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Noの奇劇  作者: TKNA
2/2

No.500{宣戦布告}

「Noなんだいそれは?」

「どーせどっかの山賊かなんかだろ」

「はぁー討伐面倒くせー」

ここはギルド、日々依頼が更新されていく。

俺たちが受けた依頼は新クラン(No)の討伐

一昨日、この街に堂々と宣戦布告したらしい

恥ずかしくなかったのか、、、

しかしそんな反政府クランはいくらでもいるので、山賊討伐の依頼にされちゃっている。

にもかかわらず依頼達成の報酬はかなり多い

なんだかんだ言って政府公認の依頼だからな

つまり、「ローリスクハイリターン」というわけだ。

「おし、やるか!」

「「おーー」」


・・・・☆・・・・ ギルド付近ーーー

「うぬぬぬぬ、完全に舐められてるわね…」

「まぁ、そんなもんだよ×☆0÷266$」

「×☆0):|、でも悔しくない?」

「というわけで頑張ってきてくれ{No500}」

「かしこまりました」



・・・・☆・・・・城に近い野原

「あっあいつじゃね?」

「あ、肩にあのロゴ入ってんな」

「じゃあ、あいつだ。」

「なぁ、お兄さんよぉ、君が死んだってことになったらこっちも君を殺さなくていいし、楽なんだけど。テキトーにその肩にロゴ入ってるやつくれない?討伐証明になるからさ、な?」

そいつは何も言わずに剣を構えた。

「はぁ、めんどくさい。」

反政府だかなんだか大仰な名前のやつはいつもこうだ。

ここでイキって突っ込んでくる。

で、ギルドに持ってって終わり。

「行くぞっ!」

タンクが盾を構え、アーチャーが相手を狙う。

一瞬の激戦が始まり、いつも通りに終わる。

そしてまずはタンクの頭が吹っ飛んだ。

「あ?」

それを見てアーチャーが目を見開く。

狙いが定まったアーチャーの首も宙を舞う。

予想外。想定以上の敵。逃げるのみ。

「いや、聞いてねえよ」

あれはいつもの山賊じゃない。桁が違う。

「!」

いつのまにか、奴が前にいた。突然の接敵。それでも素早く剣を抜き払う。

そして剣士の首もまた、宙を舞った。

NO.500は初戦の完璧な勝利を見届けると、フードを被り野原を横切り、街中に消えていった。

とうこうしたで

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