を振り払おうとする。

 キンキの喉元にホワイトの血が入り込む――


「ッ?」


 キンキが違和感を感じ、ホワイトの首元から牙を引っ込める。

 そして、ホワイトから距離を取る。


「っ………」


 ホワイトが首元を押さえる。


「あぁ…?なんだ…これはぁ…?」


 キンキが自身の牙に指を触れる。

 キンキの牙がバチバチとしており、指に電撃が走る。


「なんだこれ?アタシの電撃じゃない…?」


 キンキが戸惑いを見せる。


「ホワイト…!」

「っ…………うぐっ…」


 ホワイトが首を押さえながらロキに近寄る。


「首を噛み付かれて…魔力を吸われそうに…」

「っ…大丈夫…なのか…それは……?」

「え…?」


 ホワイトが首元から手を離す。

 何故か分からなかったが、ホワイトの傷口が塞がっていた。


「傷口が…無くなってる…?」

「え…」

「…あぁ?」


 キンキがホワイトを睨む。


「アンタ…アタシの歯に何したぁ!?」

「っ…!」


 キンキがホワイトに瞬時に近付く。


「ホワイト…!」


 ホワイトに近付いたその一瞬…

 ミカが瞬時にキンキの傍に寄り、銃剣を振るう。


「あぁ!?」


 キンキが拳で銃剣を押さえる。


「雪に埋めただろアンタァ!なんですぐに戦えるんだぁ!?」

「埋まってる場合…じゃないから…!」


 ミカが銃剣に力を込める。


「あぁ?」

「時間を自由に操れるだとか知らないけど…あたしがそれについていければいいだけ…!」


 ミカが銃剣でキンキの拳を押す。


「あぁ?」


 キンキが距離を取る。


「ついていければいいとか言ってるけどさぁ!『自由時間操作(フリータイム)』を前に無理だろそんなのよぉ!」


 キンキがミカに瞬時に近付く。


「死に…ッ!?」


 キンキが蹴りを入れようとした瞬間…

 ミカがキンキの動きについていくかのように銃剣を振る。


「ッ!」


 キンキが再び距離を取り、再び瞬時にミカに近付く。


「っ…!」

「…!」


 ミカが銃剣でキンキの腕を斬る。


「ッ!!」


 キンキの腕から血が出る。

 キンキが瞬時に距離を取る。


「遅い…!」


 ミカがキンキの懐に飛び付く。


「ッ!?」


 次の瞬間、ミカが両手に持つ銃剣でキンキの身体を何度も斬る。


「ぐぅぅっ…!!?」

「ミカ…!!」

「嘘…だろ…?」

「ミカ…キンキの動きについていけてるの…!?」


 ホワイトとロキが驚愕する。


「…なんとなくコツが分かって来た」


 ミカがキンキの目を見る。


「キンキは瞬間移動の様な感じで時間を操る場合…目に動きが出る」

「目に動き…?」

「その向きの方に移動する…だからある程度は動きが予測できる…!」


 キンキが瞬時にミカへ近付く。


「舐めんなよ小娘ぇ!!」


 キンキがミカの頭の上から攻撃しようとする。


「…舐めてないよ」

「…は?」


 ミカがキンキの拳をかわし、すぐさま横から斬り付ける。


「ッ!?」


 キンキが瞬時に距離を取る。


「っ…凄い………!」

「…あぁぁぁ?なんでアタシの動きについていけてんだぁ?」


 キンキが黒い電撃を身体に帯びる。


「…あたしが天才なだけ」

「あはははは!そうかぁ!じゃあこれはどうだぁ!?」


 キンキが右腕に電撃を帯びる。


「っ…!あの技は…ミカ…危ない…!」

「…くたばれ小娘ぇ!!」


 キンキが電撃の柱を飛ばす。


「っ…!ミカ………!」

「これなら…!」


 ミカが魔力を自身の身体に付与する。


「っ…!」


 ミカは電撃の柱を浴びるが全く傷付かなかった。


「はぁ?」

「…あたしの自己強化の魔力よ」

「その魔力…あの時の…!」


 ロキがミカの魔力を見て既視感を覚えていた。


「そ、ルキと戦ってた時のね。この魔力は工夫をすれば攻めだけじゃない、守りにも使える」

「守りにも…」

「簡単に言えば…魔力に対する防御力だけを一気に上げて使ってる感じ…!」

「ミカ…凄い………!」

「…まさか俺の魔力を見様見真似でやって…それを応用するなんて………」


 ミカの魔力を見てロキの士気も上がる。

 そして、ロキも自己強化の魔力を発動する。


「お前は一体…何者なんだよミカ…?」


 ロキがミカの隣に立つ。


「さぁ?何者なんだろうねロキ…?」


 ミカが銃剣を構える。

 二人が並んでキンキの方を向く。


「二人とも…かっこいい………!」

「アンタの魔力は凄いわ。今度…詳しく教えてくれるかしら?」

「あぁ…当然だ。この魔力をお前もちゃんと使えたら…最強が更に最強になってしまうな」

「ふふっ、当然よ」


 ミカがそう言うと、瞬時にキンキに近付く。


「あぁ?」


 ロキも瞬時にキンキに近付き、二人がキンキを挟み撃ちにする。


「なるほどなぁ…?」


 キンキがミカの銃剣とロキの拳を押さえる。


「なんか勝てそうだったのに、このままじゃアタシ負けそうだなぁ?」


 キンキの手にロキの拳とミカの銃剣が刺さり、キンキの拳から血が出る。


「ホワイト…あたし達に回復を…!」

「うん…!」


 ホワイトがミカとロキに回復魔法をかける。

 そしてそれは継続的に回復する回復魔法だった。


「継続的に回復する魔法…普段より効力が落ちるけど…戦闘中なら…きっと使いやすいはず…!」

「…助かる!」

「ありがと…ホワイト…!!」

「あぁぁぁぁ?」


 キンキが瞬時に移動し、二人から距離を取る。


「させねぇよ…!」


 ロキが瞬時にキンキに近付き、拳を入れる。


「あぁぁぁぁ?」


 キンキがロキの拳を押さえる。


「ミカ…!」

「ん…!」


 ミカがキンキの背後に回り込む。


「あぁ?」


 ミカが銃剣を振る。


「ふん…!」


 キンキが瞬時に移動するが、ミカの銃剣でキンキの後ろ髪が切れる。


「あぁ?アタシの髪が切れたぁ?」


 キンキが二人から距離を取る。


「アタシが押されてるぅ?」


 キンキがよだれを垂らしながら自身の手を見る。


「よそ見してる場合?」


 ミカが銃剣をキンキの首元まで持っていく。


「ッ…!」


 キンキがミカの銃剣を拳で受け止める。


「受け止めたら、こっちも来るぞ!」


 ロキがキンキの頬に拳を入れる。


「ッ………!!」


 キンキがロキの拳で吹っ飛ぶ。


「よし………」

「入った………!!」

「あぁぁぁぁぁぁ!?」


 吹っ飛ぶキンキが受け身を取る。


「あぁぁぁぁぁ」


 キンキが身体中の関節を動かす。

 武者震いをしているかのような動かし方だった。


「あぁ、このままだと本当に負けそうだぁ」


 キンキが舌を出す。


「この二人相手に殺されて、あの世に行っちゃいそうだぁ」


 キンキが頭を掻く。

 まるで獣のように頭を素早く掻いていた。

 キンキの傷が魔力で少しずつ回復していく。


「ミカ…問題はあの傷の回復の速さだ…」

「…うん。あの速さ…時間を操作して回復を早くしているか時間を戻しているか…分からないけど…」

「あれをさせない程の致命傷になるレベルの重い一撃を入れなきゃ…行けないか」

「…そうね」


 ミカが銃剣を構える。


「…あたしが引き付けている間に、魔力を貯めれる?」

「魔力を貯める…あぁ、そういう事か」

「そういう事。あたしの考えている事…アンタならできるでしょ?」

「お安い御用だ…!」


 ロキがそう言うと、腕に魔力を込める。


「あぁ?」


 ミカが瞬時にキンキの傍に近寄る。


「あぁ!?」


 キンキがミカを掴もうとする。


「っ…!」


 ミカが銃剣でキンキの手のひらを斬る。


「ッ!」

「アンタの相手はあたしだよ…!」

「ふん!一対一ならアタシの方が有利だよ!!バーカ!!!」


 キンキがミカの銃剣を掴む。


「っ…!」


 ミカが瞬時に掴まれた銃剣から手を離し…

 銃剣を失った手で魔力を使い銃剣を作る。


「あぁ?」

「っ!」


 ミカが銃剣を振るう。


「ふん!」


 キンキが奪った銃剣で銃弾を撃つ。


「っ!」


 銃弾がミカの頬を掠める。


「おらよっ!」


 キンキが奪った銃剣を振るい、ミカに近付く。


「っ!」


 ミカが銃剣でキンキの攻撃を防ぐ。


「っ…!」


 だが猛烈な銃剣の振りにミカが押される。

 ミカの頬が斬られ、出血する。


「おらおらぁ!アンタの顔…めちゃくちゃにしてやるぜぇ!!」


 キンキが銃剣を振り続ける。


「っ…」


 ミカが距離を取るが、キンキがすぐさま近付く。


「ホワイト…!」

「っ…!」


 ホワイトがキンキの腕に麻酔銃を撃つ。

 ミカのおとりはロキの力を貯めるだけでなく…ホワイトの麻酔銃を撃つためのおとりでもあった。


「なっ!」


 麻酔弾がキンキの腕に当たる。


「っ…こんなの……うぐっ…!」


 キンキが頭を押さえる。

 キンキが眠気に襲われる。


「よし…!」

「ナイス、ホワイト!」


 ミカがキンキに近付き、銃剣を振るう。


「はぁぁぁっ!!」


 キンキがミカに滅多切りにされる。


「ぐおおっ!!」


 キンキが距離を取る。


「ロキ…!」

「おう…!」

「っ!」


 ロキが右腕に力を込め、キンキに瞬時に近付く。


「っ!」

「くたばれ!!!」


 ロキが全身に魔力を込め、キンキを思い切り殴る。


「ぐがあああああああ!!!」


 キンキが大きく吹き飛ぶ。

 そして、遂に地に倒れる。


 ――果たしてキンキは…ロキの殴打で戦闘不能になったのか………

後書き~世界観とキャラの設定~


自由時間操作(フリータイム)

…キンキが視認できる限りの範囲で時間を自由に操る事ができる。

ジハの実験によって得た魔力であり、まさしく禁忌級の力。だがジハやメタリー、フェクトにこの魔力を使うのはジハ曰くダメらしい。

時間を自由に操ると言う事はつまり、自身の受けた傷を無かった事にしたり、時間を止めてその間に移動して攻撃したり、自身の飛ばした電撃を瞬時に移動させたりと本当にやりたい放題。まさに禁忌の力なのである。そして接近戦をやるキンキにとっては攻撃を当てやすい事はそれだけで楽しいのである。

即死するほどの攻撃を受けさえしなければ例え致命傷でも一瞬で回復できる。

その気になれば一気に対象を老いさせたり、逆に若返らせる事なども可能だが、フィジカルで殴って殺すのが好きなキンキの性格には合わないのでそれは使わない。もしもキンキにそこまでのずる賢い頭脳があれば、今頃ラッシュ師団は敗北している。つまり、良くも悪くも魔力が合っていないのである。

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本編のスピンオフである
悪魔に堕ちて悪魔と結婚した太陽
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