第一話 転生
いきなりでとても申し訳ないんだけど、俺の名前は林明人。
日本人、現在高校ニ年生でもうすぐ三年、17歳、右利き、特に仲の良い友達は五人、皆俺にはもったいないくらいの良いやつばかりだ。
家族構成はお父さんとお母さんに弟が一人の四人家族、実はしょっちゅう喧嘩するんだけど...。
かけがえのない家族だ。
好きな食べ物は寿司と肉.好きな人は今はいない。
将来に不安はあるけどまあ幸せで、tha普通だ。
顔は...顔も普通ってことにしといてくれ
他は...もういいかな、取り敢えずなんでこんな自己紹介をいきなり始めちゃったのかというと、俺には分かるからだ。
今から異世界に転生してスローライフを送るんだっていうのが。
だって今俺はどこかも分からない場所にいて目の前に宙に浮いてる神々しい神さまがいてずっとぶつぶつスキルがなんだとかこれぐらいのレベルがちょうどいいだとか言ってるんだ。
明らか外国人なのに日本語なのは置いといて、ってかこう何故か言葉が分かるのもお約束か。
数々のそういう小説や漫画を読み漁ってきた俺が言うんだ間違いない、これは異世界転生ものだ。
だからこれを読んでいるであろう人に親切に説明していたという訳だ。
さあこれからチート生活を送る俺の門出を皆祝ってくれ。
....ってそんな訳ないだろ!!
そんなもん信じる信じない以前に信じてないわ!。
これは夢だ、そうに違いない。
俺こんな夢見るほど疲れてたのか、さっきお母さんと大学の事で大喧嘩したからなぁ
寝る前に考えてたことは夢に影響するのか、まあ悪夢じゃなくて良かったー。
夢の中だけでも現実逃避させてくれてありがとなマイドリームくん。
神様「お主さっきからなにをぶつぶつ呟いているのじゃ」
俺「え..」
今俺声に出してたか?
まさか心が読めるのか?
「お主この場所が夢だと思うているのか?まあそう思うのも無理は無いが、現実じゃぞ、」
俺「え、あ、その、えっと..」
神様「そう簡単には信じられんか」
俺「は、はい」
誤解しないでくれ俺はコミュ症じゃないんだ。
ただ驚きとかそれ以前にこの人が話し出したとたんになんかオーラみたいなものが大量に出てきて気圧されただけなんだ。
今全力で自分の頬ぶっ叩いてるちょっとまってくれ今目ぇ覚ますからさ。
なんでだよいくらやっても覚めねぇじゃん
「お主の考えてた通りじゃ、ここは異世界に転生する前のスキル付与とかする場所でまあ、あの世じゃな」
てか俺死んだの?生きてるけど...昔お母さんの胸に耳当てたときとおんなじ音俺の胸から聴こえるけど...頭こんがらがってきた。
どういうことだよ、やば涙出てきた。
神様「まあ混乱するのも無理は無いのお、いきなり死んだなどと言われれば、人間本当に嫌なことは忘れられるようにできてるのじゃから本当にショックな出来事じゃった、お主が死んだときは。」
「まあ、今生きていると感じられているのはワシが魂だけ回収したからとか、お主の身体を作り直したからとか色々あるんじゃがまあ難しいことはよく分からんじゃろ、勉強は苦手だったようじゃし。」
「まあ早い話あまりにも可哀想じゃから異世界転生して別の人生送ってみませんか?ということじゃ」
「で、ワシがお主の異世界での目標によってスキルを選んでやるという訳じゃ。」
「レベルの方はまだ若いし1からでもいいじゃろ」
前言撤回こりゃ悪夢だ、悪夢ってことにしといたほうが救われる。
てか最初から気づいてた、気づかないフリしてた。
だって俺の夢なら神様の姿はこんなオッさんじゃなくて銀髪の赤眼幼女にするんだもん、そりゃ気づくよ。
まあ異世界転生できるってなら俺の人生まだ続く訳だし
異世界でのスローライフも悪くないかな、今度はすぐ死なないようにしよう。
俺「えっと、まだ全部理解できてないんですけど目標ですよね考えました。」
「異世界で末長く幸せに平穏なスローライフを....
神様「まあその目標ならBランクのスキルから選んでやるかの」
俺「....なんて言える訳ないでしょう!まだ俺現世に未練ありますよ、今まで積み上げてきたものがあるんですよ。」
「多分何千年も生きてるであろう神様にはたった17年なんて全然でしょうけど...喧嘩したままでさよならも言ってないんです。」
「だから俺を生き返らせて下さい!!」
神様は心の底から驚いた様子で俺を見つめている。
「それは無理な相談じゃな異世界転生するか魂まで消滅するかの二択じゃ、今までそんなこと言ってきおった人間はいなかったのう、皆心底喜んでおったというのに」
俺「それじゃあ目標変えます現世に生き返るのを目標に異世界で生きることにします!」
神様「そうきたか、面白いのう、今まででワシが転生させてきた人間の中で一番いい目標じゃ。」
神様「それならsssランクのスキルの中から選んでやろう」
俺「本当ですか、ありがとうございます。」
神様「うーむどれがいいかの・無敵・時間停止・全属性魔法・対人遠隔操作、どれもいまいちじゃな、そうじゃいいのがあったのを思い出したこれじゃ、これにしようかの。」
「それじゃあ頑張ってくれたまえよ期待しておるぞ。」