第三話 sssスキル創造者 保有者(俺)
そうしてその俺は俺と手を繋ぐ形で出現した。
そいつはとても俺に似てる。
本当に間違いがあるのかも分からない間違い探しみたいな感じだ。
まあ分身なんだから当たり前か。
似てるんじゃなくて同じなんだ。
本当にイメージするだけで良いとは。
「.......,」
気まずいな、自分と仲良く世間話とか...無理だろ
今ちょっと後悔してる。
そしたらもう1人の俺(仮に俺2ってことにしとく)はいきなり片膝をついて俺の手をとってこう言った。
俺2「このたびは私めを生み出してくださりとても光栄でございます、このご恩は一生忘れません。」
俺2「なんなりとご命令してください、我が主様」
なんだか分からないけど凄い早口で言われた。
もう、いきなり喋り出したら皆が混乱しちゃうだろ
もしかして俺の分身皆こんなんなの?
でもまあこんな態度を取られては悪い気はしない
まずは色々聞いてみるか
俺「ええっと、まず君の名前から聞かせてほしい。あと立っていいよ」
自分に名前聞くのも変だけど
俺2「了解致しました」
「失礼します」
一瞬で立ち上がった。
いちいち動作が素早いな。
俺2「名はブライト・アンダーソンと申します」
まあ、そうだよな
俺「次はステータスを見せてくれないか?」
俺2「了解致しました」
「それとそんなお願いするような口調は大丈夫ですよ?命令口調で構いません。」
俺としてはその堅苦しい態度をどうにかやめてほしいんだけど、それは多分お願いしてもやめてくれないだろう。
それに俺に命令口調なんかしたくない。
ピュイーン
名 ブライト アンダーソン
レベル1
HP 45
MP 5
攻撃力 20
防御力 35
魔法耐性力 25
俊敏力 30
スキル 全容量(capacity) 200
⬜︎ sssスキル 創造者 (Creator) capa使用量200
⬜︎
⬜︎
⬜︎
⬜︎
⬜︎
創造者?なんだそれsssスキルなのか。
なんか造り出すのか?
俺「どんなスキルなんだ?」
俺2「実際にお見せ致しましょう」
俺「たのむ」
すると俺2は両手で何かを抱えるポーズをとった
ドサッ
何かが落ちる音がした。
そのとたんに俺は両手に分厚い古ぼけた本を抱えていた。
俺2「この本はいわばこの世界のルールの書かれた本です、私はこの本の中身を消したり追加したりできます」
なんだそれまさしくチートじゃん。
そんな能力を持っている奴が俺だなんてなんだか自分のことのように嬉しいな.....いや自分なんだけどね。
俺2「試しに使ってみましょう。」
本になにかを書き殴っている。字を書くのも早い。
それから30秒ほどたったかな?
俺2「変え終わりました。」
俺「なにも変わった風に思えないけどなにを変えたんだ?」
俺2「大したことでは無いのですが、試しに主様が転生なされるさいに主様の命令をできないなどとほざきやがったあのクソ生意気な神とかいう野郎を存在ごと消してあげただけにございます。」
「........,」
まあ大体俺のやったことは理解できた、でも一個だけ分かんないことがある。
神ってなに?