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暗黒三千世界総会

 すっかり忘れていたが実は秘密結社〈暗黒三千世界〉には定期的に総会がある。

 メイは当然のことながらナツキもそれをすっかりと忘れていた。

「ねぇ、やっぱりでないとだめかなぁ」


「それは当然でしょう。姫はここの代表なんですから」


「うぁー姫とか久々に聞くと少し引くわぁ」


 なんとなくサクラさんのしゃべり方ににて来ている気がするが気にしない。そうこれは別に設定のブレじゃない・・・ハズだ。

 とりあえず、なんとしてでも出てもらわないと。

 そして、まずは威厳のある服装に着替えてもらって決して遊び呆けていて忘れていたという事実を隠さなければ。

 その為に演劇部から衣装まで借りてきたのだから。


「では、姫。衣装を選んでください」


「じゃぁ、これ」


 手に取った衣装は軍服だ。黒でしっかりしているしこれなら・・・・ 


「姫ちょっと待って!!」


「えーっ、なによ」


「なによって語尾は今まで使ってないでしょう。じゃなくて!その腕章はとってください!」


「・・・いや!」


「なんで!?いや、だめですよ。この厳しい世の中、結構叩かれるんですよ」


「何に叩かれるのかは分からないけど絶対にいや!!」


 なぜそんな頑なに・・・


「腕章さえ外してくれたら何も言いませんから。お願いします」


「いやったら、嫌。これが揃ってこその服なんだもの。きっとこれはそうよ。由緒正しい神社の戦闘服だって」


「神社に戦闘服なんかあるわけないでしょう!そんな物騒な由緒正しい神社が現存してたら大問題ですよ」


「じゃあ、もういいよ!この貴族っぽいやつにする!」


~5分後~


「そろそろ着替え終わったかな。着替え終わりましたか」

「・・・・」 

 あれっ?返事がない・・・ただ、じゃなくて

 おかしい。出入り口はここしかないはず。

「あれっ?なつき、なにしてんだ?姫ならさっき舞台袖で見たぞ」

 うそでしょ。あの人原稿も持ってないのにどうするんだ。

 いや、どうなるんだ!?


-To be continued -

 

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