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白山 雪

雨結晶(白山雪)

作者: 白山雪

「夕立」


埃を空に投げ付けた

醜い心を

夕立、染めて


雫の色は七色に

醒めた心を

夕立、聞いて


透明な花を掴みたい

開いた心で

夕立、止めて



「小雨」


水鉄砲を連射したって

雨にならない晴天だ

てるてる坊主に願っても

雨のやまない憂鬱だ


天気ひとつでくるくる回る

心は季節を受けとめて

朝を広げる花びらに

見とれて空は色付いた


靴を飛ばして占ったって

当てにならない未来予報

傘を忘れて走っても

嘘にならない理想像



「初音」


いま静かに羽化している

小さな痺れを響かせて

蝶の羽は薄くとも

なめらかに風を掴みとる


知って、いたよ

喉の奥底

デタラメな音に真実を

あげるから


いま微かに孵化している

濁った朝日を浴びたなら

蝶の羽は儚くて

あなたの心を映してる

「夕立」…港未来に「青葉」って詩を入れたから、夕立までいたら艦これじゃんって思ってボツ。

「小雨」…雨の詩多すぎてボツ。

「初音」…またしても字数にやられたため即興詩。みっくみく。

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