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半分だし、でも新機軸

作者: なかがわはじめ

「メロリンキュー 肉球」

からの

「二階 お手」

を考えていたんだが、どうにもつなげなくてああなった。あと「習近平 ペイペイ」もやりたかった。

 しかし、いま現在の話題は、森与太郎でしょうね。小泉政権の一個前か、そのまた前か分からないが、評判は悪かった。何かメモしてたはずだが探す気にもならない。 

 ラグビー界隈で大物らしいが、誰か後ろからタックルしろよ。あれはアメフトか。

 ところで前回書いた「地」と「図」の話は、囲碁のルールから思いついたことです。でも、囲碁のゲーム性からは離れたことになってると思います。囲碁では、地と模様という言い方をします。

 碁石を取り合う、殺し合うのも戦いなんですが、最終的には地すなわち石で囲んだ範囲の大小が勝負を決する。だから、碁石をオブジェクトのように捉える思考は、将棋の駒に引きずられています。筆者が先に知ったのは将棋だからしょうがない。

 数学で例えることもできたと思う。ポリゴン(多角形)がどうしたとか書いてるから。そうなると、数直線や集合論の「近傍」とか、トポロジーのハウスドルフ空間とかが近い話になると思うが、こうなると筆者にも手に負えなくなる。こっちもある意味、現実から乖離してる。

 よって、囲碁に興味がある人は感覚でなく理屈で読むようにしてください。音楽を聴きながらだと、どっちかに傾いたりもしないと思いますよ。

 教祖や神が出て来る物語だから、理性を強調するのは当然。右にも左にも偏らないようにがネットの常識。ちがう?

 

 また地震ですか。やっぱ安倍が悪いよな。

 個人的には、アベ二期目のときは、顔が全部耳たぶで出来てる爺と呼んでた。ネットの「下痢三」があけすけでそのままで乗った。

 でも、前のお友だち内閣よりダメだこいつと思ったのは、国会での原発についての答弁で、民主党のときあんまり厳しいこと言わなかったんだから、自分にも手加減してくれって頼むようなことを言ったとき。議員てのは議論するのが仕事だろうに。このクソジジイは何言ってんだと呆れ返ってしまった。

 そのときから決まった。地震は下痢三のせい。安倍が悪い。

 


 というわけで、『ライトゴロ 前編』。相も変わらず、売り上げゼロです。ゼロってあります?

 まあね、文章はヘタクソですわ。自覚はあるというか、そういう書き方をしてるんです。

 読んでると途中からグルーブ感は出てると思うんですが、どんなもんですかね。

 良い文章を書くコツは、どんなに長い文でも頭の中で最後まで組み立て終わってから書き出すことです。そんなことは分かってます。

 でも、筆者は、つかこうへいに強い影響を受けてるんで、とりあえず思い付いたことは登場人物に言わせてみるんです。最初に誰に言わせるかは、そのキャラの職業なり性格なりで決まるが、そのあとは、その状況になったら人間なら誰でもそう口走るだろう、ってとこまで台詞、文章を変えて行きます。さらに、誰もがそうなりそうで、でもその人からしか出てこない言葉になるまで何度も言わせます。その間に、文章は変わるし、内容によっては別の人に逆の立場から言わせたほうがいいなんてことにもなって、成り行きも変わります。それを繰り返して書くから、発端はあんまり重要視しない。見通しは立てるが、頭の中で仕上がってる状態にはできない。

 それが分かってるから、読み返すのもしない。「なろう」に上げたものは読まない。元のファイルは、このネタはすでに使ったか確認したりして見返すことはあるが、基本、振り返らない。

 それでも、囲碁や将棋の棋士が棋譜を全部覚えてるように把握できてればいいんですが、そこも弱い。

 普通に読んだ本の内容はだいたい覚えてたり、どの辺に書いてあったとか、文章丸ごと記憶したりもするが、それも大事なところだけ。自分が大事と思ったところです。で、自分の書いた文章は、語句ではなく内容、意味、加えてグルーブなどの感覚の部分を重視してる。文として記憶したり、完成度ではなく、ダイナミズムが生まれたと思ったら、良しとしてます。

 だからと言って、まずい文章でも良いと言い張れませんが、まあ、そういうことを考えてます。

 でも、推敲は当たり前の作業なので、書き直しが足りないとは思ってます。先へ先へが、裏目に出てる。

 特に、今回は話の中に神が出てきます。その関係で古い小説技法、神の視点を使ってます。こっちのほうが難しい面もあるのだが、現代の小説に慣れたから目で見ると、融通が利き過ぎてるとも思えるかもしれません。そこも万能性でなく、ポリフォニーを意識してるが、替え歌も混じってるから、もっと分散的で、ノイズと思われるかも。

 言いわけ多いな。でも、おたくさんの名前を書き忘れたのは単純なミスだった。前の章で名前が出てるからいいかと思ってたが、この場面で先生には自己紹介するのも当然だと思ってたはずなんだが、思っただけで書き足してなかったようだ。

 まあ、分かりますね。紫陽花です。一見、キラキラネーム、でも音は違う。良い名前を考えたと思いました。自分のペンネームにしたいくらい。一応フルネームは、一城紫陽花となってます。だいたいの名前は古事記など、日本神話から取りました。キリストもユダヤもイスラームも出るんで、対抗して踏ん張らないといけない。

 お菊さんのほうが良かった? あんまり興味ないんですかね、しかし。売り上げゼロとは。皿割りたいわ。

 それとも、アマゾンがひとり勝ちしてるって筆者の認識が間違ってましたか? でも、日本のブックサイトがつぶれて、買ったのは電子書籍を閲覧する権利でしかなくて、それっきり本を読めなくなったって記事があったような……。あれですかね、ポイントが付くのは日本のサイトしかないってことですか。

 まあ「ライトゴロ」だけ入れても検索では出てこないから、買ってやろうって気持ちがあっても見つかりませんか。名前を入れれば一発で出て来るんですが。やっぱり、それは、ここには書きません。ライトゴロ、野球の&(空白)で、三番目ぐらいには出て来るんで、購入してもいいって方は、やってみてください。それでお願いします。まあ、ここを訪れる人はとても少なくて、メールで送ったほうが速いっちゃ速いんですが。でも、マネタイズは大事で、そうなると定期便になると思いますが、それは創作に相容れないでしょう。て言うか、読んでくれる人がいないと、やる気はなくなりますな。いや、完成はさせます。良いオチがあるんで進めたい。前編もおもしろくしてるつもりです。去年書いた分ですが、文学の話も、アイドルの話も、コンサートも、間口は広く書いてあります。そうだった、音楽を言葉で表現するのも、今回のテーマのひとつです。年越したくらいで古くなる、そんなもん書いてないつもりです。

 もっとやれ、こいつにもっと書かせてやろうって人は、前編ですがぜひお願いします。去年末の二章も前振りもたくさんあるし、合わせて読めますので。

 それとも、やっぱり、芸能界の話を書けってことなんでしょうか。テレビで見たものをいろいろ分析しろ、フガフガばっかり書いてる若いのに反論しろ、ウヨやパヨやフェミやイソジンみたいなやつには論破できないような今の人は知らない古い視点や常識的な論点でやり返せと。うーん、おかしいですな、ネットにはテレビを見てないって言う人が多いのに。

 

 例えば、ゴシップ的な? 小林旭については、美空ひばりのことも書けと?

 しかし、筆者が個人的に興味があるのは、アキラの映画、ひばりのフォークソングで、ジャンルが違うんです。フォークの神様と呼ばれた人が晩年のひばりに曲を提供してる。一方、アキラには大瀧詠一。ん? はっぴいえんどはロックじゃなくてフォークだったって? それはないでしょうよ、バッファローですよ、元ネタ。ドアーズをアートロックと言っとけば済むと思いますか。やっぱりサイケも入ってますよ。ひばりのお祭りマンボとアキラの一連のノベルティソングは通じるものがある? なるほど、そりゃそうだ。でも、その辺は各自で見てください。ひばりのジャズもお忘れなく。

 

 ひとつ片付いた、と。では、お笑いの周辺、多目的トイレでいんぐりもんぐりとかその書きますか?

 でも、アンジャッシュの山根じゃないほうには元から興味なくてですね、ネタのすれ違いコントも昔NHKのキロバトルって番組でよく合格してたんで他の芸人のほうが見たいという気持ちのほうが大きかったし、あとグルメでも売ってたようですが、すべらない話のスピンオフの30分番組があって、企画としては他のホラー話やザコシショウがプチブレイクした芸人の回のほうがおもしろくて、そのグルメの回でもキャイーンの天野君が普通にうまそうなラーメンを紹介しててしょうがねーなと思った記憶のほうが強くて、グルメと言ってるのに肉巻きおにぎりの生ハム版みたいのを出してきて、しかもそのおにぎりの具が何かの佃煮で、もう回りが塩味、中身も塩味のおにぎりって、漬物ばっかり喰ってて血圧の高い内陸の県の喰いものみたいで、全部まとめてしょっぱいなあという印象しかありません。

 M-1も録画したんですが、まだ見てません。ドラマの「赤毛のアン」が録ってあって、しかし、いま見る気分じゃない。いやその前に、第7世代の連中らしい深夜番組を録って先に見ようと思ってたら、「ニューシネマパラダイス」が放送されるのを直前に気付いて、急いでいろいろ消したんですわ。他の演者で見たし字幕を付けるの失敗した落語とか。映画を消せないのがつらい。タイトルをネットで調べると60点~70点ばかり。80点もないかわりに30点もないが、さすがにテレビではやらないってことか。あと、アニメの呪術も学校で内輪の戦いにみたいになりそうで、これは第一話でコックリさんやってて、古いというか昔もそんなに流行ってないというか、どうも話が無理矢理だったんで途中も見てないしいいかと思って消した。推されて、これからも見れそうな感じだし。ハイキュー、動きいいな。でも、途中のシリーズが放送されてなくて話が分かんないし、消した。もう一個、タイトルが数字のやつはバレーボールの話と分かんなくて見てない。第7世代を消すと、順番が違ってきた気がして、あと、たけし司会の深夜番組はもう見たから消して、で、消しはしないがそこでM‐1は後回しにしてもいいかと思ってしまった。漫才かどうか論争もネタを見てないからなんとも言えないが、とんねるずはタレントで芸人ではないっていうしょうもなさを感じないでもない。パワハラだと言われてる石橋がたけしの前ではものすごくかしこまってしまう。規則に縛られてるような体育会的な上下関係というより、尊敬する人にビビってるいじらしさが見える。たけしをあんなに尊敬できるのに芸人じゃないって、誰が言えるのか。

 それと、木梨まで空気を読まないだのパワハラだの書かれてるが、雑すぎないか。石橋はパワハラ、なら、あっちは別の悪口にしろよって。

 同調圧力も、圧があるんだからパワハラですね。1対1なら、名指しでパワハラ認定の人は、撥ね返すでしょうし負けないでしょう。各個撃破で。でも、SNSの大量のクソリプのようになったら、全体vs1と思ってしまう。世間という単位になると、袋叩きになってると思わざるを得なくなる。つまり、パーティクル(かけら)のハラスメントが、群れのハラスメントとなる。みんなが叩いてるものを叩くという単純なアルゴリズムに、単純ゆえに、数の勝負でやられてしまう。AIの力押しとは似て非なるものだとは思うが。

 ダウンタウンはまだテレビに出てるが、とんねるずは消えそうと、筋違いの勝負まで関連付けられて語られる。語られる回数や広さで、ウソを繰り返してるうちに本当と思い込むのと同じような空気になってしまう。空気を読めと言うのが同調圧力で……、以下同文。

 ところで、木梨で一番すごかったのは、若手が何組も出て来る企画で、そのうちの一人を「センスで売ってる空気を出してるのがムカつく」とバッサリ斬ったことだった。たしか音楽ネタだった。ギターではなかったと思う、もっと小さい道具、ウクレレ漫談だったかもしれないが、キーボードを前においてやってたような気もする。とにかく、間がちょっと変だった。緊張してグダグダではなく、イキって自信満々というか、しつこい感じで、ドヤ顔って言葉があったらそっちを言われてたかも。メロディーより遅めに溜めてから歌う昔の歌手、演歌でよくある感じのその逆。走ってる、しかし、才気走ってる感はゼロ。と言っても、着てはもらえぬセーターを編んでんじゃねえよというような内容の問題ではなく、音に関することのみで。いや、ネタの内容は覚えてないや。

 自信がある、を今風に言うと自己肯定感てことらしいですが。

 それじゃ、内部完結してて、雑とは言わないが、単純すぎると思います。

 ならば、劣等感は自己肯定感が低いことで、優越感は肯定できているのか。いや、コンプレックスというのは複合的な心理ですから、複雑なんです。

 つまり、優越感は自己肯定感が低い人が他人を落とそうとする感情です。

 その音ネタ芸人も自分のセンスに自信があるなら、批判も関係ないでしょう。もしかすると、とんねるず派でなく、ダウンタウン派だから何を言われても構わんぐらいのものだったかもしれない。でも、そんなふうだと、ダウンタウンの前でも同じことになりそうですけどね(ちょっと誇張。木梨のツッコミにショックを受けてる様子はあった。歌が走ってたのも緊張してたのかも)。

 いま、センスがあると言われるのはジャルジャルでしょう。でも、トークが苦手と、本人たちが言ってる。

 トークが出来ないわけではないと思う。ただ、いまのトークは集団でやる。ジャルジャルが自分たち流にやるトークに他の人たちが対応できないと、ノリが悪いとか、テンションが低いとかではなく、センスが無いという評価をその人たちに与えてしまう。それを避けて、そして現状に合わせきれない状態を、苦手と呼んでるだけじゃないか。

 要するに、先輩芸人を値崩れさせたくはないのではないか。さりとて先輩にああしろこうしろとは言えない、結局、既存のトークに乗れないまま何とかするしかない、そんなものでは自分たちの良いところも消える。この循環がコント以外に伸びてないジャルジャルと言われてるのではないか。

 逆に、明石家さんまは自分に値打ちをこく。ビッグスリーと、他の二人は言わないことを口にしたり、引退するとわざわざ自分から言ってそれをまた引っ込めたりする。

 これは、自分を安い芸人と思ってるからじゃないか。安値のサンマと認識されてると。

 確かに、ビートたけしやDT松本のように、影響を受けた、世代の中心、〇〇になりたかった、などといったことをあまり言われない。テレビの最前線にいる評価より、若手に混じりたがる軽いベテランの印象が強い。軽いとは思われてるが、でも、安いとは誰も思っていないだろう。むしろ、値打ちここうとすればするほど、薄っぺらいと思われて、却って値を下げてるのではないか。テレビが批判の的になり、ベテランが消えて行ってる現状、もっと安いと自覚させてるブーメランまでありえる。

 木梨のオシャレな感じは今の人たちには伝わってないんでしょうか。さんまのダサい感じは出てるようですが。

 ダウンタウンファミリーでは、かつては東野が面白くないやつ扱いをされていた。

 ちなみに、筆者はコントよりもバラエティー企画のほうを好むので『ごっつ』よりも『元気が出るテレビ』のほうを見てたので、ファミリーでのポジションなどは分からないのだが(伝説の『四時ですよーだ』ももちろん知らない)、ダウンタウンDXなどのゲストでも、そういうスベる、すかされるのが東野だった。ただし、他の番組のノリを持ち込んでる感じもあったので、ダウンタウンだけがそう扱ってたというか、いわゆるスベリ芸人のようにみんなからやいやい言われるような場面はなかったように思う。

 冷たいとか心が無いとか、東野は言われていたが、ダウンタウンに言われるのはしょうがないが、他のやつには言わせないって気持ちはあったと思う。面白くない、もっと広げると、イジリの標的にされるとしても、他のやつは的を射てないとか。得てないとか。

 筆者としては、標的になることで、厳しいという意味でオール巨人になる芽もあったと思うし、さんまのような後輩に目が怖いと言われる存在にもなりえたと思う。もっと長く、面白くないやつのままでいてほしかったと、あまりにも残酷だが、そう思わないでもない。今、DT松本と普通に、むしろ仕切る側で番組をやってるのを見るのは、別の意味で忍びない。

 さんまファミリーにもいますね。標的にされるのもむべなるかな。ギャグのしょうもなさが桁外れの村上ショージが。でも、もっとすごいのは、時々ものすごく厳しいツッコミをさんまにすることだ。そのものすごさは、スベリ芸人として、標的であることの落差によって増幅されてるのは間違いないと思うのですが、どうでしょうか。もっとスゴイ別の人を挙げる文脈だと思いましたか。そこまで筆者はマニアではないんで、すいません。

 とんねるずの石橋がパワハラと言われるのは、そういう標的を見つけるのが早いからだと思います。

 それから、タモリは、名古屋だの卓球だの、コンプレックスから出てる安易な標的が多かった。

 ジャルジャルは一人がそうなってもやれるような……いや、もっと面白いこと出してくるでしょう。センスないSSWおじさんみたいな真似はやめとこう。

 パワハラに話を戻すと、イジリもイジメも一緒くたにしてたら、それを笑いにしようとするのも、笑えないことはやめたい、いやだったとしても笑いに出来るならやる、即席の集団でもそれを向こうに回す形になっても個人でやるなどなど、その辺の機微はすべて消えてしまうでしょう。

 たぶん、個性も消えるでしょう。どこで発見されるか、発揮されるか、分からないほど千差万別なものほど。

 他人を傷つけない笑いを、第7世代のペコパはやってると言われてるようで、本人たちは否定してるような記事も見ましたが、あの首を振るほうはだってクリーム有田の深夜番組で二の腕ぱんぱんおじさんと同じジャンルだったやつでしょ。ツッコミをいろいろ工夫してやってみた結果のひとつでしょうよ。やっと当たったネタだから、いろいろ言われても貫くだろうけど。

 コンビ仲のいい芸人が人気あって、みんな仲良くが令和のデフォルトらしい。

 笑いは暴力ではない。それはそうだが、しかし、笑いには残酷な面もある。

 プロレスは暴力ではないし、演劇ではない。八百長だ、台本があると言われるが、すべてアクションシーンの劇があるか? 全員スタントマンの映画って見たことある?

 身体を使ったシーンよりも、台詞と会話のシーンのほうが下手な演劇が有り得るのか。

 プロレスの場合、下手なほうが強く見えることもあるってのが厄介で、おもしろいんだが。

 最強を問われ、よくその名が挙がるジャンボ鶴田。

 お決まりの客を煽るポーズは、片手の拳を高く上げての「おー」だった。が、これは、良い煽り文句も思い付かず盛り上げるアピールも無くて、仕方無しにしぼり出した最低に言葉数の少ない文句と単純なポーズで、その挙句の「おー」だった。客も呼応して、「おー」とは言ってたが、苦笑4割、歓声6割ぐらいのものだったはず。こんな短い文句でも、よくタイミングを外して、技が決まって「おー」ではなく、やられた相手がもう立ち上がって来てるのに、まだ「おー」と言ったりしてた。

 そのヘタクソさで、試合終盤、相手はへとへとになってるのにまだ暢気に「おー」と同じ調子でやるから、どんだけスタミナあんだよ、無尽蔵かよ、最強だな、という考えに観客はなっていたのだった。いや、マジでマジで。

 いまの人にはドラゴボで例えられても、と同じように分からないと言われそうだが、筆者もドラゴンボールはほとんど知らん。でも、数字でない強さはなんとなく伝わりませんか。

 どうなんでしょうか。とんねるずvsダウンタウン。もし、あいつとあいつが戦ったらはプロレスあるあるなんですが。

 ガキの使いの笑ってはいけないではない、24時間やるって企画が昔あったと思うが、小さな劇場で、ステージに座って休んだり、ゲストが来たり、時間をつぶすようなものに実際はなったと思うが、筆者は、例の立ちトーク、横山やすし曰くチンピラの立ち話、あれをエピソードトークもハガキを受けてのトークも延々とぶっ続けでマジで24時間、やると思ってた。放送されるのはハイライトでも、マジでやれば絶対おもしろいと思ったが、そうはならなかった。全編見れたとしてもDVDになってたか、いや、まだ、ビデオカセットの頃だったか。とにかく、まあ無理ですね。そのくらい無理な対決か。まあ筆者はまだマイルスのプラグド・ニッケルのハイライトすら聴いてないんだが。

 芸人が仲良くやろうってのが、99岡村ぐらいしかいない珍しいことだった歴史がある。自分が一番おもしろい気持ちはあるのに、出番が先の芸人が客に大ウケすると不安になって、それがCMネタでスポンサーの関係で全カットになると喜んだり、漫才ブームの頃のビートたけしでさえそんなふうだったそうだ。だから、無かったことではないが、たぶん、まだ珍しい傾向だろう。どっちに進むのかは分からない。どっちが良いかなどは言えない。

 ただ、イジリなり、スベリなりの標的になっても、相方でないと言えないようなキツイことはあると思う。長い付き合いの村上ショージゆえのパンチ力と同じような。

 それを言えれば、その瞬間、群れの標的ではなくなる。1対1の漫才の型で強いのは、M-1勢とも限らないんじゃないか。同様に、集団芸にコントでは対抗できないってこともないんじゃないか。

 ちなみにプロレス放送は30分だから毎週予約してるが、画質低いので録ってて、映画二本のあまりの部分のDVDに入れてたが、もう焼けないので見ては消してる。30分じゃどっちみち短いから。

 

 あと、パワハラで思い出すのは、バレーボールのセッターの中田ですね。プロ野球ニュースの枠の番組に解説ゲストで出てて、女子チームが活躍しての出演でキャピキャピしてて、アナウンサーと一緒にはしゃいでるのも大人しく聞いてたが、VTRに行った瞬間に「てめえらふざけんな」みたいな怒号がまだスタジオの音声が生きてて放送に乗ってしまったという……。VTRが終わり、スタジオに戻ると、さっきまではしゃいでた活躍したはずの女子チームは、お通夜みたいになってた。珍プレー番組みたいなので見ただけでもおもしろかった。

 狙いをどこに置いてるかなんでしょう。銀メダルも最下位も一緒だ、まで極端じゃなくても、志の高さ。ターゲット、標的の遥かさ。これを、おもしろいと思わないような人は、パワハラもセクハラも平気だろうし、混同もするでしょう。そんなんで、オリンピックだけコロナ禍の中やってもねえ……は、少数意見か、群れの意見か。なんとなくだが、オリンピック決勝は深夜に見たい。

 

 子供向けアニメが、ゴールデンタイムから消えてますが。

 のび太という標的、ちびまる子ちゃんのあの子みたいという標的が、例としてあるのは大きいと思います。

 イジメかイジリか、テレビでだったとしても見たことあるのと無いのでは展開の幅が変わるんではないか。

 スポンサーはF1層がどうたらこうたら電通に言われて、犬のように言うこと聞いてるらしいが、子供はじいさんばあさんの財布を4つ持ってるというじゃないですか。ジジババは孫にはカネ使うそうですよ。じゃあ、視聴率も3.5倍くらいに換算してもいいんじゃないですか。アニメヲタクはそういう方面からも攻めてほしいんだが。

 

 政治の話か? でも、コロナのほうが問題だ。ワイドショーを談志の弟子のキモイやつがやってるようですね。顔がキモイってだけでなく、正月のNHKの演芸番組で林家の兄弟をわざわざ批判するのがキモイ。誰も言わないから言ってやる感と、NHKに変に価値を持たせてしまってるのがセコイ。落語の世界だと、セコイはケチとは意味が違う。ヘンキンとか、ドサキンとか、その筋の悪口があるようだが、当たってるかどうか分からない。まあ、キモイでいいか。

 あの兄弟は十分叩かれてる。伝統芸能だからネトウヨに言われてるというような広い場所でなく、落語ファンにやられてる。それなら、内輪で、たぶん先輩なら、こぶ平の頃から付き合いのあるヒロミや、マチャアキにまで噛みつかないと。干されるの覚悟でやらないで、NHKでさも意味ありげに臭いことやるようなやつがメインMCて。

 筆者が考える落語の物語では、首都機能は移転して、東京には外交部しかない。経済は大阪(太平洋航路)、行政は名古屋リニア。で、東日本大震災のときも落語家たちは自分の判断で東北に言ったりするんです。あと、憲法は、大正憲法、昭和憲法、戦後、平成、と改正されてます。おおごとではなく、規則、法律を時代に合わせようってことで、国産かどうかなんて100年前に済んだ議論にした。なんか、時代が違うようで、出来なそうですわ。書いてもウケなさそう。

 だいたい、談志はワイドショーのネタにはなっても、出るような人じゃなかったと思うが。だから談志ファンこそ、後継者づらをキモイと思ってるかもしれないが。個人的には、談志が桂文楽を分からないと言うのはポーズにしてもひどいと思ってます。志ん生だけ褒め上げるのは、むしろ志ん朝を外したい思惑が透けて見えてしまう。対抗心は面白いですけど。

 ニュースは、テレビでもデータ画面で主に見るようになったし、ネットで文字で読むほうが多くなった。

 トランプのやり方を追いかけさせられたわけではないです。ツイッターはアメリカのマイナーな黒人女性歌手の垢を偶然見つけて、BLMより前からいろんなニュースをリツイートしてくれてたので、読んでた。でも、翻訳しながら読むのがきつくなった。量も多かったし。なんか地元のラジオに出るとか、自分のニュースもたまに混じってたが曲を聴くこともなく、ツイッター自体を見なくなった。トランプの和訳垢もそこまでは見てたが、それっきり。まずいのか。でも、ニュースは大量にあるしなあ。炎上などは、後から知ることしかないが、短い文章だとギャグを考えたくなって、なんか書く前から自分が場違いなの分かってるし、ギャグは即興じゃないとあんまりおもしろくないし、関わるのはやめてる。

 政権交代だけでもしないかな。腐ったままで行くより、もう一回壊していいと思うが。なったらなったで今度はパヨを叩きまっせ。コロナなのに株価は上がるって、サブプライムみたいなのが仕込まれてる最中なんじゃないですか。大丈夫なんですか。

 まあ、向こうからやってくる情報の選択のほうが楽ですわな。ここを読んでる人が少ないのを、そのせいにするつもりはないけど、リセットはできるかなと思ってたが、無理か。文筆業のリセットだから、クラウドファンディングみたいな積み上がりなんて期待してません。ノートPCを新しく出来ないかくらい。ゲーミングとかじゃない、文章をもう少し快適に打てれば、ソフトの立ち上がりが速ければ、あと、音楽は鳴らせるが、動画を流すとはエディタの挙動までおかしくなるのがなくなれば。文書入力は打った分を間違って消さないようにちょいちょい保存すると思うんだが、書き換えに制限のあるSSDて、そういうのはダメなのか? こっちの使い方を変えなきゃダメなんだろうか。本体の起動が速いだけなら必要ない。そこはHDDでもいいんだが、そんな機種なら、それほど高くないと思うんだが、無理か。とにかく、少ないからな。

 「なろう」に書くのは、映像化というか、漫画化、アニメ化を見込める作品ならこっちかなと思ったからだが。

 じゃあ、雑文よりまずバトルシーンとかあるやつを書けよって感じだろうが。でも、やっぱりコロナには反応したいじゃん。

 例えばSFだと、筆者自身が答えのないまま宙に浮いたテーマのままでも考えを進めるし、その段階でもキャラを動かしてるから、いわゆる思弁小説のもっと曖昧模糊としたものになると思う。レムの『ソラリス』。途中までしか読んでないんだが、報告書が出てきますね。推理小説の意味で、謎について登場人物も読者と同じ情報しか持ってないですよ、というフェアさだと思うんだが、SFに要るか?と思ってしまった。

 『ソラリス』は映画もあるようですが、見てません。でも、筆者の考えるSFなんて映像になっても誰も見ないだろうとは思ってる。グラドルが全身タイツみたいな宇宙服着てお尻をこっちに向けてぷかぷか飛んでくるシーンでもないと見ないだろうなと筆者自身が思ってしまっている。じゃあ、どこで書いてるんだよって話ですが。グラドルの話はあとで出てきます。

 ところで、夢の中に出て来る映画館て、変な場所にありませんか? 繁華街や、ビルの中じゃなく、小さい商店が並んでるアーケードの一軒だったり、何の変哲もない住宅街の路地に小屋って感じで建ってたり。小屋だけど、中は普通に広くて、知ってる町と思っても、そこにはないだろうってところに突然あったりしませんか。そんで、やってる映画が、変な、わけ分からんってことない? なんかぶつ切りの映像集みたいで、物語になってないし、かと言ってPVの類でもなく、こっちも大した感想も持てない。でも、座ってるのがつらいほどつまらなくはない。寝てるから、お尻が痛くなったりしないという物理的な理由か? 物理的に狭いはずの場所で広いのはどうなるんだろう。唐突ですが、自分で考えてるSFって、そういう次元の気がする。

 でも、夢の中で考えた小説の続きは、起きた後も覚えてるときは、実際に書きかけの後にちゃんと続いたり、新しい展開になったりする。これも唐突ですが、人間の脳って三次元処理は出来てないんじゃないかと思う。文章じゃなくて、映像じゃなくて、もう一個ちがう次元で考えないと辿りつけない気がするんですが。やっぱり変か。現実とも創作とも、ちょっと離れすぎか。

 しかし、日本のSFはロリコンだとか炎上してるようだが。筆者はマニアではないんで、どれやら誰のことやら分からないんだが、それよりも小松左京が死ぬ前にノイローゼみたいになってたってことが、ムカつくんですが。なんでそんなことになるのかも、その伝えられ方もめちゃくちゃムカついてるんですが。分かる人いますか。腹立ってしょうがない。恨みしか持ってないフェミなんか知らんよ、そんなもんはマンコにニンニク入れられて心臓に杭打たれて灰になって死んどけ。小松左京が死んだときに炎上させろよ。静かに眠らせたほうが良いのかもしれないけど、作品の中ででもこの怒りは表現しないとダメだ。弔意のほうが大きくてSF界では問題にはならなかったのか。とにかくずっとムカついてる。

 それと、女子高生はロリコンのターゲットではないのでは? たぶんもっと下でしょ。

 有害コミック論争のときは、ドラえもんのしずかちゃんみたいな頭身で画風も子供漫画でポルノだったのが非難されてた。腐女子は、ヤンジャンだけでなく少年ジャンプ作品もそういう扱いをするから、ヲタク向けとズレてるんじゃないか。たぶん銀英伝はそっちだったんで、筆者などは名作扱いに違和感がある。

 テレビでヲタクが取り上げられると、ネットは不満が多いようですが、筆者もズレてると思う。マニアでもヲタクでもないところから見てもおかしいと思うことが多い。型が古い、類型的よりも、コスプレイヤーに代表されるような少数の発信者と、マイナーな趣味の共同体内でもお宅と呼び合う層との差異がお座なりなような。とりあえず、ロリコンがメイン層に来ることはないし、もっと隠れた存在だと思う。


 M-1の録画をまだ見てないのとは別の理由で、つべの動画はバラエティーを見ない。関連で上がってくるのに混じってしまうから。

 曲は知ってて、でも見てみると思ってたのとちがうという動画もあって、それを見てしまったせいで残る関連すらウザい。ダウンロードして、何回も見て見慣れるくらいになって、プレイリストの下のほうにやろうとして、そういえばこんなのもあったかとそこで思うのは我がお勧めみたいなもんだから、見てもがっくしってことはない。DLもして、リストにも残してるんだから当たり前だ。新しい発見はないけども。

 最近一番驚いたのは「Black Betty」。マイ・シャローナと同じような、向こうの一発屋と思っててバンドの名前も忘れてたが、カバー曲だったのを知って、それがレッドベリだったのでびっくりした。レッドベリはいくつか聴いてた。片岡義男『ぼくはプレスリーが大好き』のジャニス・ジョプリンの発言が引用されてる箇所に出てたし。それですぐ動画を探してみた。再生すると画像と音だけで、ゆっくりしたブルースが鳴り出した。これを編曲して、あの一発屋バンドみたいな曲になるか……と訝しんでたら、途中からテンポが変わって、確かにあれになった。それでも二回目聴くまで、もっと重要なことに気付いてなかったんだが。

 いやあ、ブルースってなんだよ、ロックってなんだよ、と思いましたよ。厳密に言うとフォークか、いや、それ以前かも、と二回目まで分かりませんでした。こういうのがあるから、ジャンルを絞らざるを得ない。物真似の松村のチャンネルも二つぐらい見て外してしまった。考えてみると、昔のラジオでも芸能界ネタはあんまり分からなかったし、コロナ感染は危ないかと思ったが、まあ、回復して良かったってことで。曲に興味をもった人は、Ram Jamの「Black Betty」から聴いてみてください。他にもカバーしてる人いたがまずこれから。

 そういう次第なんで、記憶で書いてるばかりで、このテレビ番組と例示は出来ない。つべにあるかどうかも分からない。

 テレビ番組をネットにアップするなとテレビのCMでやってるが、ニュースで使われた映像までは切り取られて上がったりはしないでしょうね。筆者が探してでも見たいと思ってるのは、事件でも事故でもなく、芸能界のことが一般のニュースで扱われたやつなんですが、まあ、それもスキャンダルとかじゃないし、無いならしょうがないから探してもいない。

 スポンサー的にはどうなんでしょうか。番組がCMもカットせず上がってたら、それぞれのローカルCMも合わせて見られて印象も変わるだろうし、グーグル差配の広告を見せられるより、企業も視聴者もウインウインとなりませんか。Go Toより良い宣伝になったりして。ウヨはナショナリスティックな親しみを、パヨは公共性の真の実現をそこに見るでしょう。

 権利を主張したいのは媒体になれないテレビ局で、ちょっと前に、テレビドラマの再放送は演者にギャラは出てなかったとか5ちゃんねるで読んだが、アップするなのCMはしつこい割りに、金を出すほうの契約関係はゆるゆるなんですかね。

 公共放送こそ、もっと出すべきものがありそうだが。

 NHK出身てことで天下りみたいな扱いになってるアナウンサーのこと、なんとも思わないのかね。民放のへりくだりは当然のことなのか。放送免許があるから? NHKが許認可を握ってるのか? 同列ではないとひざまずくようにして思わされるとは、何圧力なのか。


 アイドルもコロナで大変みたいですね。特にライブが主戦場だと(接触と一緒にされたくないのか、それも戦場に入るのか)。 

 『ライトゴロ』は、音楽を言葉で表現するので、ライブの楽しさももちろん含まれるんですが、それは後半で、前編にあるのはちょっとわけありのコンサートとなっております。

 後半のもジャズ・ライブだから、歌もあるけど、音の話になるんだが。でも、おもしろいと思います。女性アイドルしか出ないから、男性ファン向けだが、女性層にも一個、特にこれと言えるネタもある。AKB系は女子で握手に行く人も多いらしいし、このひとネタのために何百ページを読んでいいと思います。いや、後半の大きなオチのひとつだから、まだ出ないけど。

 

 アクセス解析では、男女も年齢も知ることは出来ません。ただ、ここを見てる人は、スマホよりPCが多い。スマホのほうがポチっと行きやすいんでしょうか、どうなんでしょうか。

 

 アイドルの動画は、PV、MVよりライブ映像を個人的には見たいんだが、やはり去年から客入りではできなくなってるようです。配信ライブまでは申し訳ないが手が出ない。ニコニコの字幕付きの動画もつべにあって見たことはあるが、どうも実況とか、そういう文化にはなじめない。字幕邪魔です。

 PVでも、サムネイルにCGが使われてると、昭和のオッサンの習性でまず再生してしまう。昔は3Dでなくとも全体的にしょぼかったから、4Kまで行かなくてもきれいにいろいろ動いてるだけでうれしい。『バーチャファイター』の頃が一番いいと思ってるノスタルジーで少々の不出来も甘くなる(でもピクサーとかは苦手)。

 むしろ、モーションのコピペなども簡単になって、ムービーとしてつまんなくなってると思うんだが、どうなんだろう。

 一方で、接触がなくなって、アイドルが元気になってるって記事もみた。それで個人のダメージは減っても、でも、つぶれて行ってるのは握手アイドルだけではなさそうだし、喜んではいられないでしょうな。

 既存の収益の手段がおかしいならイノベーションが必要だ。が、ビジネスモデルがなかったところで収益化に成功した手段は、不合理でもメリットによって通用し続ける。

 目の前の問題として、Youtuberはいて、ライブが出来ない状況でのアイドルの運営の課題がある 。 

 ということにして、以下に、マネタイズを目指すグラビアアイドルによる動画のアイデアを書いてみます。

 カネを出す人、口を出す人。ウヨは補助金で反体制やるな、と言い、パヨからは政治は金だけ出して口を出すな。コロナなんだから、エンタメ界に助成しろ。腕を貸す人、マッチングする人、乳輪が出ちゃった人。自粛警察の次はなに警察?

 しかし、官邸が機密費を何に使ってるか以上に、政党助成金は疑問に思わないのかね。国の機関でもない、公的な団体なのは国民に選ばれた結果のことで、価値が転倒してないか。民間には客半分でやれ。国民は逃げられない鎖つけられた客なのか? お前らだけ言い値で税金を山分けして、しかも献金も受けていい。さらに、夜の街の飲食ダメって罰金付きの規制までしといて、犬みたいなつらしてネコの集会みたいにこそこそ集まりやがって。国民主権なんだからよ。お前だよ、お手しろオラ。

 いやいや、その手の批判系、思想系、煽り系のやつじゃなくて。

 一種のコントをグラドルにやってもらいたい。元ネタは落語の「粗忽の使者」別名「尻ひねり」。でも、あんまり関係ないです。そのまた前には、落語の小説で桂はなぶさが「粗忽長屋」を持ちネタにしてて、談志によるメタフィジカルな解釈でやるのがあるんだが、それは一人でやるのは無理そうなので却下。

 よくグラドルがコンビを組んで、M-1の三回戦まで行きました、なんて言ってるが、やるなら決勝でやる二ネタ目が「粗忽長屋」か「らくだ」ぐらいのつもりで書いてる。Youtuberも全然見てないんだが、逆に、芸能界のヒカキン、グラビア界のヒカキンとは呼ばれたくないだろうって話。

 緊張の緩和は有名だが、暗黙の了解というか、合意は今のテレビ番組など見ても更新され続けている。

 どっきりに乗る。怪しいことがあっても流す。自分にとって怪しいだけでなく、見てる人に怪しまれてしまうとなると自らごまかすまでする。

 めちゃイケ名物のよゐこ浜口のどっきりは、三週も四週もかけてやるから、その辺が薄まってた。そして、売れて忙しくなったあとは仕掛けもネタばらしも一週でやってて、無理が目立ってた。

 慣習の集積なら、集合知とも言える。が、合意形成だけでなく、他者の期待には芸人同士だけではない、客が入ってる。

 例えば、ミシェル・フーコーの言説にはホモの悲しみが混じってるから、土台の捉え方に笑い以前の差異がある(偏見も込み)。

 ウィトゲンシュタインが言う、鋤がぶち当たる土台は、規則や論理を掘って行った末のことだから、笑わないかも、という裏切りも予想されてるのとは性質が違う。土台、基盤と言うより、もっともろいものだ。

 文学の受容論で考えようとしても、読者と客からでは、ベクトルが違う。

 笑いの理論じゃなくて、理論の限界の話だから、芸人だけに通じることでタレントはダメ(グラドルも含む)ってことじゃない。そのくらいの気合いで行こう、っていう呼びかけです。

 グラドルのファンは男性だろうし、異世界ハーレムが定番の「なろう」もそうだと思う。読んで興味持ったら、お気に入りのグラドルに勧めてみてください。動画は再生もチャンネル登録も無料だから、実現したら、こっちに課金をお願いします。そしたら、こっちはまたアイデア出すから。回ってるでしょ。いざとなったら、狼に育てられたグラドルのネタを書く。服を着たことないから脱ぎたがりで、露出が多いから釣れる。女豹のポーズはお手のもの。パターンを変えて、子犬動画、子猫動画みたいにもできる。どうですか、これは回り続けるでしょう。まあ、その前に以下をまず読んでみてください。

 「なろう」だと、絵師ガチャがあるそうで、それで売り上げが変わるなら、絵師が尊重されていい。歌も、作詞作曲の印税より、歌い手が受けとるのはだいぶ少ないらしい。カラオケでは歌手には一銭も入らないとか? 歌ってみようは歌を聴いて、弾いてみようは音からと、厳密に分かれるわけではないだろうが、カラオケは歌うことの楽しみの価値として、歌手にもチャリンと入ってほしいと思うが。

 ボブ・ディランは2020年のアルバムからのシングルで初めてチャート1位を取ったそうだが、カバーしたタンバリンマンとか順位は知らないがとにかく本人より売れてたはずで、それはやっぱりその歌手だったからが大きいだろう。なんか版権を売り渡したってニュースもあって叩かれてるようだが。

 たくさんのグラドルがやってくれると、ヤンマガで同業、でもヤンジャンとはライバル関係とか出てきて、ディスり合うにしても、合意形成は出来る。芸能事務所の業界の力関係からの、推され、干され、より、ファンも巻き込んでる時点で、誰がウケるかも分からなくなってる。良い意味の裏切りのある場所になる。枕坂やマホト坂と違って、推し甲斐もあると思う。      

 串刺し検索とか言う、アップローダーを網羅的に一度に探せるサイトがあるそうですが、ファンが回遊して流れを作れば、Youtube上にではなく、違うプラットフォーム(基盤)もできると予想してる。出版界が本誌の宣伝動画を流すだけのところに、収益も出来るモデルがあるなら乗って来そうだ。

 ちょっと気が早いか。でも、先が見えてると思うほうが、やる気も出るでしょう。

 では、ネタに行く。落語の「粗忽の使者」と、いろいろと取り沙汰されてる自粛警察、乳輪警察から思いついた。あと「おっぱいがピアノ弾いてみた」などのおっぱいが〇〇してみたが多いようだが、グラドルがやったほうが強いはずだ。

 

 

 字幕、テロップでの状況説明、ネタ振り、ツッコミ、視聴者の願望に対して、リアクションする流れ。

 

━━━XXのグラビア撮影2日目。

   しかし、カメラマンが来ない。

   連絡が取れないため、ホテルの自室で

   水着待機している〇〇〇〇であった……。

(注 XXは写真集、雑誌名など。ホテル名がダメなら控え室。いずれも宣伝したほうが差別化できる。〇〇は名前。)

━━━〇〇ちゃん、どうなってんの、まずいよ。

(注 スタッフにおかまキャラ、ババアキャラなど自由に追加。)

「実は……、昨日の撮影でポロリがあって……」

━━━うん、ポロリは現場ではよくあるから。それで来ないってことはさ……、〇〇ちゃんの乳輪デカかったんじゃないか。

「なに言ってるんですか。よくあることなら、そんなこと問題じゃないでしょ」

━━━そう、だから来ないってことは、どんだけ乳輪でかいんだよってことに……。

「なんでですか! あたし乳輪小さいですよ!」

━━━いや、見てないからね、実際。自分ではなんとでも言えるけど。

「見せる必要ありません。契約があります。手ブラはやりません。TバックもNGです。そういう約束です。もちろんヌードはやらないから、ポロリも消してほしいくらいです」

(注 各個人の限界のひとつ前まで表明してください。ここで出来る限度は最後に披露する。次回や、狼に育てられた編に回す場合も、ここはちょっと頑張ってください。)

━━━契約はあっても、コンディションを保つのがプロだよね。現にカメラマンが来ないんだから、〇〇ちゃんにはそれが出来てなかったということになるね。

「デブでもない! 胸はキープしてる。問題ないでしょ。それに乳輪は小さいですよ!」

━━━いやいや、痩せても乳輪は小さくならないからね。

「待ってください、乳輪小さいですよ! 契約があるんだから、言う必要ないけど!」 

━━━じゃあ、例えでいいから教えてくれよ。よく言われるCDシングルサイズ?

「なんで今時フィジカル? CDシングルなんて知りませんよ」

━━━え? ノーマルサイズ? ノーマルでCDサイズ? やっぱデカイよ。

「CDって、DVDと同じ大きさでしょ。パッケージからはみ出すわけないでしょ」

━━━パケ写詐欺といえば修正のことだからね。充分ありうる。

「商品に細工してるなら、会社も共犯でしょうが。なんであたしだけ言われるんですか」

━━━元はと言えば、〇〇ちゃんの乳輪が大きいからだからなあ。

「待ってよ、乳輪は小さいよ! きれいに撮れるんならブルーレイなら出してもいいよ!」

━━━え、本当に?

「ウソだよ! 脱がねえよ! でも小さいし、ブルーレイならピンクだよ!」

(注 イメージDVDを出してない場合は変更可能。脱ぐ可能性のあることを言いたくない場合は、小さいよ、を繰り返すだけでよい。)

━━━分かんないな。じゃあ、コインで例えてくれる? どう? 500円玉くらい?

「500円デカイよ! まだまだ」

━━━じゃあ、100円玉?

「まだデカイ。もっと小さいよ」

━━━じゃあ、50円?

「もう一声」

━━━10円?

「また大きくなった! 乳輪小さいよ!」

━━━じゃあ次、5円玉。

「もう少し。ちょっと待って、5円って50円より大きくない? なんか意味深じゃない?」

━━━それなら最後、1円玉だ。

「そうですね……」

━━━いやいや、待て待て。小さすぎ白すぎだろ。かえってリアリティ無いよ。じゃあ、逆にどれだけ小さい水着で隠せる乳輪なのかを教えてくれよ。

(注 乳輪から、乳首へ。白すぎ、から色の話、更に3Dのポッチリの話へ。有りなら、着替えのループの前に追加。) 

「分かりました。じゃあ、着替えます。(注 フレーム・アウト。着替えて登場)。

これ、昨日の撮影で使ったビキニです。ポロリするくらいギリギリでしたよ」

━━━三角ビキニか。パッド入ってるよね。

「……分かりました。次ですね」

(注 パッド何枚? ガムテープのバリバリって音がした。横乳が出てないよ。など、手持ちの水着の形状で会話を作ってください)

━━━腹巻じゃないんだから。次。

(注 チューブトップのループ……ターバン、カチューシャ、はちまき、ラザニア、きし麺、フェットチーネ、冷麦など。


 眼帯ビキニのループ……アベノマスク(省略可)、マスク、眼帯、サロンパス(湿布)、バンドエイド(カットバンなど異種も)、コンパクトフラッシュ、マイクロSDなど。


 セーターのループ……童貞を殺す、ダメージ加工は童貞はビビる、パイスラ、ジャラピケを童貞は嫌う?など。)

   

 出来る範囲で着替えを繰り返し、先のCDやコインのループのように、段階的にツッコミを重ねて行ってください。

 実際にその水着が載っている写真集、グラビアなどをカメラに向けてアピールしてください。著作権が厳しくなって、本人以外がやるのは難しいから、これも有利。

 また、XXちゃんがヤンマガで着てた水着、写真集の表紙だった衣装など、印象的なものでは、〇〇ちゃんよりあたしのほうが似合う、XXちゃんは胸を寄せすぎなど、ディスり合いを仕掛けましょう。

 他のグラドルに衣装を借りてでも話をふくらませ、お互いにテンドンをやりましょう。    

             

 着替えられる衣装が多いというグラドルのアドバンテージは大きい。それを最大化しましょう。

   

━━━まだカメラマンは来ないの? やっぱりおかしいな。もしかして、死んでるんじゃないか?

「急にどうしたんですか」

━━━〇〇ちゃんに知らせないんじゃなくて、知らせられないんじゃないか。

「どういうことですか」

━━━昨日はスタッフも交えて皆で食事したんだよね。

「はい、カメラマンさんもみんないましたけど」 

━━━お酒も飲んだんだよね。

「はい、たぶん。あんまり覚えてないんですけど」

━━━ほら、やっぱり。酒のせいで記憶飛んでるよ。やっちまったんじゃないの。

「いえ、覚えてないだけで何もないと思いますが」

(注 未成年の場合……撮影が大変でご飯の時はすごく眠たかった。)

━━━この前の仕事。すごく熱心に取り組んでくれて、手応えもあったみたいで、それは良かったんだけど……。そうだ、手応えは残ってないの?

「あの仕事(注 女優志望の人は格闘シーン。バラエティ志望の人は張り扇で叩かれるコント。動画を上げることはできないと思うので想定で)は楽しかったし、手応えがありました」

━━━いや、今だよ。今、手応えない? 誰かを殴ったような感触は手に残ってないの?

「さあ、あるような、無いような……」

━━━じゃあ、ちょっとやってみようか、体が動きを覚えてるかもしれないよ。

(注 まずはストレッチから。エッチな衣装でストレッチ動画に負けないようにしましょう。

 正当防衛ってこともあるからやってみよう。と言われて、次のシーンへ移る。 

 女優志望は次に、でっかいクッションや、布団をベルトで縛ったものなどをサンドバッグにする。)

━━━まずは、ポロリの話題を皆の前で出されて恥ずかしくなり、思わず殴ってしまった。はい、やってみて。

━━━お酒のせいで、よろけてしまった。捕まろうとした手が、裏拳になってしまった。はい、やってみて。

━━━大好きな〇〇(料理)が向こうのテーブルに置かれたので、急いで取りに行ったら良い助走になってしまった(ジャンピング・ニーパッド。または、フライング・ニールキック。後者のほうがマニア受けする技)。

━━━床に飲み物をこぼして、滑ってスピンしてしまった(後ろ回し蹴り。またはローリング・ソバット。後者のほうが…)。

━━━両手で皿を持ってるときに、頭に蝿がとまってる人がいた(上段蹴り。ハイキック。同じです)。


 サンドバッグ相手に実践する。競泳用水着でやると、女子プロレスラー感が強くなります。

 

━━━バラエティ志望は、こけ(ずっこけ)の反動でぶつかる。

 ツッコミがパンチやキックになってしまうので、ダメじゃないか、まずいよ、と怒られて、ループする。

 ギャグには著作権が無いので、好きな芸人のギャグを使いましょう。知ってるギャグでないと、自分がやるときにギクシャクします。テレビでやったことのあるギャグのほうがいいので、芸人チャンネルより違法アップ動画を参考にすること。テレビを見ればいいことですが、いろんなギャグを集める必要があるので。

 

 マニアックなギャグは、マニアックな客にはウケるでしょうが、グラドル同士のやりあいは広がりにくいでしょう。

 例。二の腕パンパンおじさんでラリアットなど。

 

 ラストは、お待たせしました。XXさん入られました。撮影開始します。で、部屋を出るときに「乳輪は小さいよ!」などの捨て台詞で終了。


 グラドルに勧めるつもりになった君。自分で考えたツッコミも足して、SNSなどを使って知らせてください。 

 かなり端折って書いてますが、ファンなら自分の考えを入れたいでしょうし。それぞれ強いジャンルがあると思うので、そういうのも足していってください。プロレス技でなく、ボクシングとか。立ち技しか使わないとか。女子プロレスに特有の技、展開(健介がコストコで買ってきたもの)など。柔道か、柔術か。コメント欄が荒れそうなのもいい。

 

 映像になりそうなものという意味では『ライトゴロ』はまったく違うが、昔の人間はマルチメディアって言葉にまだ夢を持ってる。小説で出て来る言葉をさっと引ける、曲をささっと調べて聴ける、映像まで出て来るなんて、夢の世界なんですわ。だから、前回なんか曲名も挙げたけど、この曲が出ると思って読むんじゃなくて、とりあえず知らなくても飛ばして読んで物語を追って、後から調べて聴いたほうが、小説の楽しみも二倍になると思うんです。知らなくても、知性で楽しめて、曲を探して、感性でさらに深く知る。理想ですが、そういうものになりたいです。

 

 というわけで検索は、ライトゴロ、野球、で出てきますんで。よろしくお願いします。

 前回のプラスのスリーがあると思った方、ここでは期待には沿えませんでしたが、完成に向けて書き続けております。そのモチベーションのためにも、おもしろいと思った方、ポチっとお願いします。送料がただになる金額にちょっと足りないとき、ちょうどいいじゃないですか。それでは、また会いましょう。先に書いときます。毎度ありがとうございます。



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