第一回中二病キャラ設定会議第4
今日もまったり
「とりあえず、細かい設定は今度考えるとして、まずやってみたら?」
「えーっ」
「おれがやったんだからやれよ」と念をこめて、姪をじっと見つめる。
「わかった、わかりました。やりますよ、やればいいんでしょ」
どうやら、思いは伝わったようだ。
「ううっ」
「はやく、はやく」
ここぞとばかりにあおる。たぶん、この瞬間を写真に収めたとしたら相当なゲス顔だったと思う。
「いいわ。やってやる」
姪が決心した顔でこっちを見る。
ついに始まる。
「わたしは、異界管理省魔界技術局特命課フェンリル隊第零班暗部所属第1席メイ=ヨハン=カンダ。黙示録と神の名のもとに我が力をしっこう・・・」
姪の顔はすでに風邪をひいたみたいに真っ赤になっている。だが、ここでやめさせるわけにはいかない。
「かまわん、続けろ」
できるだけ、雰囲気を出すために顔の前で手を組んでブルーライトメガネをかける。間違っても室内でサングラスはかけない。
「我が黙示録に記されし禁忌の力。混沌。煉獄。森羅万象。そのすべてを打ち壊せ!黙示録にすら除外された特記事項(アポカリプス・カオス・ジャッジメント・オブ・ジ・エンド)!!」
やりきったー。
すごい。この子ほんとにすごいよ。
「おじさん、どう!!」
「・・・点だ」
「えっ?」
「百点満点だー!姪よ、よくやった」
そのあと、姪と俺で泣きながら抱き合い感動をかみしめました。




