人物紹介アゲイン
人物紹介
『多分主人公』ヴィルヘルミーナ・ローゼンアイアンメイデン17歳。通称ヴィル。
自称亜神のフェンガルに堕ちた神とか言われるベルクートアブル出身の花の乙女。割と脳筋疑惑が濃い最近。自称悪役令嬢だが、他称でもありそうな雰囲気が微レ存。
平和なナーラックのために他国を滅ぼそうかどうしようか悩んでいる所。
『身元不明さん』ヴィルの肉体。
ヴィルと同じ肉体を持つ聖女疑惑の謎の存在。訪い人疑惑もあるが、この千年は存在していないので実際は謎。ただ無関係ではなさそう。
『元冒険者:ツッコミの人』レンツ少年16歳。苦労人。不運属性かと思いきやダメンズ?好きの疑惑もワンチャン。
ヴィルのお目付け役の亜魔人。仕事だけでヴィルに付き合っているわけではない。ヴィルと付き合っていくうちに魔力が加速度的に増えて行っているのが若干心配ではある最近。以前はハルカといい勝負だったが、現状では人類で並ぶものはないレベル。
『田舎男爵の面々』
ハノイ・ナーラック、テレジア・ナーラック、リア・ナーラック。
苦労人叩き上げ男爵と、元刑務官剛腕男爵夫人、人外魔境男爵令嬢3点セット。ファンタジー小説のような現状に半分諦めている面々。
『ゲーキの人々』
ライネイ・フロール侯爵
ウロウの属する派閥の長。フェンガルと折衝をする役目を持つものの一人。アステアラカの面倒を見ている。比較的思慮深い方だが、たまに突飛な行動に出る。基本的には善人側だが、腐っても侯爵なので腹に一物以上は持っている。現状レンツと同程度の魔力を有しているゲーキでも指折りの実力者。
レム・ドンシャンク男爵。
本国でやらかした落とし前のため国外半追放になったが、紆余曲折あり現状ゲーキで残務処理に追われているイキリ小心者。現在色んな方面と折衝中で過労気味。
ウロウ・リーツワーズ子爵。レムの幼馴染。
追放ものだと、追放後に出てきてひっつくようなポジションだが、ヘテロセクシャルのためそういう話はなし。レムと異なり社交性高め。レムと一緒に残務処理をして体重が減った。
ドップネス・ダーロット侯爵
ライネイと別派閥の長。エプラスの面倒を見ている。急進派フェンガルとつながりがある。
事情があり急進派についているが別に善人というわけでもない。部下からの信頼は厚い仕事の出来る人。ただ往々にしてブラック企業とはそういうものである。
ウィリアム・カンタベリー
ゲーキの王。フェンガルに隷属の呪いを食らっているが、ヴィルに上書きされた。生まれてすぐに隷属の呪いを食らっていたので初めての自由のため口が軽くなっている人。
先々代の王
真の意味で魔王となってしまった悲劇の人。激動の時代を生きるには心が弱すぎたため、『魔王』の意識に乗っ取られて世界を滅ぼす災厄となり果てる。最後は自分の弟に打ち取られた。其の儘『魔王』の意識はゲーキから消滅する。
ゲーキ初代の王
勇者や訪い人と代々戦い続けてきた『魔王』。ただ魔力の弱体化している時代のため自我はしっかり残っていた。そして訪い人に起きた悲劇を察し、怒り狂った王が人類を平定する。そして魔族領を人類から隔絶し、ゲーキと名をつける。色々細かい話はあるようではあるが、後世には伝わっていない。
『フェンガルの人々』
フェンガル
コンクリートで作られた味気のない建物の並ぶ小さな国。尋常ではないバリアによって隔絶されている。ゲーキでの最後の魔王との闘いで小さな穴が開く。それが話の始まり。
フェンガルの人々
万単位の寿命を持つ生物。自己を神たらんとし、そして失敗した慣れの果て。本人が固執するもの以外に一切の興味を持てなくなってしまった存在。
ダリクシュ
フェンガル急進派のゲーキ担当。見た目は若い男。四角四面な回答しかしないが、出来るのはそれだけ。人に指示されるのが好き。
シラヴィジャ
フェンガル急進派、元魔王の副官。本人的にはついこの前の100年前ほどに現れた『魔王』のため、行動原理が生まれた人物。誰かの補佐をするのが好き。
『ベルクートアブルの人々』
王女
史上最強と呼ばれる魔力を持つ存在。ヴィルが悪役令嬢であれば、王女はラスボスのような存在。ヴィルのお友達で、ヴィルが好き。
ヴァルヴィオ・ベルクートアブル
ヴィルと婚約していた第一王子。婚約者が速攻で居なくなってブレイクハート著しい。
ヴァンドゥーク・ローゼンアイアンメイデン公爵
ベルクートアブル大帝国の超重鎮。逆らう=死みたいな歩く災厄。娘大好き。ただ魔力放出が一切できない娘のケアをしていない次点で若干齟齬がある。色々悩み多き中年。