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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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ガールズトーク大好き団長

クラリスはゆいと打ち解けることに成功するが、常に死と隣り合わせの俺達と一緒にいては、精神が持たないと言い出す。


「お姉ちゃんPKしようか?」とさくらが本気で言い出したときには飲んでいたコーヒーを吹いた。


「偉いぞ、さくら」とゆいが頭を撫でる。


「だ、大丈夫か?」と一般的な意見を俺に求めるクラリス。


そして、ゆいがクラリスを地下6階層にある暁の塔まで送ることとなった。


「俺も行こうか?」と言ったが「さくらの修行が優先っ!」とゆいになぜか怒られる。


現在、俺は各階層でステータスアップ付きの装備を集めている最中だ。


「ねぇ、ゆいお姉ちゃんが作った装備の方が性能良い気がするんだけど?」


「そんなの知ってるわっ!!たがな、ゆいにお願いすると狂った見返りを要求される」


「例えば?」


「お前だ、さくら」


何かを察したさくらは、「どんな装備で、私?」と言い出した。


「このちょっぴりHPと回避率が上がる腕輪だけど?」と見せてあげた。


自分の価値がこの程度なのかと涙するさくらだった。


さくらの実力高く、チートスキルなどを持たない連中では、まず勝てないだろう。


さらに、ゆいが作成したチート装備を持つさくらは、多数相手でも引けを取らない。


「今日は、ここで野営だな」


地下4階層の廃墟エリアなので、あまり野営をしたくないが、また他の階層からここまで来るのがだるいのだ。


「今度、おねえちゃんに、転移効果のあるアイテム作ってももらってよ」


「嫌です。さくらが自分で頼めよ」


「……無理」


夜は冷える、焚き火で暖を取る。


さくらはもう寝てしまったのか、おとなしい。


ちょうと良い背もたれを発見すると、俺も寝ることにする。


焚き火から、パキポキとした音がする以外なにも聞こえない。


「ねぇ…ゆいお姉ちゃんのこと、好きじゃない?」


「ガールズトークか、恋バナには興味ないな、寝ろ」


「じゃ、私は?」


「そういうのが面倒だ」


「私は、大好きですよ、ガールズトーク」


突如現れたサーカス団団長。


咄嗟に雷轟の槍をサーカス団団長に投擲するさくら。


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