第3話 タスク
第3話 タスク
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前回のあらすじ
遺跡の中に入った主人公。白い部屋。タスクとは...。
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「タスクを確認してみるかぁ」。「ピコピコッ」画面にある点滅している丸ぽちを指で押した。
「ブゥーン」楕円形が浮かび上がり「チュートリアル」と書かれていた...。
これはまるでゲームのようだな。矢印ボタンが隣にあったので押してみた。
「チュートリアル開始、拾った石を軽く上に投げてみよう。」「おおっう!?」
遺跡の前あたりで監視されていたようだね。この透明な石は誰かが来るのを前提として転がっていたのか...。比較的新しい遺跡なのかもしれない。
「ふわっ..。」
「ピタッ」 「...」「chuうでtoまっているんだが...!?」
「パンパかぱーん」今度は何事だろうか?
画面が青く点滅しているので目の前まで戻ってみた。画面には「スキル発見、事象を検知しました。...。情報開放No.0001。-特定の事象を引き起こす事でスキルが発見され自動的にスキル登録される-。チュートリアル終了。」
おお、情報が沢山入ってきた、どうやら何か不思議な事?が起こるとスキルができるらし。
「これ一人でするのか?でも、楽しそうやってみるか!」いつの間にか先程の文字は消えていた。
代わりに、「②光の弓」とチュートリアルの文字の下に青い長方形の中に書かれていた。
②って事はさっきの浮かんでたのが①かな。ふと石が止った場所を見るとそこに石はなかった。
「あれっ?どこに行ったんだ。」視線を下げると床の上にちょこんと置かれていた。「短時間空中に
浮いていられる物質なのかも。」
「ガッコン!」
何もない空間から弓っぽいものが落ちてきた。手にとって観察してみる。
全体が青緑色で透明感がある。淡い同じ色の光を放っている、弦は細くこれは紺色をしていた。両端から棒状のものが伸びており、少しゴツゴツしているのがまるで珊瑚の様だ。
「弓矢が落ちていないけど、どうやって矢を出すんだろうか。」
部屋の中に少しばかりいたから外の空気でも吸いにいこう。弓を射るなら屋外じゃないとね。
屋外。
「おおーまだ明るいね」「さて、少し寝っころがったら色々試してみようかね。」
持ってきた弓はこの時、先程とは異なり少しばかり強く輝いていた。この僅かな変化に
主人公は、まだ気付かない...。
-第3話 タスク 終わり。-
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今回もご覧頂きありがとうございます。(^^)
次回をお楽しみに。
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スキルの表現難しい~マイペースに考えていきます(><)