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Sound of Magic ~カエルが鳴くから歌いましょっ!~  作者: ブルー・タン
第2章 3歳児お披露目珍道中編
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62/124

62 今日のスケジュール

フーが俺を起こしに来た。

と言うことは当日の朝が来てしまったってことだな。

昨夜は一応は寝た。

緊張のためかサジックスの練習をしてる夢や、本番で緊張のあまり演奏が出来ない夢を何度も見て、そのたびに目を覚ましてしてたため正直寝不足だ。

そう言えば今日は何時ごろ屋敷を出るんだろう。

どこでやるかも聞いてないけど、王様に会うならたぶん王城なのかな。

そもそも練習に集中するあまり、今日の予定を全く確認してない。

そんなことも思いつかないなんて、精神的にかなり追い詰められてるな。


「おはようフー。今日の予定を全く知らないんだけど、どうすればいい?」

「今日の予定ですが、朝食が終わりましたらお披露目用の衣装に着替えていただきます」


出発前に仕立て屋に頼んでたやつか。

普段着てる一人で着れない服以上に複雑な形状してて、あれは本当に服なのかと疑いたくなる奴だ。


「お館様と奥様とロック様の準備が整いましたら王城へ向かいます。入城しましたら、いくつかの待機室でお披露目開始時間まで待機いたします」

「待機時間は長いの?」

「いえ、爵位の高い家ほど入城する時刻は遅くなっています。爵位の低い家は既に王城の待機室に控えてるでしょう」


爵位が高いほど王城での待ち時間は短いよう配慮されているわけか。


「今回出席するのはシェード侯爵家を除けば伯爵以下なので、入城はかなり遅い時間に設定されてます」

「家はかなり遅い時間に入城してすぐにお披露目が始まるからいいけど、早い時間から王城に入ってる家の子ども達はそんな長時間、我慢できるの?」

「そこは王城側で考慮してます。入城が遅い待機室に用意してあるのはお茶と軽食程度ですが、早い時間帯に入城する待機室は朝食が準備されてます。その後に吟遊詩人による簡単な出し物やオモチャなどが用意してあり、眠くなった子供が仮眠を取るためのマットレスもあります。そして、着崩れないよう衣装は王城で着替えることになってます」


なにそれ、早く入城した方が吟遊詩人の出し物とかあって楽しそうなんだけど。

王家側も結構子供に気を使ってるんだな。

まぁ、主役は3歳児だし、お披露目の最中にグズられても困るか。


「そっか。待機室に入ってからは?」

「爵位の低い順に会場であるホールへ呼ばれますので、呼ばれたら案内に従って席に着きます。すべての家が会場に入りましたら王と王家が入室して席に着きお披露目の開始です」


じゃぁ、ライト家は待機室に入ってからそれほど待たずにお披露目が開始されるのか。


「お披露目って何するの?」

「呼ばれましたら、王の前に両親に連れられて王の前に進み跪きます。この時に献上品などがあればそれを持つ従者1名が共にあるく事が許されています」

「3歳で跪くとか出来るの?」

「子供は出来なくてもお叱りは有りません。大抵の場合は親のまねをして座り込むか、良く解らず立ったままの場合が多いそうです」


その場にしゃがみ込んじゃう3歳児とか想像するとちょっと可愛いな。


「その後、王より立ち上がるよう指示があり、父親が子どもの紹介を行った後に子供が叩頭礼をします。大抵は父親が頭を押さえつけることになります。」


あ、なんか目に浮かぶわ。

何だか良く解らずにぽーっと立ってる子どもがいきなり頭を押さえつけられる感じ。


「献上品があれば、礼の後に献上品の紹介を行って献上します。基本的にはここまでが一連の流れとなっており、献上品が無い者は叩頭礼が終われば席に戻るよう指示があります。」

「その時に演奏すればいいのかな?」

「タイミングはお館様が作ってくれると思いますので、後程確認してみてはどうでしょう?」


パーフェクト超人の親父殿ならその辺は上手くやってくれるだろうけど、一応、手順だけ聞いておくか。


作者はスケジュール管理にA5サイズの手帳を使用しています。

手帳はたいていの場合は本屋等で購入するのですが、ページ内の配置にはかなりこだわりがあります。

手帳は大抵の場合は翌年も同じものが発売されていることが多いのですが、たまに廃版になってしまます。

気に入ってた手帳が廃版になると、使いやすい手帳を最初から探さなければならず、買った手帳が使いづらいと仕事に支障をきたすため、どうしても気に入ったものが見つからないと年に何冊も購入せざるを得ません。

そういう時に社会人に必要な的確なスケジュール管理にはお金がかかるなと思うのです。


次回の更新は6月17日(火)10:00を予定しています。

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