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お題シリーズ5

支えあう双子

作者: リィズ・ブランディシュカ



「双子なのにぜんぜん違うんだね」


 よく人に言われる言葉がこれだ。


 その通り。


 私たちは双子なのに似ていない。


 外見は似ているけど、中身は全然ちがう。





 姉である私は勉強が得意だ。


 いつも学校のテストでいい成績をおさめている。


 けれど妹はぜんぜん、からっきし。


 赤点をとってくることが頻繁にあるから、わたしが勉強を教えなければならなくなった。


 けれど姉である私は運動が苦手だ。


 逆上がりすら満足にこなせない。


 反対に妹はとても運動神経がいい。


 陸上の大会に出ていい成績をおさめるくらいに。


 だから私は、運動会や体育祭の時は妹にトレーニングをつけてもらっている。






「二人で苦手を補い合えるなんて素敵な関係だね」


 私たちのことをしっている友人たちは、よくそういってくる。


 その通りだ。


 双子なのに違う私達はだいぶお得。


 同じ学年で育っているから、互いの状況はよく理解できているし。


 苦手なことがあっても、お互いに支えあって、成長しあえるのだ。



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