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Sound of Magic ~カエルが鳴くから歌いましょっ!~  作者: ブルー・タン
第2章 3歳児お披露目珍道中編
51/124

51 馬車に揺られて

説明回で会話はありません。


6/7 誤字の報告をいただきましたので修文しました。

太守の館で朝食を食べて出発です。


太守の館の中ではシェード家としか接触しなかったけど、他にも泊まってたらしく、ライト家を含めて5家で出発することになった。

各家族に馬車が1台ずつ割り当てられて、それぞれが引き連れた護衛がその馬車を囲んで塊を造り全体で隊伍を組んで進んでいく。

隊列の前後に騎乗した騎士が警戒しているが、王都とリセムの間ではモンスターも盗賊もほぼ出ない上に、毎年この時期になる前に街道周辺を騎士が巡回し、事前に危険を排除してしまうそうだ。

王都との間に2か所停泊所があり、王都まで馬車で3日の行程だそうな。

俺はともかく、他の馬車に乗ってる3歳の子供が3日間も馬車に揺られてて飽きないのかと思って確認してみたら、通常は丸1日かけて2か所目まで移動して1日半の距離だそうな。

子供に慮って通常の半分、途中でお昼ご飯をゆっくり食べた後にお昼ね休憩をし、そのあと少し移動したら最初の停泊地に着くので、そのままそこで一泊とのこと。


一緒に移動するシェード侯爵家以外の家については、ムルスイ伯爵家、モックロー男爵家、

ウィスチャリア騎士爵家だ。


親父殿の話によると以下の通りだ。

ムルスイ家は武官の家系で生まれる子供は大体が火属性。あまり魔力量の多い家系ではないが、その分、各個人の練武は非常に高く、また指揮官としてもかなり能力が高く、野戦が得意らしい。

爵位があまり高くないので将軍職までは行かないが、それなりの地位に行くようだ。


モックロー家は文官系、主に財務系に強く本家は王国、分家でも領地の有る貴族家等に引く手あまたのようだ。

属性は基本は土属性でたまに樹属性の者が生まれるようで、過去にエルフの血が混ざっているためらしい。


ウィスチャリア家は騎士爵家でもかなり下の方らしく、親父殿もよく知らないらしい。

ムルスイ家に仕えてるとのこと。


国全体で爵位持ちオンリーとはいえ3歳児がこの程度の人数なのかと思ったら、1日に王都へ入るのは陸路5組、水路5組になるようあらかじめ調整されているそうだ。

ちなみに、日程は爵位や経済状況、王都に別宅があるか等、色々な要素を鑑みて調整されているため、基本的には爵位が高い順に王都へ入ることになる。

ウィスチャリア家の様に主家と同道する場合は例外的に早く入り、出費は主家が面倒を見るのが慣例だそうだ。

そりゃ開催日までの王都暮らしが長ければ長いほど出費は増えるけど、騎士爵家の収入じゃ賄いきれないんだろうな。

ライト家含む今日の日程の組は最初に王都へ入るから、ムルスイ家は出費が2倍ってことか。

それでも初日ってことはムルスイ家もそれなりに金もってるんだろうな。


出発前にチラッと見たけど、今回のお披露目の子供はムルスイ家の子はオレンジ色っぽい癖毛の男の子で、俺よりも体が一回りは大きく、いかにもわんぱくな感じだった。

モックロー家は金髪なんだけど、光の加減によって翡翠色に見えたりする不思議な髪の毛の男の子で、二重のパッチリおめめで将来確実にイケメンになるだろって感じだった。

その子の父親は濃いブラウンだったので親父殿に聞いてみたら樹属性持ちの特徴らしい。

ウィスチャリア家の子はグレーの髪の毛の子で、おそらく風属性だろうとのこと。ムルスイ家の子供の後ろにくっついて歩いてた。ムルスイ家がジャイ○ン的ポジションなら、ス○オ的ポジションか?

親父殿によると、騎士と風属性は相性が良いらしい。

初歩的な魔法さえ使えれば、矢が当たりにくくなったり剣の切れ味を上げたりとかなり便利な属性だそうな。


馬車は風景も劇的に変わるわけでもなく、基本的に暇なので、そんな事を話したり、楽器の練習をしながら進んでいたら馬車が止まった。

どうやらここで昼飯を食うらしい。



現代でも幼児を車に乗せての長時間移動は間に休憩を挟みつつになるので、想定より時間がかかるものです。

ましてや馬車にサスペンションも無いようなファンタジー世界で、大人と同じ行程での移動は無理だと思うので、とりあえず半分にしてみました。


ようやく王都に向かって出発です。


明日も10時に投稿されます。

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