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道標  作者: 鈴木澪人
過去編

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13/40

衝撃

(現)ダクト日本支社 社 長 宇治宮タスク

           副社長 伏見レイコ

   菊川タカセの上司は宇治宮タスク

   菊川タカセと同じチームは長尾マヤ 海瀬シュンヤ 九条ツクモ 池田ゴウキ

 数週間後、いつものように宇治宮に呼び出されたタカセは部屋に入ったが違和感を感じた。いつもより部屋に活気がない?しかし、宇治宮を見るといつも通りに見える。


「宇治宮さん、お呼びでしょうか?」タカセは宇治宮に要件を聞いた。


宇治宮は、ニコニコしながらタカセを見ると


「やってくれたねぇ~」と言ってきた。


「何か手違いでもありましたか?」タカセは振られている仕事を頭の中で確認していく。


その表情を見て、宇治宮はそうゆうことか…。とつぶやいた。


「タカセ、少し未来の話をしよう。」そうゆうとタカセにソファに座る様に促し、宇治宮も対面に座った。


「今進めているプロジェクトをこのまま進めれば、無事に完遂することができるだろう。僕が当初言っていたようにアジアエリアでかなりのシェアを広げることになる。と言うことは他の支社からターゲットにされるということだが、これからはこのシェア率を守る戦術を考えていく必要がある。同業他社と支社の双方から守らなければいけないからね。がんばるんだよ」


 この先はゆっくり進めて行きたかったんだけどね。と最後に宇治宮は言った。


タカセは、やはりマヤより自分に信頼してくれていた事が嬉しくて。思わず

「はい、これからも頑張ります」と伝えた。


宇治宮は微笑みながら

「さぁ、まだ仕事が残っているね。続けるんだ」


と言ってタカセを退出させた。


 その日の午後、宇治宮タスク社長は更迭され

 新社長に副社長の伏見レイコが就任した


伏見が社長になって初めての仕事は、シュンヤ・ツクシ・ゴウキのクビの宣言だった。


 タカセが、宇治宮と会った後宇治宮の秘書から今日の午後と明日の午前中はミーティングルームで作業するように指示されていた。宇治宮、シュンヤ、ツクシ、ゴウキの解雇の話は次の日の社内ネットワークに掲示されていると教えてもらい確認した。


 タカセは、信じられなかった。どうして、このチームの利益率は決して低くなかった。三人とは別れの挨拶もできず、突然消えた。社内用の連絡ツールも全て削除されていた。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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