表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
127/136

ゆるゆる幕間

今回は緩い回

「中仁、飽きた」

「どうしたのいきなり?」

「だって、もう作業じゃん」

「かといって、何かするものがあるわけじゃないだろ」

「いや、無料配信で面白いゲームがあったはず……なかった」

「うん、だよね」

 しかし、最低限の回数を周回して惰性で続けていくには微妙だ。そろそろ全武器で攻略してしまいそうだ。サクラの言うこともよくわかる。これしかないという子供時代ならまだしも今なら、生活費を除いた金額の範囲であれば自由に買えるわけで悩む必要もない。

「じゃあ、なんか、おすすめ教えてよ。合わせるから」

「うーん、FPSとか?」

「得意だっけ?」

「いーや、5メートル先もヘッドショットできない」

「だよね」

 そうだよな、あまりうまいイメージもないんだよな。という俺もキルレが1いけばいいなというほどの下手さだ。むしろその界隈では絶望的なレベルのはず。もちろん気づいている。いきなりフリーチャットで暴言を吐かれる前から気づいていた。まさかそこまでする人間がいるとは……。

 だから嫌なんだあの界隈。

「ねえ、なんかいい案ないの?」

「うーん。とりあえず、暴言がでないのがいいな」

「そんなことが、あるの?一部にはいるよ」

「なるほど…そう言えばお金がない!」

「世知辛いなー」

「まあ、グッズとアクリルキーホルダーに手をだせばそうなるよ」

「沼だねー」

「沼だよー」

「ということで、来週はメイトに行く回!」

「絶対にないけどな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ