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道標  作者: 鈴木澪人
過去編

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16/40

最終面接

本社CEOはユージン・マケイン

ダクト日本支社 社長 伏見レイコ

        菊川タカセの上司は伏見レイコ

        菊川タカセの前上司は宇治宮タスク


今回は会社のシステムの説明回ですが、架空のお話です。こんな怖い会社あったら嫌だ。

 ユージンによると前回の日本支社の面接は宇治宮さんだったらしい。


「ボクもこの面接をするのは初めてなんだよね」

ユージンは好奇心旺盛な気持ちを押さえつけるようにタカセに話しかける。


「ねぇ、どうして支社の代表を決めるときにこの場所まで来るか知ってる?」


ユージンの突然の質問にタカセは焦った。


「すみません、知りません」と言うしかなかった。


ユージンはそうだよねといいながら

「1つめは、ここにこれるまでがんばったご褒美。2つめは、これからもっと頑張れるように少しだけ秘密のお話(共犯者)をする為だよ。」


おもむろに、ユージンは温室にキラキラ輝く植物を見ながら話を続ける。

「この場所は、一部の人たちしか場所を知ることが許されていないけどシャングリラ(データ集積所)って呼ばれてるんだ。君たち世界中のダクト社員ががんばって吸い上げてきた色々な(データ)を統括・保管する場所。とっても綺麗でしょ。」


「そして、各支社から伸ばしたダクト(情報網)の最終到着地点だね。膨大な(データ)を一か所に集めると色々なものが見えてきたりするんだよね。そして、その見えたものを少しだけ欲しいなって思っている国や企業にあげるんだよ(売買する)


ユージンは、いつの間にか届いていた紅茶に口をつける。

「時々、誤解(紛争や戦争)を招いちゃうんだけどね…。」


タカセは、ごくりと喉を鳴らした。ユージンは話を続ける。

「正しい(データ)をあげても間違った使い方をするとけがをさせちゃったりするんだよね。怖いよね。でも、ボク達は関係ないけどね。」


「あと、質の悪い(データ)を送ってくる支社がたまにあるんだよ。そうゆうのを淘汰する為に、支社毎・エリア毎で競い合ってもらっているんだ。タスクはがんばってアジアエリアを抑えたみたいだね」


ユージンはタブレットを確認しながら誉めていた。


タカセは、自分達の仕事の結果がそのような使われ方をしていると思ってもいなかった。

「どうして、そんなことを…。」

もしかすると、自分達のしていることが誰かを傷つけていたりどこかで悪用されているのかもと思うと怖くなってきた。


ユージンは、タカセを見ると

「それは、今の君が知る必要はないかな」と言ってまた紅茶を飲んだ。


「それが分かるのは、こっち(本社)にこれた時かな?」

待ってるよ~と軽口をたたくようにユージンはタカセに言った。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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