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鹿のお尻なでほうだいツアー  作者: ペンネームは「匿名」です
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8.近場

 奈良の市内にあるけれど、ほんの少し外れていて行き損なっちゃうのが、

「海龍王寺」と「法華寺」でした。

「極楽寺」はどうするんだって、突っ込みは無しでお願いします。

まず、高名なお寺と仏像・・・、ミーハーな面もあるんです。


 博物館を見学して登大路に出たときに、「特別巡回バス」ののぼり

眼に入りました。


 「 法華寺 経由 平城京行き 」(巡回バス)


 ををっ! しめた! のです。まだ午後の二時過ぎ、海龍王寺は法華寺の

すぐそばだから、両方お参りできる。当然、路線バスも出ているでしょう

が、「特別」とか「割安」という言葉に弱いもんですから・・・。

3本目は、3千円という洋服屋さんのスラックスを売る手口には乗りません。



 で、登大路の反対側に渡って(潜ってですかね、地下歩道を使いました。)

県庁敷地内?のバス乗り場に急いだのです。

ここで急いでもバスの巡回は、20分ごと。また、少しだけ「待つ」のです。



季節はいつのことなのか・・・、歩くと汗ばんだ記憶があるんで、初夏だった

かと思います。


 バスに乗った多くの方は、平城京まで行かれるようです。登大路を逸れて、

高架を下って古い街並みに入って。「法華寺前」のバス停でおりたのは、

独りでした。

 

「日本で初めてのサウナ」、いや、光明皇后が貧窮者に功徳を施したという

浴室からぶろを先に眼に納めました。

 古い時代、日本では「風呂」はサウナ方式のものだったんですね。今の形態

のお湯に浸かるのは、ただ「湯」と言ったそうです。江戸っ子は 「ゆぅ」 

と言ったという・・。落語って軽く考えてはいけません。

 豆知識っ。 知っててどうなるって、思う人も居るかな。

 

 源義朝が元の部下に暗殺されたのも、確かサウナ(蒸し風呂)だったような

気がします。


 お目当ての国宝の十一面観音に、本堂にあがって対面です。

 光明皇后のお姿を模したんだそうです、神格化とかあんまり好きじゃ無いん

ですが、仏像はとても素敵でした。蓮の池を歩かれたお姿だそうです・・・・。

浮いたのかな?

 きっとたくさんの広い寺領を持っていた時期もあったと思います。

で、栄枯盛衰、世の習い。

 だって、すぐ近所にも昔は広かったっていうお寺があるんですよ。

どう考えても、喧嘩になります。


 お庭も見事だそうですが、特に興味が無いんでスルー・・・・、しました。


 さあ、次は「海龍王寺」です。


 まだ子分は、悲鳴を上げていません、大丈夫。


 「海龍王寺」なんて、すごい名前だと思いませんか。


 遣唐使だった玄昉さんが(気安いかな?)初代の住持さんか、ふむ、仏教の

守護神の海龍王に渡海の嵐の際に助けられた・・・、ふむ。

 で、イメージング・・・。

 中国や日本風の、細くて、小さな手足と小さな翼を持った龍だろうなあ。

あんな小さな翼でどうやって空を駆けるんだろう・・・。

 異世界転生まで踏み込みそうです。この辺の追求は、ファンタジックな方に

おまかせして・・。


 草ボウボウでした。茫茫? この字で良いんでしょうか。


 境内の看板やらサイトのお話を読んでみると

  ・・お寺の「あるべきよう」の中で考えた、お寺の「あるがまま」をみて

    頂きたい・・

というこだわりなんだそうです。


 だから、行った時期が花の春を終えて、伸び放題の季節だったんですね。

印象は、とても良かったと念のため強調しておきます。

 それと、サイトのデザインが素敵です。

”海龍王寺”で検索を(海竜王寺でも引っ張れます)是非してみて下さい。


 きれいなお姉さんを乗せてるとこなんか、好きだぞ!

 あ、お住持さんも、もちろん立派で素敵です。

 

 それと、今も土・日・祝、さらに期間限定で平日も 「ぐるっとバス」で

平城京、法華寺を周遊できるようです。100円! お得!

 私が乗ったのが、「ぐるっと」だったかは、記憶に定かではありません。


 申し添えておきますが、関係者でもなく、まわし者でもありません。


 もうひとつ追加

 壮大なレプリカ、平城京跡地には、一度行っています。再度行くまでの

興味は持てないのです。

 



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