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クリスマス=ノエル

「メリークリスマス!!」

 本日12月25日はあのクリスマスである。

 多くの人が友人や恋人と過ごし独り身は苦汁をなめ、さらに辛酸をなめる。地獄の日である。

 ちなみに、我が家ではホームパーティーを開き米国風のクリスマスの準備した。入口で配る用のクッキーまでばっちりである。さらに、BGMはJAZZである。うん、たぶん五分ぐらいで切るけど。

「ねえねえ、おじさん」

「なにかな、メイさん」

「クリスマスノエルのノエルってどういう意味なんだろう?」

 ん?クリスマス=ノエルではなく?ノエルってフランス語でクリスマスだったような。

「クリスマスはわかるよ」

 うん、すごい楽しみだったんだね。

「問題はノエルだよ。このいかにも、お祝い感あふれる単語!」

 だって、クリスマス=ノエルだからね。

「漂う清潔感と気品あふれる薫り」

 だってクリスマス=ノエルだからね。というか、その言い方だとトイレの芳香剤だよ。

「あっ、わかった。ノエルってあれだ。素早いスピードタイプで通常攻撃はリーチが短めなものの小回りの効く技が多い人のことだ」

 うん、違うね。急にクリスマスガチャ限定キャラみたいになったね。キャラクター自体は漂う清潔感と気品あふれる薫りをもっているけどセットになった時の安っぽさがすごいねえ。

「いや、やっぱり違う気がするなあ。あっ、わかった。ドラゴンだ!」

 違うねえ、ただの経験値の塊だね。後半から配りすぎて嫌われたやつだね。

「いや、どれもしっくりこないなー。わかった!ノエルとは未知の存在…」

「うんなわけあるかー!」

「うわっ!」

「ノエルっていうのはクリスマスなの。言い方の違いだけなの!」

「うわー」

「と、いいつつブッシュ・ド・ノエルを用意しました」

「うわぁ!」

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