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Sound of Magic ~カエルが鳴くから歌いましょっ!~  作者: ブルー・タン
第2章 3歳児お披露目珍道中編
49/124

49 インベントリって欲しいよね

普段よりはちょっと長いです。


6/29 誤字等修文しました。

「では、シェイナに新しい友達もできたことですし、いったん部屋に戻らせていただきます。ディーン殿は夕餐はどうなさいますか?」

「うむ。ロックの練習もあるので、部屋にて簡易に済ませようと思っている。」

「そうですか。王への献上品に関わるものですか?」

「さよう。」

「献上品も通常は地域の特産品等になりますからあまり考えなくてすむんですがね。魔力量と合わせて考えれば目新しい物であれば【インベントリ】を授けていただけるかもしれませんね。光属性を持っていれば【インベントリ】の魔法と相性がいいですから、ライト家は基本的には授けていただいてるんでしょうけど。」

「そうだな。ロックは光属性を受け継いでいないから、今後の為にも是非【インベントリ】を授けていただきたいところだ。」


転移魔法に続いて【インベントリ】キター

王家ってことは闇魔法にインベントリがあるのかな?

でも、授けるってどうやって授けるんだ?


「よろしければ、明日の朝食はご一緒にどうですか?」

「まぁ~。シェイナちゃんとお食事出来るなんて嬉しいわ~。シェイナちゃん、ロックにはルナーって言う妹もいるの。よかったらルナーとも仲良くしてくれる?」

「うん!しぇいな、なかよくする!」

「ありがとうね~。今から明日の朝食が楽しみになったわ~。」

「ははは!シェイナにまだ見ぬ新たな友達が出来ましたか!ミアス殿、本当に有難うございます。」

「いいえ~。私もうれしいわ~。」

「では、ディーン殿、ミアス殿、ロック君。これで一旦失礼させていただきます。」

「うむ。我々はここで夕食までは練習を続けている。もし用があるようだったら声をかけてくれ。」

「わかりました。では失礼します。シェイナ、一回部屋に行こう。」

「はい!パパ!」


突然現れてしゃべり倒して行っちゃったな。

でも、親父殿も笑顔(家族にしかわからない)だし、お袋は終始ご機嫌だし、本当に仲がいいんだろうな。


 ・

 ・

 ・


あの後、練習を続けて、どうにか1曲通せるようになってきた。

ま、親父殿もお袋も問題ないから俺の運指とリズム感が主な問題点だったんだけど、親父殿に言わせればギリギリ及第点とのこと。

世界一のサジックス演奏者になる日はまだまだ遠いようだ。

そもそも、楽器なんていじったことの無い素人だし、3歳児ってことで王様には大目に見てもらおう。

夕食までぶっ通しで練習してたから本気で腹が減ったし夕食が楽しみだ。


「親父殿、さっきモロー様が話してた【インベントリ】とはどんな魔法ですか?」


何となく想像出来るけど。


「うむ。闇属性の魔法の一つで、自分の影を通して魔力容量の中に物をしまうことが出来る魔法だ。闇属性の者であれば呪文を一つ覚えるだけなので、大なり小なり大抵の者は使える。ただし、闇属性以外の者に【インベントリ】を付与する【インベントリ付与】の魔法は王家でも王にしか使用できない。」

「インベントリを付与するとどうなるんです?」

「魔力容量の中に一定比率でインベントリが作られ、自分の影を通してそこに物をしまえるようになる。ただし、一定以上の光量が無く自分の影が作れない状況でインベントリを使用できるのは闇属性の者だけで、付与された他の属性の者は、ある程度の光によって自分の影が作れないと使用できない。」

「あ、だから光属性のライト家と相性の良い魔法なんですね?」

「うむ。そのとおりだ。」


光属性なら自分で光を出して何時でも影が作れるから、必要な時に自分で光を出して使用できるってことだよな。

後は火属性だったらどうにか使えるのか?火気だし使用できない場所もありそうだけど。

他の属性だと自分の能力以外に光源を確保しないといけないから、夜間の使用とかにかなり制限がかかりそうだな。


「それから、生物を入れると取り出した時に死亡している、魔石を入れると付与した魔法も含めて魔力が空になる等の制限がある。」


この手のファンタジー世界でインベントリに生物を入れられるのも珍しいな。

死んじゃってたらしょうがないけど。


「親父殿もインベントリを付与してもらってるんですよね?どのくらい物がしまえるんですか?」

「うむ?付与された時の設定次第だが、私の場合は魔力容量に対して最大5%をインベントリに割り振ることが出来るよう設定されている。物量的に言えば大型の馬車一台分程度の容量だ。」


親父殿って魔力が多くて今の当主になったんだったよな。

想像の範囲内だが、同じ設定で通常の魔力容量だと鞄一つ分くらいの容量になるのかな?


「その、付与っていつしてもらえるんですか?」

「披露目の際に王がその場で決めて付与する。その場に光属性の者がいなければ魔力容量、そこにもそれほど差が無ければライト家以外で順番になる。それでも決まらなければ献上品の質による。例外的にロックの様な特殊属性の者は基本的に付与されるのが慣例だから、何も問題が無ければお前は付与されるのが決まっているようなものだ。」


やたー!王都に行ったら俺もインベントリ持ちだらぁ!




【インベントリ】って書くか【アイテムボックス】って書くか迷いましたが、この魔法も音魔法の保存と一緒で脳内で収納物品の一覧が表示される設定なのでインベントリとしました。

残念ながら、作者はRPGの持ち物一覧を【インベントリ】という文化がない時代のオタクです。


明日も10時に投稿されます。

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