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あツウだ

うつ。うつ。うつ。副リーダーの父親が持っていた銃をうつ。『怪物』(バケモノ)をうつ。人から変わった『怪物』(バケモノ)をうつ。アイの、イウの、ウエの、エオの、オカの、カキの、キクの、クスの、ケコの、コサの、サシの、シスの、スセの、セソの、ソタの、タチの、チツの、ツッチーの、テトの、トナの、ナニの、ニヌの、ヌネの、ネノの、ノハの、ハヒの、ヒフの、フツの両親は『怪物』(バケモノ)になった。だから私がうった。クロの両親は、『怪物』(バケモノ)に殺された。私の両親と妹は、『怪物』(バケモノ)襲われてから体が動かせなくなった。それでも、『怪物』(バケモノ)は、やって来る数を増やして。元人の『怪物』(バケモノ)も。元々の『怪物』(バケモノ)も。

「今日もまた『怪物』(バケモノ)が来た。クロの作戦は聞いたな。殺るぞ。」

「「「オー」」」

アイ「今日もですか」

イウ「今日もみたいだな」

ウエ「いい加減黙っているのも限界なんだが」

イウ「我慢しろ」

エオ「なんか、また増えてない?機能の倍はいる気がするんだけど。」

オカ「まあ、負ける気はないが。死にたくないしな。」

アイ「いや、あちらさんの殺意上がってません?」

ウエ「上がっているな。」

エオ「行けるのか?この数。」

イウ「行けるだろ。クロの、副リーダーの作戦だぞ。」

オカ「本当にすごいよな、クロの作戦は。」

アイ「そろそろ始まりますよ。」

戦いは勝てた。アイが少し怪我をしたが、誰も欠けずに済んだ。

だけど・・・

アイ「ツウちゃん。話があるんだけどいいかな?」

ツウ「今クロと作戦会議中だが、」

クロ「問題ないですよ、リーダー」

ツウ「だそうだ。どうかしたのか、アイ」

アイ「そろそろみんなも我慢するのが限界だと思うからここで言っちゃうね。ツウリーダー。あなたの家族は#!$(HF'+P)I~{}|+_? 」

ツウ「まずい!アイが『怪物』(バケモノ)になった!これ異常増える前にうて!」

クロ「は、はい!」

クロと私の銃撃によってアイだったものは、まるでスーパーボールのように床を弾み、そして動かなくなった。

ツウ「はあ、はあ、…出て欲しくなかったけど、仲間からも出たか。」

クロ「・・・・そう・・ですね・・」

このことを、アイと仲が良かったイウ、ウエ、エオ、オカに伝えたら、だいぶショックを受けていたようで、今後のことが不安に思えた。


クロ「・・リーダー。アイの言葉はどこまで聞こえてましたか?」

ツウ「『あなたの家族は』といったところで言葉にノイズが走ったような気がして、同時に意味がわからなくなったよ。それがどうしたの?」

クロ「・・・そうですか。いえ、気になったっだけですから。それよりも明日の準備をしましょう。」

ツウ「そうだな。明日もまた大勢来るだろうしな。」

今日もまた乗り越えられた。早くやることを済ませて、家族の元へ戻ろう。どんなに外が『怪物』(バケモノ)だらけでも、そこには日常があるから。

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