技編:身体操作の極意〜逆突き〜
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迫真空手の突き練習はまず逆突きから行う。逆突きとは胸の位置に置いた利き手で行う突きであり、巷では正拳突きと呼ばれているが、迫真空手では逆突きについて次のような逸話がある。ある日逆突きを繰り返す熾烈な空手修行の時のこと、突きに疲れた男がこんな言葉を残した。
「突きスギィ!」「えぇ…(ドン引き)」
男は逆突きを、もっと無駄な力を抜いて疲れにくく打つことができないかを考え、遂にある境地へと辿り着いた。
「突き手の力を抜いて前の手をドン引きさせれば良いのでは(名推理)」
そして迫真空手の逆突きは生まれた。前の手を引くだけで行える逆突きはモーションが無く、腕力に背筋力(引く力)が上乗せされた高威力、猛スピードの弾丸である。おまけに相手の攻撃に合わせて前の手を引けばカウンターの完成だ。しかも力みが無いためスタミナのロスも少なくて済む。次のコンビネーションに移る際も突き出した利き手をまた引けば前の手の技が使える…こんな発明誇らしくないの?
ただ一つ欠点があるとすれば、鍛え抜かれた強靭な足腰が無ければ満足に打つことができない点だろう。回転させた上半身を支えるために膝や足腰の筋肉には多大な負担がかかるため、アンバランスなステロイドボディには無理な芸当だ。そのために朝のランニングは欠かせない。
まとめ:迫真の逆突き
利点
・前の手を引くことで突き出すからモーションがない
・背筋力をダイレクトに使える
・カウンター、コンビネーションがスムーズに
欠点
・感覚をつかむのに長い時間がかかる
・足腰の鍛錬が必要
( 鍛錬を続けなければ強くはなれ)ないです
だったら良い突き方を学んじゃおうぜというわがままなホモへの欲張りセットだと言えよう。
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