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誰にでも自分の自慢の彼女が居たら? ”俺の彼女は一番とか言いたくない?”

作者: 七瀬






誰にでも自分の自慢の彼女が居たら、”俺の彼女は一番とか言いたくない?”



俺は彼女と付き合って5年!

俺が彼女を”一目惚れ”してから、グイグイ彼女に自分アピールをして

直ぐに俺は彼女に告白をした。

そんな俺と彼女は付き合ってくれて、俺の自慢の彼女になる!

みんなに、”俺の自慢の彼女を知ってほしい!”

もう言いたくて言いたくてしかたがないんだ!

そんな俺を彼女は冷めた目で見ているけど、、、。




『あのさ? 誰にでも私の自慢の彼女とか言わないでくれる?

恥ずかしいでしょ!』

『でも実際そうだし! ”俺の自慢の彼女だよ。”』

『・・・嬉しいけど、それより恥ずかしいのよ。』

『なんでだよ! 君は自信を持っていい! 俺は君にゾッコンなんだ!』

『・・・ちょっとバカな回答。』

『俺はバカだから、こんな風にしか君を褒められないんだよ。』

『”バカなのは知ってるけど? 知らない人まで言わなくてもいいん

じゃないの!”』

『“知らない人だから、俺の自慢の彼女を知ってほしんだよ。”』

『まあ、そこまで好きでいてくれるのは嬉しい事だけどね。』

『そうでしょ! 俺にとってこの先も君は自慢の彼女だよ!』

『はいはい、でも? ほどほどにしてよね。』

『分かった!』

『“絶対、今の言い方分かってないよね。”』

『でへへ。』

『笑って誤魔化す感じが、またバカ!』

『たまには俺も褒めてよ~』

『“また今度!”』

『またかよ、まあいいけど!』





・・・俺は誰でも、ついさっき知り合った人にでも彼女の自慢を

するようになっていた。

俺の彼女はどんな女性ひとよりもステキで一番なんだって知って

ほしいんだ!

俺みたいな男を彼女は広い心で見守ってくれる。

そんな彼女を俺も大事にしたいと心から想えるようになった。

これからも一緒に彼女と居たいから、だから俺は彼女自慢をやめない!




『“俺の彼女、本当に最高なんです! 世界で一番、ステキな彼女なんです!”』

『いいな、若いって! 彼女さんも彼氏にここまで言われたら? 嬉しい

だろうな。』

『・・・それが、彼女は嫌みたいで、』

『”若いから恥ずかしいだけだよ、そのうち嬉しくてたまらなくなるよ。”』

『そんなモンですか?』

『私の旦那はね? 直ぐに浮気もするし、他所で浮気相手の子供もデキて、

私は何度泣いた事か?』

『・・・そ、その旦那さんとはまだ別れてないんですか?』

『”腐れ縁よ。”』

『旦那さんは、こんな素敵な女性ひとを何故? 泣かせるような事を

するんでしょうね!』

『“そういう旦那ひとなのよ。”』

『俺には全く分からないな。』

『“貴方は彼女にこのまま尽くしなさい!”』

『はい! アイアイサー!』

『“でも? 貴方、本当にバカよね!”』

『それがいいトコロなんですよ。』

『彼女さんが貴方を好きなのも良く分かるわ。』

『ありがとうございます。』







周りの友達や俺の両親、兄弟は? もう俺の彼女自慢をうんざり

して聞いてるけど、、、?

初めて俺の彼女自慢を聞く人は? ”凄くステキねって言ってくれるよ。”

5年も付き合ってるのに、飽きないのってたまに言われるけど、、、?

飽きるって何? なんで飽きるの?

”こんなに素敵な彼女が傍に居るのに、飽きる訳ないじゃん!”




・・・でもさ? 俺の男友達は、俺の考えがよく分からないと言うよ。

”一人の女性ひとに、そこまでゾッコンってお前! 頭がおかしいん

じゃないのかって言われる!”



でも? 俺はこれからも彼女の自慢をしていくつもりだ!

俺にとって、彼女はやっぱり自慢の彼女だから。

誰にでも俺の彼女が一番だっていいたいんだよね!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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