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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
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スタート地点

地下1階層は薄っすらと光を放つ石壁の迷宮ステージだ。


そして、ここは迷宮入り口である。


「ここだ、ここ。 ここからスタートしよう」


俺が懐かしんでいると、入り口から、数名の新人さんが入ってくる。


「な、なんだここ?」


「い、いたぁーい」


初々しい姿を見ながら、考える。


「なぁ、ゆい。PKすっか」


雷轟の弓を構え狙いを定めると、新人さんたちは、怯えて始める。


「痛くないよ…多分…」


魔法の矢が放たれたが、身を挺して新人さんが達を守る英雄がいた。


しかし、魔法の矢を追い抜いて、貫かれたということだよな?


どんだけのスピードだ?


俺は、英雄さんがきた方へ向き直すと、そこには…。


「プラリア…」


「お久しぶりです。会いたかったです。そして教えて欲しかった…。なぜ、あなたがPKなんですかっ!!」


複数の魔物を従えるプラリアは、とてもご立腹の様子だ。


現在プラリアは、血の同盟に加入し、日々、迷える新人たちを保護しているのだという。


「今、迷いなくPKしようとしましたよね…」


「言葉に出すと、偽善っぽいのよ、いい? この弱肉強食の世界で、生き残れる確率がどのぐらいあるの? 生き残ってどうするの? なら早めに死んだほうが幸せってこともあるでしょ?」


「あなたは誰ですか?」


「やめろ、プラリア」とシーズが現れた。


「お久しぶりです、地下3階層では、会って頂けませんでしたね」


「ということは、血の同盟のリーダーって、シーズ?」


「はい、訳あって、偶然ですが、”栄光の絆団”に加入させてもらいました。そのときプラリアと出会い、恋をして…。そして、あなたにプラリアの命を救って頂きました」


「そうだったか?」


「はい。ですから、あなたにプラリアと同じく聞きたかった。いや、お願いがあります。俺達のギルドを守って頂けないでしょうか?」


「うん? でも、どうして俺がPKって知ってるの?」


「あれれ? 言ってなかったかな? エンドファミリーが各ギルドに通知したんだよ」とゆい。


「まじかっ!」


「でも、俺入れても、お前が批判されるだけじゃね?」


「そ、それは…」


「まぁ、無理すんなよ。お前のところは狙わないようにするからさ、多分」

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