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姪の友達(一月花《はじめ つきか》の場合2)

「委員長ってさすがに人気な役職ではないけど、推薦入試のときにアピールポイントになったりするからいやいやでもやりたがるもんじゃないの?」

 内申書に書いてもらえるから、面接がある高校を受ける子はすると思うけど。

今の子はその理由があったとしても受けないんだろうか。

「ううっ、そうなんですぅー」

「どっ、どうしたの」

 一さんが泣き始めてしまった。

「実は、今年担任の先生が配慮してくれてほかの奴がやったらどうだって言ってくれたんです。明るい、イケイケ系の子が二人も立候補してくれて。二人ですよ二人!」

「よかったじゃないか」

「それが・・・それが立候補してないはずなのに気がついたら私が当選していて・・・」

「超人気!?」

「ああ、それなら私が推薦したよ」

 メイさんあんたなんてことを・・・。

「この鬼!!]

「この人でなし!!」

 どうして、二人して怒っているのだろう。わたしには理解できそうにありません。


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