姪の中二事情
「おかえりー」
姪が何か考え事をしながら帰ってきました。なぜわかるかって、いつもよりただいまに力がこもってないからです。長く暮らしてきたことで保護者スキルが上がってきたようです。
間違っても、姪の行動を調べていたわけではありません、いくら暇でもそんなストーカー行為はしない断言します!たまに様子は見にいくけど・・・
「・・・」
なんか最近独り言増えたなあ。中二病って感染症じゃないよな・・・なんか急に不安になってきた。
※中二病は病気ではありません。
「おじさん、どうしたの?」
「いやなんでもない」
とりあえず、感染症かどうかはおいておこう。
「ねえ、おじさん。どうしよう化けの皮が剥がれた」
「なんの話?」
「違うなあ、もっとしっくりくる言葉があると思うんだけど・・・・・・」
いったい何の話をしているのだろう。秘密結社の話と関係してくるのだろうか。
何か一人ぶつぶつ言いながら、納得したようにうなずく。
「おじさん、どうしよう。今わたし、中二不安定だよ!」
「なにそれ、メンタル的な話?」
「違うよ、新型中二病が治りかけているって話だよ!」
「・・・」
それって、ただキャラが安定していないわけでは?
姪のための中二カウンセリングは長引きそうです。
次回、対処法考えます。
お楽しみに




