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Sound of Magic ~カエルが鳴くから歌いましょっ!~  作者: ブルー・タン
第2章 3歳児お披露目珍道中編
40/124

40 なんだ、ただの天才か PRAT2

「今の音は共鳴振動と言って、物は特定の音波を当てると振動するのです。また、振動した状態の刃物は通常より物を切るのに適しているのです。で、試しにやってみたんですが、振動がしたものを手で持っていられなくて落としてしまいました。何らかの方策を考えないと使えないですね。」

「うむ。その棒手裏剣を貸してみなさい。」

「?はい。」


ドンッ


親父殿は棒手裏剣を受け取ると、無造作に的になっている木の板に投げた。

狙いをつけたわけでもないのに的のど真ん中って、凄腕なのは音楽だけじゃないのかよ。

親父殿と言う壁が生まれた瞬間から高すぎる。


「あの棒手裏剣を振動させてみろ。」

「はぁ・・・」


言われるままに音程を操作した後に音量を上げていく。


バチンッ!


おう!?

棒手裏剣が的をはじいて飛び出したぞ?

的の穴は何だかひどいことになってるし、棒手裏剣を当てた後に追加攻撃が出来るってことなのか?


「うむ。店主よこれを10本ほど買おう。あと火石弓を1丁と属性を付与していない魔石を10個。この後、太守の館に一泊するからそこに持ってくるように。ロック、これもフーに持たせておけ。」


また俺のじゃなくてフーの武器ですかそうですか。


「飛び道具で攻撃を受けた場合、出血を避けるために治療が出来る体制になるまで抜かないものだ。そこに追撃出来るのであれば有用性も上がろう。」


あれ見ただけでそこまで使用方法が思いつくの?

って言うか俺が考えてた使用方法と全然違うんだけど。

何なの?親父殿は脳みそがチートなの?


「ところで、共鳴振動とは金属は全て同じ音で振動するのか?」

「いえ、確か硬さによって音が違うはずですが・・・」

「うむ。ではお前の武器については検討しておこう。」


あ、俺の使う武器も考えてくれるんですね?

何だか、生まれたばっかりの頃は転生したしファンタジー世界で現代知識を使って俺無双!とか思ってたけど、天才が近くにいると無双とか無理だわ。

お金については将来的にヌイグルミで稼げそうだし、場合によっては楽器も売れるかもしれないし、自分の能力を生かしつつ地道にのんびり楽しく生きていくって今決めた。


「店主。今、現金の持ち合わせが無い。太守の館で支払うことで良いか?」

「ライト家の旦那でしたら、魔石に光属性の魔法を付与してもらうことで御代に代えさせて頂きますが?」

「うむ。中級以上の魔石を5つほど出せ。」

「え?5つも良いんですか?」

「口止め料込だ。」

「では、これに。」

「うむ。【◆■■●■閃光】これで良いか?」

「ありがたく頂戴いたします。」


え?

こんだけ買って魔石3つに呪文を付与しただけで口止め料込なの!?

せっかく貨幣を使ってるところを見て価値が測れると思ったのに。

って言うか、光魔法の魔法石高杉!


「こちらの保証書にサインを。」

「うむ。」

「おや!エントシーの領主様であらせられましたか!?料金を吹っかけすぎたようで・・・」

「かまわん。」


料金的に吹っかけすぎなのかよ!

親父殿・・・どんだけチートよ・・・



明日も10時に投稿されます。

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