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賢者の痕跡「リジェネーション」

18/2/15 特ランクの人物について少し変更

魔王が討伐されて700年以上が過ぎていた。

安全となった世界で観光ついでに現地で仕事をする。

通称[観光冒険者]彼もその1人である。


名前はクリス・バーンノルド

干し草のような黄色い髪は肩ぐらいまでの長さがありそれを後ろで結っている。

少し日に焼けた健康的な肌に凛々しい顔立ち常に笑顔が絶えないゆるい口元

瞳は赤く吸い込まれそうな力強い眼差しをしている。

黒い外郎の下にはプレートメイルを着込み腕や脚には革でできた軽装鎧を身につけている。

腰には使い込まれた剣を携え並の剣士以上の腕前を感じさせる。


魔王を倒した賢者がその後に残した魔法の痕跡

通称「賢者の痕跡」を旅して回っている。


「ここか~意外と近かったな」

今回彼が訪れたのは[ヤコングウ神殿]だ


街道から神殿までの道には休憩所や飲食店が並ぶが宿はない。

今朝エント村を出発してここに到着したのは昼前なので、

みな宿泊はエント村に行くのだろう。


神殿への道を進むとギルドが目に入った。

そういえば路銀が少なくなったな、ここで、ひと仕事しよう


頑丈そうな扉を開けてギルドに入る。

「いらっしゃいませ!仕事をお探しですか?」

木製のカウンターの向こうで素朴だけど美しい女性が

何かの書類をまとめながら対応してくれた。

「はい、Bランクの討伐系の仕事はありますか?」

つい見栄を張ってしまった。


ギルドの仕事にはランクがあり

危険度によって階級分けされている。

特、S、A、B、C、D、Eに+-補正がある

Eは駆け出し、Cで一般の冒険者レベル

Bが近衛兵レベル、Aに至ると軍隊長クラス

Sクラスは英雄と呼ばれるレベルの人達で勇者などが該当する。

特クラスはたった1人しか存在しない

3国の連合軍を相手に単騎で完勝したとんでもない伝説がある。

白いプルプレートに身を包み剣と盾を使う無敗の化物だ。


俺のランクはB-だ普段は安全をとってc+任務をこなしている。

美人の前で見栄を張る男は悲しい生き物だ。

しかし無理をしているわけではない!


この神殿の庭にある

[癒やしのくぐり岩]が賢者の痕跡と言われている。

当時の目撃証言が無く発見されたのも神殿が建って数年後らしい。

[癒やしのくぐり岩]は、穴が空いていてくぐると

肩こり腰痛打ち身捻挫切り傷などが治り

その効果は、3日ほど続くと評判で

疲れがたまった人が訪れる癒やしスポットとなっている。


この岩があれば多少の危険は問題ないだろう。

「Bランクですね。でしたら指名手配モンスターの

ゴブリンゴーレムマンサー討伐がちょうどいいと思います」

「ゴーレム使いのゴブリンなら

C+ランクじゃないですか?何か訳でも?」

「はい、このゴブリンは召喚したゴーレムに亀の甲羅のような盾を

背負わせてゴブリンはその中に入ってゴーレムを操っているので

ひ弱な本体を叩くのが難しくなっています」

「それでゴーレムを正面から倒せるBランクになってるってことか」

「その通りです。こちらの仕事になさいますか?」

うーん無傷とは行かないが勝てるレベルではあるな

「それにします。」

「ではこちらが依頼書と木筒です」

赤い木筒と依頼書を受け取る。


□□□討伐依頼□□□

依頼番号:赤-7

報酬:2000ラド

対象:ゴブリンゴーレムマンサー(亀)

討伐証明:ゴーレムコアと甲羅の盾

場所:神殿奥の森林

納入場所:ギルド

期限:なし

注意事項:多重依頼なので一番先に達成した方のみです。

ゴブリン本体へ強襲が不可能なのでご注意ください

(詳細はギルド受付へ)


依頼書を確認して筒に丸めて入れて保管する。

「ではいってきます。」

「ご武運を」

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