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道標  作者: 鈴木澪人
再び現在編

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【閑話】今宮 vs 清水

今宮アサヒの上司は長尾マヤ (前半)

清水ユウヒの上司は菊川タカセ(後半)


今宮アサヒの恋人は里村ルイ


タカセとマヤが話し込んでいる間の部下達のやりとりです。

長文ですが内容が薄いです。

 今宮は思った。どうして、こんなに菊川さんをフォローしなければいけないのか。

もうダクト社を離れたしわざわざ関係を続けなくてもいいと思う。絶対。

マヤさんはちゃんとお仕事を取ってきてくれるし。選ばなければ。

 今日も、一人でダクト社に打ち合わせに行くと言い出すので、俺はついていくことにした。

多分、風当たり強いと思うから、行くなら一人より二人だ!

(マヤさんだったら気にしないと思うけど)

その事をマヤさんに伝えると


「仕事さぼろうとしてるでしょ?」と言われた。人でなし。


「違いますよ!一緒に行って威嚇します!」と言うと

そうゆう時代じゃないよと笑われた。

最終的についていくことの許可をもらうとヤナ先輩と春日さんに「僕たちの分もがんばって!」とこっそり肩を叩かれたのでそれぞれ思うことがあったのだと思う。

行動にしたのは大人げない俺だけ…。


 ダクト社についた。いわゆる一流企業なので、目に見えた嫌な感じはしない。

仲の良かった元同僚は手を振ってくれる。伏見派閥の人にはヒソヒソ言われた。

感じワル!!


 そうこうしているうちに、役員のフロアーにつく。エレベーターホールにはあの、神経質そうな銀縁眼鏡がきちんと待機してくれていた。

 ちなみに、俺がマヤさん派だとすれば、彼は菊川さん派だ!


銀縁眼鏡が声をかけてきた

「エヌマヤの長尾様と今宮様ですね。菊川が部屋で待っているので案内させていただきます」


ダクトにいた時はほとんど面識がなかった。多分、伏見派閥なのかな?

でも、社長室はマヤさんの方がいっぱい通ってるからな!


今宮は心の中で清水にマウントを取っていた。


そんな今宮の心情もしらず、マヤは

「ありがとうございます。よろしくお願いします」と丁寧に対応していた。


清水は、必要以上の会話はせずそのままタカセの部屋まで案内した。


※※※


 今日は、本当なら菊川さんの右腕になるはずだった長尾さんがダクト社に来る。

菊川さんが社長になってから本当に忙しそうだ。よく伏見副社長と話し合いをしている。

そして、一人なったらタブレットを見ながら溜息をつき何か思い詰めている様子が時々みかけられた。

僕がお手伝いできるこがあればいいのだが、伏見さんの紹介で菊川さんの元についているので、多分、嫌きっと信頼されてないのだと思う。

 僕も、以前は伏見副社長の意向をくみ取りながら菊川さんのフォローをしていたが、今は違う。

できれば、菊川さんの近くで一緒に仕事ができる奴と思われるようになりたい。


 菊川さんに、今宮をミーティングルームに連れていくように言われたので比較的小さめの部屋に案内し、コーヒーを入れた。しまった、今宮の分だけ入れたら一人で待機してもらおうと思ったのにいつもの癖で自分の分も入れてしまった。仕方がない二人で飲むことにした。


 今宮の所にもっていくと小さく「すみません」と言われた。そして、自分の分も机に置くと

えっお前も一緒に飲むの?みたいな表情をした。社会人だろ顔に出すぎだと思う。感じワル!


 今宮は、小さくいただきますと言ってコーヒーを飲んだ。それを見て自分も一口飲む。

うん、上手に入れることができたな。


 そして、悪夢のような沈黙が続く。今宮は、スマホを取り出し触りだした。

えー!ここ客先だよ。そして、目の前にいるのはお客様だよ!

まっでも、この前までダクト社の社員だったもんな。あまりそんな感覚がないのか。


 今宮がスマホを机に置き再びコーヒーを飲みだした時、スマホの待ち受けに綺麗な女性の人の写真が見えた。僕は思わず。


「綺麗な方ですね」と言いながらスマホの待ち受けに視線を持って行った。


今宮は、秒でスマホの画面をオフにし、再びコーヒーを飲む。何なんだよ、コイツ!

今宮の視線を感じる。多分、この女性について話したいのだろう…。


「彼女です…。」今宮はつぶやいた。


僕は聞き取れず「はい?」といった。


「遠距離恋愛中の彼女です」今度はハッキリ聞こえたが。恋愛状況をそんなに親しくない人間にいうものなのか?と清水は疑問に思った。


「それは、少し寂しいですね」僕は、何を言っているのだ!


その言葉に反応した今宮は

「そうなんです。」と思わず答えた。


 清水と今宮はしばらく見つめあった…。



数十分後ミーティングルームのドアがノックされ、マヤが入ってきた。


清水と今宮が肩を寄せ合うように今宮のスマホの写真を見ながら二人で意見を言い合っている姿を見て


マヤは思わず

「えっ何してるの?イマ…。」と呆れてながらつぶやいたのでした。




最後までお読みいただきありがとうございました。

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