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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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探索

地下7階層は草原のステージを歩き続けて何日が過ぎたのだろう。


途中廃墟はあるにはあったが、城以外の建造物はないのかもしれない。


難攻不落の魔物・魔獣が支配する城に行ってみるか…。


すると、何処から近場で戦闘中の音がしてきた。


いつもならば、PKが目的ではないので、回避するのだが、今回は…ストレス発散。


4対3か。古の無限とエンドファミリーぽいな。


雷轟の弓で適当に狙うが、一撃で倒せないっ!?


遂にチート終了か。


間髪入れずに射る、射る、射る、射る…。


うん、完勝だな。


いつもならば、死体など興味がないので、放っておくのだが、今日は何故か気になる。


死体に近づきアイテムを拾った。


うん? アイテムを拾った?


他の階層でアイテムを拾ったことあったであろうか?


とりあえず、7名からドロップアイテムを拾う。


あれ? これ、以外と良いんじゃね? 良いアイテム持ってるじゃないか。


方針転換して、PKしまくることにした。


ガッツリ、PKしまくっちたら、幼馴染が来た。


「よう、エンドファミリーに入らないか?」


「入らない」


「強いぞ?」


「強いなら、他のギルド殲滅してこいよ」


「強さにも、相性ってあるだろう。俺はお前より強い、お前は他のギルドより強い、他のギルドは俺より強い、みたいな」


「それを逆手に取ってる俺の作戦わからない? だから勧誘はお断りだ」


「やっぱり、お前嫌いだ」


「なぁ、俺と一緒にやらね?」


「嫌だね、またいじめられる。だから俺はエンドファミリーにいる」


「エンドファミリー内でも、お前の動向は気になっているんだ。恐らくお前次第で、地下7階層は滅茶苦茶になる」


「それは言い過ぎだろ。エンドファミリーってのが一番怪しいんだよな。お前、団長、ゆい、多分他にもいるんだろうけど、胡散臭い、臭すぎ」


「誰か一人でも、地下8階層に入ったら、お前を殺しに来るからな。それが嫌ならエンドファミリーに入れ」


「もう、帰って良いよ、考えたいことがあってな、お前の相手は疲れる」

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