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勇者、襲われる

町を宛てもなくフラフラと歩いていた私は酒場の隅で1人酒を飲んでいた。

その間も店内にいる人の私を見る目は冷たく、店のマスターもカウンターの客と私の方を見ながらなにか話をしていた。

どう見ても歓迎されている感じではなく、むしろ邪魔者のような扱いを受けていた……。


「どうしてこんなことに……。

こんなはずじゃ……。」


誰に言う訳でもなく一人で愚痴をこぼすも、それに対して答えてくれる者はいない……。

本当にこんなはずではなかったのに……。



店内での居心地の悪さに早々に引き上げた私はまた宛もなく町を歩き始めた。

どれくらい歩いただろうか、町の外れのほうに一軒の小屋を見つけた。

誰も住んでいないのか人の気配を感じないし、生活感も感じられない。


「誰も住んでいないのかな……?」


恐る恐る中に入るもやはり誰もいない……。

床にはなにやら、いろいろ散らばってはいるけど誰かがゴミか何かを捨てていったのだろうか……?

部屋の辺りを見渡すと、ソファーが目に付いた。

やや汚いが使えないことはなさそうだ……。


「今日はここで休ませてもらおうかな……。」


そう言うと私はソファーの上にあるホコリやゴミを払うと休むこととした。


……。

…………。

………………。


「ーーー……。」

「……。………………。」



あれからどれからいの時間が立ったのだろうか……。私は人の気配を感じて、ふと目を覚ました。


「っ!?」


気が付くと、私の周りを数人の男達が取り囲んでいた。

見た所、町のゴロツキなのか、いかにも粗暴な感じが見て取れる。


「な……何?あなた達は……?」


「何とはご挨拶だな。俺達のアジトに勝手に入り込んでたのはお前の方だろ。」


「よく見ればコイツ、今話題の勇者サマじゃないのか?」


「そう言えばそうだな。噂はともかく、中々可愛い顔してるじゃねえか。それに身体も……。」


ゴロツキ達はそう言いながら私をいやらしい目つきで見始めていた。

このままでは身が危ない!

危険を察した私はすぐさまここを離れようとした。しかし……。


「待てよコラっ!俺達のアジトに勝手に入り込んでて礼もなしかよ。」


「いやっ!離してっ!!

……きゃっ!!」


逃げようとするも、腕を掴まれてしまう。掴まれた腕を振りほどこうとするも男達に押し倒されてしまった!


「勇者様よ、魔王を倒したってのに散々な目に合ってんだろ?何なら俺達が慰めてやるよっ!」


男達はそう言いながら私の服を脱がし始めてきた!


「いやっ!やめ……っ!!」


抵抗をしようとするも手脚は既に押さえつけられ、口もまた男達の一人の口でふさがれ、口の中に男の舌が入り込んでくる。

その間にも男達の手が私の胸や身体を容赦なく触ってくる。


「へっへっへ……。たっぷりと可愛がってやるよ、勇者様よ。」


男の一人がそう言うとおもむろに自身のモノを取り出し、露にされた私の下腹部へと押し付けてきた。


「いやっ!やめて!止めてーーーっ!!」


「ほらよっ!」


「あぁぁぁーーーーー……っ!!!」


私の懇願にも似た声を出すも、男は無慈悲に私の中へと自身のモノを入れ、犯し始めてきた。


男が私を犯しだしてどのくらい経っただろう、そして遂に最悪な事態が訪れた。

私の方を犯していた男の汚い体液が私の中へと入ってきたのだ。


「いやーーっ!!止めて!止めてーーーっ!!」


泣き叫ぶ私の声を無視し、男は私の中へとその体液を注ぎ込んでいく。


「次は誰が犯るんだ?」


「次は俺が行くぜ。」


最初の男が私から離れたかと思うと、また別の男が私を犯し始めた。


「勇者様よ、魔王を倒した疲れを俺たちがたっぷりと癒やしてやるぜ、へへへへ……っ!」


「いや……!いやーーーっ!!誰か…!誰か助けてっーーっ!!」


「ここは町の外れに在るんだ、叫んでも誰も来やしねえよっと!」


男はそう言うと私の中へと体液を注ぎ込んでいく。


「いやーーー……っ!!!」


私のいつ終わるとも知れない凌辱はまだ始まったばかりだった……。

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