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そういえば

「いまさらですけど、姫って中二病っぽくないですよね」

「あたし…もそう思う」

 文月さんが話すなんてめずらしい。

質問した僕もそして姫もびっくりしている。

「びっくりした。忍ちゃんしゃべれるんだ」

「私も…マチちゃんと一緒で人見知りな…だけ」

「えっ、そうなの。僕初めて知ったよ」

 五年近く一緒にいるけどそれは初耳だ。

てっきり、口下手で話さないのかと思っていた。

「なんで、あんたが知らないのよ」

 ポカッ

「痛い!!なんで、殴るんですか姫」

「ふん、そういうのは聞かずとも察するのが男の務めでしょ」

「そんなあ」

 察しろと言われても、全員に対して同じように話していればわからない。これはあきらかに男性蔑視だと抗議したいが表にはださない。もとい、だせない。

「それよりも、質問に答えてくださいよ」

「あまりのことに忘れてた。だって私新型中二病だから」

 はて、新型中二病とはなんだろう。聞いたことがない。

「新型中二病ってなんですか」

「要はビジネス中二病ってこと」

「えっ…ビジネス?」

「そうだけど」

 何か問題でもといいたそうな顔している。だめだこの人は想像の斜め上をいっている。

常識から離れすぎている。いや待てよ、中二病もある意味常識から離れているから…。

いやいや、そういう問題じゃない。

そもそも、中二病って演じるものなのか。違う気がするけど…まあいいか。

そうやって、中二病を演じてくれなかったら今こうしてしゃべっていないわけだし。

「なに考え事してんの」

 姫が、下から覗き込むように僕の顔を見る。

「わっ!!ちょっと姫、顔近い」

「別にいいでしょ。男か女かわからないんだから」

 別にって…こっちは顔から火がでそうだ。

それに、見た目は女っぽいとは言われるけど中身は男だ。だから姫みたいなかわいい女の子に顔を近づけられると照れてしまう。

「いてっ」

 忍のローキックが入る。

 僕の周りの女子たちは距離感が近すぎる。

よし次何かあったらガツンと言ってやるぞ。

 たぶん……

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