再び、地下7階層へ
「DT卒業したからって、毎晩、毎晩、うるさいのよ」
「羨ましいのか? お前も彼氏作れば? コジとかでもいいんじゃね? パパ許すぞ」
昔は1人で食べる朝食がBESTだと思っていたが、今では、いつもの賑やかな朝食。
朝食を食べ終わると、今後の計画を立て直す。
ギルド救ってヒーロー作戦は、失敗した。
なら、次は、全員PK作戦かな?
いや…無理だろう…気に入った奴とか増えてきちゃったし。
「ゆい」
「何よ?」
「ちょっと、1人で、地下7階層見てきて良いかな?」
「勝ってに、行けばいいじゃない」
「うっ…、冷たい…悲しすぎる…」
俺は、ゆいに襲いかかる。
何故か、襲われると抵抗しないゆい。
次、いつ会えるかわからない。やってしまおう。
ゆいを裸にする。
「ちょっと、ここで…変態なんですか? もう、あっちでやってよっ!!」
叫ぶ、さくらを無視して…。
「ゆい…愛しているよ」
「…うん」
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地下6階層から地下7階層への入り口は、全部で10箇所ある。
古の無限リーダーシンズキさんとの戦い以降も、たまに来ていたので、出入り口も、好きなところを選べるまでになった。
地下7階層は草原のステージ、別名城のステージ。
地下8階層へ行くには、6つある城を全て単一のギルドが治めること。
古の無限が2つ。
エンドファミリーが2つ。(クリスタルGから1つ引き継いだ)
スターライト(血の同盟)が1つ。
難攻不落の魔物・魔獣が支配する城が1つ。
これが俺の知っている情報だ。
そして、マジックアイテム収集をするべく、どこか良い場所ないかなと、適当に散歩する。
地下7階層は、全ギルド間での戦争状態だ。
PKされても文句は言えまい…あれ? ギルド同士だとPKがOKっておかしくね?




