第1章
初作品です。拙い文章や表現、ストーリーなどあると思いますが苦手でない方はよろしくお願いします。
深夜の街外れの路地裏に一人の少女が息を切らしながら佇んでいた。
警官A「いたか?」
警官B「いません。」
警官C「あっちの方は探したか?」
警官D「まだです。」
警官たちは走り去っていった。その様子を見ていた少女は警官たちがいなくなったことを確認すると、街の外へ行く門をくぐって街から走り去っていった。
西暦2400年、文明は大きく発展していたが突如として大戦争が起こり、街は荒廃・人口は激減し文明は半年で廃れてしまった。
3年後3人の英雄のおかげで戦争はなんとか終結しハッピーエンドになると思われた。しかしその後文明を立て直そうとしたが、国王となった人物が「急死」し、後継者となった元国王の息子が改革の名の下に圧政を行った。その後200年以上の間、国民達は国王の圧政に苦しんできた。そして数ヶ月後に反乱が起ころうとしていた。
田舎の畑に一人の青年がいた。彼の名はヘビース・モーカー(名前とは逆に嫌煙家)。21歳。独身。ルックス、性格共に上の上だが、田舎すぎて周りに人がいないため、彼女いない歴=年齢。職業は農家兼発明家。日々護身術の修行をしている。
彼は脱税するために地下で多くの野菜を栽培している。もちろん、地上の畑でもちゃんと野菜を栽培している。
脱税したお金の使い道は、半分が地下栽培の設備投資、残りは近所への寄付と、へそくり。
彼は冬が明け、春となったある日、地上の畑で作業していた。昼頃になり、弁当を食べた。
「さて、午後も頑張りますか。」
そう言って彼は再び作業を始めようとした。だが、結局この日ヘビースは続きの作業を行うことはなかった。というのも少女が3人の男から逃げていきたからだ。男達は体の一部がものすごい武器になっている。
一人目は両腕が鉄砲になっていて、二人目は両腕、両足が刃物になっていて、三人目は普通の感じで例外である。
ヘビースは少女に、自分の背後に行くように言った。
ヘビース「さて、どうしたんですか?」
鉄砲男「その女を渡せ(怒)!!!!!!」
刃物男「渡しなさい、さもないと切りますよ。」
普通男「そうだそうだ!」
ヘビース「だから、何でこの娘を追っかけているんですか?」
鉄砲男「愚民どもはおとなしく俺たちの言うことを聞いとけばいいんだよ。」
そう言って、ヘビースに向かって鉄砲を打った。このとき鉄砲男にとって不運だったのはヘビースが護身術の修行をしており、
ヘビースは鍬で弾丸を打った。弾丸は鉄砲男に当たって、ロケット男を気絶させた。
刃物男「これはこれは、すみませんでした。実は私たち、国家の或る組織の一員でして、追っかけている理由を話す訳にはいかないんです。」
(刃物だけに頭がよく切れるようだ)
ヘビース「じゃ、君から聞きましょうか。」
少女「犯罪なんか犯してないわよ。ただ、..........私細かいことは言えないの。」
刃物男「そうですね。確かに彼女は犯罪は犯してないですね。でも、国王が必要としているのです。」
少女「私はあんな所になんて帰りたくないわ。」
ヘビース「この娘が嫌がっているじゃないですか。いくら国王の部下と言っても、誘拐もたいな犯罪をまかり通すことはできないでしょう。納得が行くまで渡さないですよ。」
刃物男「今日のところはヘビース君に免じて許してやろう。時間がかかった方が給料を多くもらえますし。あっ、今のことは誰にも言わないでくださね。その代わり上司にここのことは言わないでおきますから。」
ヘビース「何で俺の名前を知っているんですか。」
男達は笑顔を浮かべながら、無言で去って行った。鉄砲男は普通男に担がれていった。ヘビースは3人がいなくなるのを確認して少女を家に案内した。
ここで、この少女の紹介。
彼女の名はピーチ、18歳。独身だけどちょっと複雑な事情がある。職業は..........後で書くことにしよう。
ヘビース「そういえば、君のこと何と呼んだらいいのかな?」
ピーチ「私はピーチ、だからピー子って呼んで。」
ヘビース「これからどうするのかい?良かったら、俺の家でしばらく隠れるってのはどうかな?」
ピーチ「いいの?私なんか匿って。」
ヘビース「おそらくバレないよ。おそらくこの家にはたくさんの仕掛けがあるから。例えば、この釘を押すと、地下室の壁の隠れ扉が開くんだ。」
ピーチ「私、この部屋に住みたいわ。」
ヘビース「いいの?家の周りに監視カメラと警報器をつけたら、すぐに隠れられるけど...。」
ピーチ「あんまりあなたの迷惑になりたくないわ。だからここがいいの。」
突然、ピーチが口を押さえ、そばにあったバケツに嘔吐した。
ヘビース「体調悪い?」
ピーチ「いや、そんなんじゃなくて......」
ヘビース「まさか......」
ピーチ「3ヶ月なの......」
こうしてヘビースとピーチ二人の生活が始まった。