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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第二部 人間失格どころか辞めてしまった編
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現役だったけどさ

「あっちゃ〜、マジかよリアル3D迷宮とか、確か左とかの壁沿いに進むんだっけ?」


進むのを躊躇する。


迷子になったら、やばくね? 食料も水もないんだぞ?


あの狂った女神め…。


「そもそも2Dの迷路でも、苦手だったのに…3Dなんて大人のゲームだろう」


泣きそうになりながら、一歩々々進む。


「でも、コレマス目だからいいけどさ、外出たら? 完全オープンワールド!? おいおい、1時間でコントローラ投げ捨てたぐらいだぞ?」


ドラクエ1世代が、オープンワールドに手を出した結果である。


「はぁ…早くエルフとか、幼女とかに会いてぇな…」


うっ? ここダンジョンって言ってたな? モンスターいるんじゃね?


武器…武器…武器…何これ?


日曜朝の幼女向けアニメに出てきそうな、先頭がハート型の変身ロッドをバックから取り出した。


「おい、ふざけるなよ、あいつ本当に狂ってやがる…」


そう言えば、最初の広場に武器とかあったな。


「おい。一人か?」


きたぁぁぁっ!! 初めての出会い。 ここから真の冒険が…。


振り返ると誰もいない?


「愚か者、下を見ろ」


視線を下げると、人面犬がいた。


「わぁぁぁぁぁっ!?」


俺は、手に持っている先頭がハート型の変身ロッドを我武者羅に振る。


「そのような棒で、私が倒せるとでも?」


人面犬は男の足に喰らいつく。


その後も、無駄な抵抗をする男を、遊びながら噛み殺した。


「ふんっ。くだらぬ」と言い残すと、何処かへ人面犬は消え去った。


***** ***** ***** ***** ***** 


もうすぐ、古の無限のリーダーであるシンズキに負けて、PKが転移してくる頃であろう。


裏切り者扱いされたので逃げてきた。


PKが助けてくれると言ったけど、返り討ちさそうでウケタ。


逆に助けてやろうと思ったの。


そして来てみると、先頭がハート型の変身ロッドを見つけた。


何だろうコレ?


錬金術師としては、興味深いよね?

おっさんが狂った女神に地下迷宮ラプラスに送り込まれたのは地下7階層崩壊前です。

わかりにくいですよね、すいません…。

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