表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/33

賢者の痕跡「ファイアボルト」その2

前回の続き

「おかえりなさい!」

町に戻ると声をかけられるお土産屋の主人だ

「まんじゅう一つどうだい?」

しょっぱいものを食べた後なので甘いものが欲しくなていた。いい立地だなと思い勧められるがまま饅頭を1つ買う


半分に割って中身を確認する普通のこし餡だ。そのままの勢いで一口食べる、なんてことだこれは……!普通だ!ごく普通の饅頭だ!この店は立地だけで繁盛してる普通の店だ!少しがっかりしたが普通にうまいのでまあ良しとする。


「お兄さん宿はどちらへ?」

お土産屋の主人が聞いてくる。

「温泉と賢者様が泊まったところかで迷ってるんですよね~」

「あーそれなら温泉のほうがおすすめですよ」

「ほぉ?それはなぜかな?」

「賢者様が泊まった宿は文化財指定されてて品質が700年前で止まっていて ベットは固いし隙間風は吹くし疲れを癒やすにはちょっと問題ありなんですよ」

「ふむふむ、そんな事情があるんですかでは温泉宿の方に行きます有難うございました」

「いえいえ!お土産用もあるので出発の際はぜひ、またいらしてください」

うん!それはお断りします。心の中だけで返事をし会釈をして温泉宿に向かった。


少し歩くと温泉宿に着いた。立派な建物で左側には温泉の入口らしき場所が見えるどうやら宿に泊まらなくてもお金を払えば温泉だけ楽しめるようだ。部屋を取るために中に入るとカウンターに一人男がいる。


どう見ても土産屋の主人である!驚いていると声をかけられる。

「いらっしゃいませ!ん?お客さん土産店に行ったんでしょ?」

「あそこはね私の双子の兄が経営してるんですよ皆さん驚かれますよ」

そう言って笑っている……これは完全に誘導されたな……このタヌキ兄弟め!

そんな事を思っていると心を読んだかのように宿屋の主人が慌てた様子でフォローした。

「いやいやあっちの宿がボロいのは本当ですよ!」

「えっ……あ……はい」クリスは言葉に詰まる。

「うちは一泊2食に温泉付きで50ラドです」

「えっと一泊お願いします」と料金を先払いした。

流れで思わず宿を決めてしまった。


部屋に通されるとたしかに良い宿だ部屋は清潔で少し狭いがくつろぐには十分だ。窓からの見える景色は一面の森と湯煙をあげる木でできた水路が見える。これは当たりだ!荷物をベットに放り投げ窓辺のイスに腰掛ける森を眺めながら一息つき卵と魚の味を思い出し機嫌が良くなる。しばらくくつろぐと日が落ちてきたそろそろ温泉に行くことにする。


脱衣所で服を脱ぎ扉を開けると正面にきれいな夕焼けが見える最高の景色だ見とれながら温泉に入る。

「ふーいい湯だ!」

思わず声が出る湯に浸かりながら夕焼けを眺める至福の時だこの町は素晴らしいしばらく浸かってると妙な感覚がある。スタミナがガンガン回復している!これはすごい疲れが取れるとはまさにこの事!ただのお湯ではない神秘的な力があるようだ!


満足して風呂から上がり食堂へ向かう。どうやらメニューは決まっているらしく食事を受取り適当に近くのテーブルに腰掛けて食べ始める。普通の食事だ何の変哲もないパンとシチューだ、驚きがあるかと思ったが普通の食事だった。食べ終わった食器を戻しながら考える……あの兄弟は食事には特別こだわらないのか?それても卵と魚がうますぎて食に対してのハードルがあがってしまったのか?そんなことを思いながら部屋に戻り眠った。


翌朝荷物をまとめて部屋を出る朝食も普通だパンとサラダに厚切りのベーコン美味いんだけど感動がない

やはり卵と魚のインパクトが強すぎたのだ……主人に挨拶して宿をでると向かいの賢者の宿から出てきた客が見える。腰を抑えているところを見ると環境は最悪だったみたいだ。


ふふっと笑い次の町へ出発する。


ここは良い所だ”ファイアボルトエント”おすすめの観光地だ!


冒険物を書こうかなと思っていたんだけど

なぜか旅番組のようになってしまいましたw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ