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孤独のPK、ほくそ笑む  作者: きっと小春
第一部 人間失格してますか?編
43/161

かっこ悪い

緊急避難が頭に浮かぶが、俺のゴミのようなプライドが拒否する。


損切りできないやつは駄目なやつなのだが。


次に、絶対魅了の選択を考えたが、地下6階層で2回、そして地下7階層で幹部に1回使っていたのだ。


魅了した幹部一人では、この魔獣の数に対処しきれないだろう。


ゾーン凍結を発動し、大体の魔獣を氷漬けにするが、トリ魔獣と、更に召喚された魔獣達、そしてエンドファミリーの雑魚キャラが使っていた奥義的な火力を誇るスキルを数名の幹部たちが放った。


HP :0 / 12,750


初の敗北である。


*****

**********

***************


俺が、復活ポイントに指定していた場所、それは地下1階層、迷宮入り口だ。


だがパッシブスキルの”復活ポイント”の理解が完全でなかった。


死亡時すぐに意識が戻ると思っていたのだが、そうでは無いようだ。


起きてからゾッとしたのだが。


迷宮入り口に俺に恨みがあるやつが来ていたら、ゲームーオーバーでしたよね?


「俺が負けて、復活するのを見て、自力で地下1階層、迷宮入り口まで来てくれたと…」


「うん、すごく最低な選択で負けてたよね? ウケタ」


「で、ここは何処なの?」


「地下3階層、湖のエリア」


「そうか、静かだな」


「あっ? でも水晶壊さないと、お前らのギルドに見つかるだろう?」


「壊したし、もう別ギルドだよ、いや、もうギルド追い出されてる」


実物のゆいを見るのは、これで二度目だ。


「でも、いつの間にか、おっさん臭くなったね」


「おい、知ってて言ってるだろう?」


「地下3階層って、人とかいるの?」


「うん? いるよ。”血の同盟”のホームタウンだよ」


「なんか、そんなのあったな」


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