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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第二部 人間失格どころか辞めてしまった編
94/161

圧勝

聖騎士たちの一団は、魔獣や魔物に特化した戦士である。


魔獣や魔物は、アルマゲスト島の地上、人間の生活地域周辺では、ほとんど見かけない。


狩り尽くせるほどの勢力と実力を持っているのだが…。


しかし地下12階層をクリアしてきた俺にとって、その騎士団さえもアリンコと同等の強さしかないのだ。


カオスモードすら不要だ。


反射ダメージのみで次々と倒されていく聖騎士たちの一団。


しかも一撃で、2桁程度のダメージしか受けていない。


俺は倒れた騎士の顔を鷲掴みにする。


吸血のため首筋に顔を近づけるが臭いのだ。


「餌にもならんとは…」騎士の剣で首を刎ねる。


50人近くいた騎士団も、残り7名ほどになる。


いや、命を奪ったのは、先程の1名のみで、他は地べたに這いつくばっているだけだ。


ここまでレベル差があると、PKであっても申し訳ない気分になる。


折角の生贄だ、ブラッドポイントの利用方法について実験でもするか。


ブラッドポイントは、血を使った創作系スキルという解釈が正しいだろうか?


”初級、簡単なブラッド工作”というのが頭に浮かぶ。


手首を切り血を滴らせながら、そのカタログ?にあった1つを選び、「顕現せよ、ブラッドタイガー」と呼んでみる。


体内の血液と貯めてあったブラッドポイントが、混じり合うように吸い取られる感覚だ。


血の塊でできた魔獣が召喚された。


地べたに這いつくばっている聖騎士たちへのとどめを命令すると、元気よく尻尾をフリながら虐殺を開始する。


残りの聖騎士たちは、絶望のためか剣を地面に落とし、仲間たちの最後を呆然と見守っていた。


俺は、最後の7名の中に女がいることを発見する。


近づき匂いを嗅ぐ、うん、悪くないな。


必死に抵抗するが構わず、カプリと噛み付き吸血する。


シュワシュワっと炭酸飲料みたいな刺激が口の中に起きた。


聖属性が微妙な抵抗をしているのか?


面白い、残りの聖騎士たちは生かしておこう。


足の腱を切り歩けなくすると、どうせ近くにいるであろう影を呼び出す。


「こいつらを地下室へ運べ」


退魔結界を破壊するべく、仕組みと位置をカオスモードを発動させて、聖騎士から情報を抜き取る。


なるほど五芒星のように街の中でも高い建物5箇所を起点として発動する結界か。


建物の所有者などの調査を兼ねて、影達に破壊させるとしよう。


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